3月、4月の時期というのは事務所移転が1年の中で特に多くなる時期です。
新たな気持ちで移転後の事務所に行く、改装後の事務所に行く
とてもワクワクしますよね!
デザインは良く、従業員の反応も良い!
よしこれでよりコミュニケーション活発になるだろうと思ったら、
実は実用性が全然考えられておらず、
使い勝手が悪いみたいな話も仲介会社で働いていると正直よく聞きます!
これは事務所の内装デザインに慣れていない会社が
お客様の要望通りにだけ内装工事をしているときによく見られます。
事務所の内装業者選びは実はとても重要で、
ここを間違えると大変な費用が掛かることがあります!
そんな間違いを起こさないように、内装業者選びの際に気を付けて頂きたい点をいくつかピックアップします!
1つ正直に話すと私に相談してもらえればだいたい良い会社は紹介できます。
ただそうではなく自分で探したいと思っている人向けに書きたいと思います。
1. 事務所の施工実績が多いか
会社のHPや会社概要の説明に使用されている資料に施工実績が多く
掲載されているか確認しましょう!
事務所デザインに慣れていない会社にお願いすると、
色んなところで問題が起きます。
デザインもこちらが言ったことしかせず、新鮮なデザインの提案などは
あまりないと思ってもらった方がいいです。
【失敗例】
■実用性のないレイアウトで提案される
■消防法に引っかかる内装デザインをされており、
すぐにレイアウト変更が必要になる
■家具やネット配線などの発注が遅く
入居時期が大幅に遅れるなど
気を付けるポイント!
・施工実績が多いか
・実績に掲載されている写真が綺麗かどうか
・小さい会社なのに大手会社の施工実績ばかり掲載されている
※下請けに入っているだけでも施工実績に入れている会社もあるので
写真の綺麗さや実績の写真から業者に話を振って、
ちゃんと深くまで関わって施工されたものか確認しましょう!
2. 代表者やデザイナーの経歴をチェック
大手内装会社を選ぶ場合はたしかな実績や多彩な経歴を持った方が多いと
思うためお金をかけれるのであれば大手にお願いすれば良いと思いますが、
特に中小企業だと見極めは難しいですよね。
内装デザインで信頼されるにはその実績の多さが信頼に繋がるため、
しっかりとしている方は、
経歴や実績などは必ずHPや会社概要には載せます。
その経歴をしっかりとチェックしましょう!
・以前働いていた会社が店舗だけを専門的にやっているような会社ではないか
・IT系の会社出身者で案件だけ取得し、案件は他の会社に振るようなところではないか
この辺りをチェックしましょう!
何度も言いますが、事務所に慣れていない会社、人に頼むと
本当に思わぬところで問題が起きます!
住宅と事務所では全く違います、
店舗と事務所でも違いますので、あくまで事務所の実績があるということ
だけに注目して業者を選びましょう!
3. 建築業の許可を取っている会社か
こちらもHPを見ればすぐにわかる点ですが、
取っていないと100%ダメかというとそうではないかもしれません。
ただ考えてみてください。
建築業の許可を取っていないと、工事の施工に関しては下請け会社などに
頼むことになります。ということはデザインの提案はできるが、
施工はしない会社です。
毎回施工業者に発注し、日程調整し業者の日程に振り回されます。
事務所デザインの会社として大きくなろうとしている会社が
このような手段を取ると思いますか?
思わないですよね。
そのため建築業をしっかりと取って営業している会社か確認しましょう!
いかがだったでしょうか。
1. 事務所の施工実績が多いか
2. 代表者やデザイナーの経歴をチェック
3. 建築業の許可を取っている会社か
上記の点に注意して内装デザイン会社を選びましょう!
何度も申し上げますが、業者選びを
間違えると以下のようなことが起こる可能性があります!
■実用性のないレイアウトで提案される
■消防法に引っかかる内装デザインで施工されており、
すぐにレイアウト変更が必要になる
■家具やネット配線などの発注が遅く
入居時期が大幅に遅れる
■施工に関して色んな下請け会社を経由している分
内装費が高くなる
■クロスやカーペットの施工が雑で全体的にダサくなってします
会社の一大イベントである、事務所移転やレイアウト変更。
そのイベントを失敗させないためにも業者選びは間違えずに
慎重に選びましょう!