適応障害と診断が出るまで。

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こんにちは。あやこです。

2013年、私は新卒で入った会社でうまいこといかず、適応障害という病になりました。ポケモンのひんしの状態みたいな感じで、常にピコンピコンと、HPがギリギリな状態になっちゃうような病気でした。

けど、休んだら意外とすぐ治りました。そして、次の会社でなかなかハッピーに過ごしまして、更なるチャレンジを求めて2021年から転職します。

Twitterを見てると、適応障害で悩んでいる人が結構いらっしゃる印象です。


特に適応障害に今悩んでる人は
思えないかもしれないけど、私みたいに適応障害のての字も忘れて幸せにやってる人もいるよってことを、
わたしの事例をちょっと読んでもらえたら!って思います。

新卒入社して最短で昇格


私が適応障害になるきっかけは新卒で入る会社なのですが、最初からつらかったのかというと、そういうわけではありませんでした。

アパレル会社で店舗スタッフとして働いていたのですが、楽しくて楽しくて、覚えることも辛いこともたくさんありましたが、同期入社100名中10人くらいしかいない、最短での店長昇格をすることができました。

最短で昇格できて私の自己肯定感はMAXです。
次はエリアマネージャーに最短でなるぞとか思ってたんですが、いざ店長になってみたら仕事が全然できなくて。

わたしは昇格に向けて頑張りたいのに、成果も何にも出せなくて、徐々に自信を無くしていきました。

自信を無くすと、
スタッフと関わるのが怖くなって。

この指示でいいのかな?
大丈夫なのかな?

動けなくなっていきました。

成果も全然出ず、どうにか取り戻したくて、
深夜2時とかまで仕事をして、朝5時とかに起きて、そんな生活を続けてました。

上司とのやり取りで瀕死に


そして、成果も出ない辛い状態だったのですが、更に上司とのやり取りでメンタルが完全に逝ってしまいました、、

当時はまだ働き方改革とか、電通の事件とか、そういうのがない頃で、怒鳴る上司がどの会社でも多かったと思います。私の当時の上司も間違いなくそれでした。

休憩室ですごく大きな声で怒鳴られたり、
帳票を地面にバーン!と投げつけられたり、
社用携帯にすぐ出ないとお店に電話がかかってきたり、(そんなに緊急じゃないのに…
私の店舗の悪いところをエリアに共有するのはいいんですが、50通くらい連続で写真と一緒にメールが送られてきたり
お酒が入ってる時におっパブか何かに二次会で来ないのは何なんだと殴られたり、
お酒が入ってる時に私の携帯の電話帳見て電話かけたり

今なら分かります。
上司も上司で私をどうにかしないといけない責任があって、
新卒で何もわからないし仕事できない私と、上から求められることの乖離に、こういうコミュニケーションを取るしか解決策が見えなかったんだと思います。

会社という閉鎖空間で、私は上に上がりたい気持ちはまだあり、そうなると、上記のことも全て「自分がいけないんだ。変わらなきゃだめなんだ」と、自分を詰める考えにどんどんなっていくんですよね。

でも、自分の中の常識は叫びます

こんなに怒鳴るのおかしいよ!
物投げられて、殴られて、それでも頑張るの?
酔ってたって二次会行かなかったら殴るなんて
絶対おかしいよ!

そう、おかしいんです。

おかしいって分かってるのに、頑張らなきゃいけない。

そこからだんだん体にも異変が現れ始めました。

最初は食欲が無くなった


最初の異変は食事でした。

「あれ、今日何も食べてなくない…?」
と夜になって気づくくらいに、食欲が無くなっていました。

食べることがあんなに大好きで、ちょっとぽっちゃりしていたくらいなのに、全然食べられなくなり、2週間で8kg痩せ。全然健康的じゃないですよね。

食べても全然ものがおいしくなくて、お肉は無味のグミみたいな感じ、魚は臭い、野菜は食べんのがめんどくさいで、一日唯一食べてたのがブラックサンダー2個とかでした。

そして、睡眠不調、自殺願望へ


食欲の次は睡眠でした。

もともと寝付きが良い方だったのですが、起きることができなくなりました。休みの日だと一日布団から出られないことも。

コンビニに食事を買いに行くことも面倒なので、食べられず、食欲も出ずで、負のスパイラルです。

さらに、高所や電車のホームに行くと高確率で「死にたい」と思うようになりました。

他のことを考えていても、「死にたい」がニョキニョキっと顔を出すんです。そして、私の頭の全てを支配してしまうんです。

自分が別の人になったような、不思議な感覚でした。

病院に行くきっかけは涙と過呼吸


もう食欲に睡眠、自殺願望の時点で完全にアウトなんですが、まだ昇格したい的な思考があったため「体の異常は甘え」と自分に鞭打って仕事をしてました。ほんとに異常です。

ただ、最終的にもうあかんと思ったのは、

出勤する前、用意をしてたら涙が止まらなくなり、それも無視して家のドアを開けようとしたら過呼吸になったこと。

私の体の蝕まれてない部分は、多分必死で私が出勤することを止めてくれてたんですよね。

それで、「あ、私もう限界なんだな」と感じ、出勤を急遽やめて精神科に行きまして、「今までよく頑張ったね。適応障害かと思います。とにかくすぐに仕事から離れてください。」と言われ、休職。一回復帰しましたが、やっぱりもう厳しくて、退職しました。

環境から離れたら、びっくりするほど良くなった

適応障害って原因がはっきりしてるので、(私の場合は仕事)そこから離れるとびっくりするほど良くなる人が多いみたいです。わたしもそんな感じでした。

もう今のご時世なかなかいないと思いますが、怒鳴る上司がいない世界にうつるだけでも、だいぶ気持ちは楽になりました。

今では、当時の経験も愛おしいですし、あれだけ色々あった上司のことも許せるくらいです。

その経験から、今の活動(マイノリティさんのオアシス活動)をはじめられています。だいぶイキイキできてると思ってます。

経験から、苦しんでいるあなたへ


わたしから言えることは、ただひとつ。

原因になってるものから離れるとだいぶ楽になるよ!

離れられないなら、ゆっくりどうしたらいいか考えましょう。(話は変わりますが、わたし、親ともうまくいかず、無理矢理絶縁した経験とかもありますwわたしはそういう選択もありだと思います)

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