YouTube動画広告のシナリオ例

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ビジネス・マーケティング
現在のYouTube動画広告では、頭の6秒で「私に関係ある内容だ」(他人ごとではなく、自分ごとだと直感する)と思ってもらえないと、すぐにスキップされます。

以前のPR動画が、ある程度イメージやストーリー性を重視しているのとは違い、YouTube動画広告のような短編作は最初の数秒で視聴者(ユーザー)を引き留めなければなりません。

次の例は、私が勝手に考えた架空のセールス動画のシナリオです。商品は自宅運動用の「トレーニングマット(ヨガマット)」です。

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『みなさ〜ん、昨年から続くコロナ禍の中、“自粛太り”していませんか?』
→してるしてる!(私のことだ・自分ごとだ)

『おウチでゴロゴロ…一日中、テレビを見たりスマホゲームで遊んだり…テレワークによる巣ごもり生活で外出が減り、運動不足になりがちですよね?』
→うんうん、まさにその通り!(共感)

『そんなあなたに今こそオススメしたいのが、この「おウチトレマット」です!』
→へえ〜どんなのだろ?(商品に興味がわく)

『「おしり筋トレ」や、「足下ろすだけ腹筋」など、今話題のトレーニングもラクラク!』
→あ、気になってたエクササイズ!(使用感をわかりやすく)

『ではここで健康管理の専門家である、小林先生にお話を伺いましょう』
小林先生「加齢や運動不足によって筋肉が衰えると、免疫力が低下し、体全体の抵抗力が弱くなる…」
→専門家の意見(権威性・説得力)

『たっぷりサイズでありながら柔らかい素材ですので、使用後は折りたたんで家具と家具の隙間に収納できます。
トレーニングメニューを詳しく解説した冊子とDVDが付いていますので、運動が苦手な方もすぐに実践できます。これで運動不足を解消し、イキイキとした毎日を過ごしましょう!』
→商品のメリット・ベネフィット

『本日お申し込みの方に限り、お値段は¥12,000!』
→緊急性・希少性をアピール

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まさに「テレビショッピング」のストーリー展開です。
でも、このパターンって、ずっと昔からある構成ですよね?なんで今だに使われてるのでしょうか?
それは…マーケティング的に「売れるシナリオ」だからです!
人間が物を買いたいと思う心理は、昔も今も変わりません。だからテレビショッピングはマンネリと言われようと、ずっと同じ「型」を使ってるんですね。
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