センチメンタルな愛は身を滅ぼす

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「センチメンタルな愛」とは、愛が、現実の他人にたいする現実の関係において経験されるものではなく、もっぱら空想のなかで経験されるということである。

つまり、ドラマや映画、アニメなど現実では起こりえない恋愛に固執してしまい、現実の恋愛をないがしろにしてしまうという意味です。

皆さんの周りにもこのような人がいるのではないでしょうか?

このタイプの愛のもっとも一般的な特徴は、映画や、雑誌の恋愛話や、ラブソングの愛好者たちが経験する、身代わりの愛の満足感に見られます。

愛や合一や親密さへの満たされぬ欲求は全て、そうした娯楽作品をむさぼることで満たしています

これはパートナーがいる人たちに限らず、独身の人にも強く見られています。
スクリーンや紙媒体で描かれているラブストーリーには心のそこから酔いしれてしまい、現実の人間どうしの関係となると冷え切ってしまうのです

現代人は「いつ」を生きているのか


フロムはセンチメンタルな愛に陥るもう一つの側面は、「愛を時間的に抽象化する」と述べている。

つまり、夫婦やカップルは自分たちの過去の愛の思い出に涙したり、
実際にはおたがいに飽き始めているのに、将来きっと最高の愛の瞬間が訪れると夢見ているという事です。

現代人は過去か未来に生き、現代を生きている人はほどんどいません。
現代を生きれていない人には、本当の愛や社会的成功はほとんどありえません

スティーブ・ジョブズ、ホリエモンこと堀江貴文、孫正義の3人も同じことを述べているYouTubeがあるので、ぜひご覧ください。

より詳しく学びたい方は、こちらの方をよろしくお願いいたします。



当記事は、私が行っているAmebaブログ「進撃のマナブ」から引用したものです。
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