【表紙作成】ヒアリングの難しさ……!【実績のご紹介⑦】

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デザイン・イラスト
こんにちは、サカトと申します。
この記事は、私が出品している「表紙作成」のサービスをご依頼いただいてから、実際にどのように進めていくのかを、これまでの実績を振り返る形でご紹介していくシリーズの第7弾です。

今回はこちら。A6サイズの小説本です。
名称未設定.jpg

こちらは先日ご縁をいただいたばかりの案件です。
どの案件もそれぞれ印象に残る点というのはあるのですが、こちらは「ラフと本製作とで大幅にテイストチェンジした」ことが印象的でした。

と言うのも、こちらは「少女漫画のようなふんわりとしたテイスト」がお好きということでご要望をいただいたのですが、
同時に「カッコイイ要素も欲しい」とのことだったんです。
それはもちろん、収録されるお話からのインスピレーションだったのですが……つまるところ、私の方で「かわいい」と「カッコイイ」配分を取り違えてしまったんですね。

ほしのさま_A案.png

ラフはこんな感じでした。恥ずかしいので小さく載せます笑
ご覧になった依頼者さんは、きっとさぞかし驚かれたと思います……!

しかしながら、辛抱強くヒアリングにご協力くださり、
「もっとカワイイの割合多めにしてください!」
「それなら色はもっと淡くします! 柄で言うとこんなのとかでしょうか?」
というような感じで、お互いにラフを見つつ、再度イメージのすり合わせを行いまして、無事に完成させることができました。


「ラフと全然違うものが上がってくるなんて、大丈夫なの?」と、不安に思われる方もいらっしゃるかも知れません。
そう思われるのも、無理はないと思います。
しかし今回のように、ラフを踏まえて、そこから方向性をより明確にしていく、というやり方になることも、実は少なくありません。

私の場合、小説書きさんにご依頼いただくことが多いせいか、皆さま素晴らしい表現力で伝えてくださるのですが……それでもやっぱり「イメージ」や「雰囲気」みたいなものを言葉でやりとりするのって、すごく大変だと思います。
ですからラフの段階でほとんど完成に近い状態までお作りする場合もありますが、頭の中のイメージとの比較対象として、ラフがあった方がスムーズに進む場合もあるんですね。

そのようになっても大丈夫なよう、多くのデザイナーさんがそうなさっているように、私も下記のように段階を踏んで進めていくようにしています。

ヒアリング→ラフ→本製作→(リテイク→)完成

都度のご連絡になりますから、原稿でお忙しい中お時間を頂戴することにはなるのですが……
皆さまいつも快くご協力くださり、ご満足いただける表紙をおつくりすることが出来ている(はず……!)ので、私は本当に依頼者さんに恵まれているなあと思っています。ありがとうございます。

オチが自慢のようになってしまいましたが笑
今回は以上です。

10月末までのキャンペーンも、残り1週間程度になりました。
お申込みが今月中であれば、納品は来月以降でも対象になりますので、お悩みの方はぜひ、この機会にご相談いただければと思います。
こちらでは引き続き、自己紹介やサービスの紹介欄には書き切れない、少し踏み込んだところまでサービスや実績をご紹介してまいります。
ご依頼をご検討なさっている方の参考になれば幸いです。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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