生き甲斐のなかった人生に、心の変化が起きたことで自身の可能性を生み、今では生き甲斐を見つけて退屈しなくなった物語

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ここからお話しするのは、私が人生を変えるために何をしたのか。どんな行動、思考、心のケアをセルフでしてきたのか。
具体的にお話しをしていこうと思います。
が、その前に勘違いしてほしくないので先に伝えておかなければいけないことがあります。
私にとっての人生の変化とは、月収100万稼いで脱サラをすることや、異性に超絶モテるようになってウハウハと遊ぶことではありません。
私自身が自分の良い部分、悪い部分を含めて好きになり、自分の可能性は他人からではなく、私次第で変えられると気づけたことです。
これに尽きます。
結論から言うと、私の人生を変えたのは自身の心をコントロールできるようになったこと。
心のコントロールをすることで、行動、行動意欲、思考、メンタル、感情、心のセルフケアを自身で行うことができる。つまり、何かの目標を達成するために必要な下準備が揃うわけです。
ノウハウだけをつぎ込んでも、実際にそれを最後までやり切れる人って、8割もいない。
それだけ、結果をだして、そのあとも結果を出し続けるというのは難しいことなんですよね。
結果をだすためには、ノウハウを扱うだけではなく、自身をコントロールできるかが最大のカギになります。
YouTubeでダラダラ過ごしたり、ゲームをしたり、今本当にやるべきことは何か。
今やらなくてもいいことは何か。
ちゃんと把握できていますでしょうか?
メリハリをつけて、この線引きができるのもコントロールできるからです。
人はだらけてしまうし、そう生きたいって自然に思ってしまうものです。
とは言っても、当時はそんな自分の理想で憧れの姿になんかなれるわけがないと本気で思っていた。
私は元々、少し激しい運動をすれば発作が起き、そうなると即入院するくらい酷い喘息もちでした。
満足に運動もできない。
母子家庭で裕福でもなかったですよ。
水泳を習えば喘息が治ると聞いたことがありましたが、当時は水泳を習いに行くお金もなかったんですよ。
あとから聞いた話、当時は家族6人で母の給料14万円ほどと、祖父母の年金で生活していたらしい。そういうこともあって、かなづちであること。
運動音痴であることが恥ずかしくて、すごく嫌だったし、ツラかった。からかわれることもしょっちゅうあった。
楽しそうに泳いで、楽しそうに野球やサッカーをしている人たちを半目になりながらも見て羨ましいと思っていた。
その反面、表には出さなかったが妬みの感情が強かった。
「なんで私はこうなんだ?」、「なんであいつらはあんな上手くいくんだ?」そんな感情がずっと頭をグルグルしていた。
が、最後には私の人生なんてこんなもん。
自信は無くなり、いつの間にかそういう考えでおさえ、自分に期待をしないようになった。
やっても上手くいかないってわかっている。また落ち込むのも目に見えているから。
正直ツラいし、心がしんどくなるじゃないか。
なら、余計なことはせずに自分が今楽しめることをするのが何だかんだ言って、1番幸せだと思ったんだ。
そう思っていたんだ。
だけどある日、私の家に1つのエレキギターがあった。
音楽に全く興味のなかった私は、最初それをみて兄のものだとすぐにわかった。
普段目にしないものだったから、ついつい興味をもってしまったんです。
カーペットの上に置かれたエレキギター。
音ってホントに鳴るのか?と疑問に思いながら人差し指の爪で1番太い弦から1番細い弦までゆっくりはじいてみた。
「ジャララ~ン♪」
ホントに鳴った。
音名とかはわからない。
だけど、音が鳴ったことに少しの驚きと感動をしたのは今でも覚えている。
そんな時だった。
後ろから兄の声が聞こえた。
ビックリしてすぐに後ろを振り向いた。
目が合って、そんな兄から一言。
「弾いてみる?」って。
正直迷った。
なぜって、どうせ弾けないからだ。
練習して弾けないなら、その時間を好きなゲームに使うほうが楽しいと思ったから。
何回も口にしたり、心の中で思った,,,んだけど、どれだけ強く否定しても内心はやっぱり変わりたいと思っていた。
喘息だからかなづち、運動音痴。自信が無い。
勉強も中の下。
特技や趣味もない。
こんなことを言い訳に動こうとしない自分を変えたいと内心は本気でずっと思っていた。
私の人生なんだから、もっと心から楽しいものにしたい。
毎回毎回ウジウジしているのをやめたい。
バカにされて、イジメられるのがツラくてしんどいなら、何も言わせないくらいに変わってやろうって、自信をもって堂々と言える男になりたいと思った。
この1つの理想を絶対叶えると決めた。
ラストチャンスだと思って。
その日から、まずゲームをすることをやめた。
その時間も全てギターの練習に変えた。
毎日少なくて2時間、多くて6時間ほど練習に費やした。
自分に向けて決めたことだから、尚更嘘をつきたくなかったんだ。
「無理」、「弾けない」と思っても、ひたすら練習した。
自分が今できることに精一杯まず力をいれた。私は今マイナスな状態。
だからめちゃくちゃ簡単なことでも、できたなら喜ぶようにした。
その1つ1つの小さな成功体験は、今まで感じたことのなかった気持ちにさせてくれた。
1つ簡単なことができると、次のこともできるんじゃないか?と自然に思えるようになってきたんだ。
こんな気持ちになるのは正直初めてだった。
嬉しい気持ちも強かったが、それ以上にとてつもなく強い気持ちもあった。
楽しいと思えたことだ。心の底から。
やっていて気持ちがいいくらい。ずっとやっていたいと思えるくらい。
そのくらいワクワク感が止まらない気持ち。初めてだった。こんな気持ちになったのは。
ゲームを楽しむのとは違った感覚。
今まで逃げてきた自分が初めて自分で決めたことを成し遂げることができた。
正直実感したあの時は泣きそうだった。悔しくて。
でも頑張っても何も上手くいかない自分がすごく嫌で。全部諦めていたのに、ここにきて初めて納得のいく成功体験を得ることができた。
私でもできた。
小さな成功体験の積み重ね。これが大きな成功体験に繋げることができたんだ。
やればできる。
この経験が私の人生をここから更に大きく変えた。この流れや方法を覚える。
ここまで来ることができたこの流れを。このやり方を次にも活かせれば、また成長できるんじゃないか?と。
自分にもう嘘はつかない。
嫌な部分は変えることができる。これを知れただけで私は変われたと思った。
悲観的になることはもうない。
実際、私はこの経験をしてからネガティブになることがなくなった。
上手くいかないことがあっても、改善できると知ったから。
体力づくりでの喘息の改善。
私はギターでの経験を得てから、体力づくりを始めた。少食で身長が170cmに対して体重が47㎏の超ガリガリだったんだ。
これじゃ、理想の細マッチョにはなれない。
だから、ソフトテニスとランニングと筋トレを始めたんだ。初めからとばすと私の体ではもたない。
だから、これもギターでの経験を活かす。
小さな成功体験を得る。
細マッチョは私の体の理想だ。必ず叶えたい1つの理想。私ならできる。もはや確信を得るほどに自信をもっていた。
ソフトテニスは、何か1つでもスポーツができるようになりたいから始めた。
腕立て伏せ30回。腹筋30回。背筋30回。
ランニングは呼吸のコントロールができるようにするための走り方を覚える練習。
これを週4日続けた。
成功体験の感覚を覚えたからか、初めの頃に比べると苦に感じなかった。
むしろ理想の姿になれると思うと逆にワクワクしかしなかった。
なりたい姿を想像するのは大事だ。
それがあるから、どんどん行動意欲が高まってくる。
上手くいかないことがあっても理想の姿に対する想いが強ければ何度でも立ち上がることができる。
そして、私は1年8ヶ月か、2年に満たない期間で理想の細マッチョになることができた。
そしてもう1つ嬉しいことがあった。
それは喘息がでなくなったことだ。これは本当に嬉しかった。
今までは無理な運動をするだけで発作が起きていたのにこれがでなくなったんだ。
これは現在もそうです。ここから私はどんどん成長することができた。
ギターを人に教えたり、バンドでの掛け持ちをお願いされるほどに頼られる存在になれた。
今でも仕事をしながら、ギターを教える立場になることができた。
最初の頃に比べると、ホントに人は変われるんだなって今ならわかる。
あのとき、諦めずに行動したから今がある。
人は心から変われるんだと身をもって体感することができた。ここまで続けることができたのも、嫌な生き方をやめて、理想を掴みたい想いが強かったからだと思う。
そして、私がここまで結果をだして思ったことは。
わがままになってもいいんだなってこと。
人に迷惑をかけるわがままではない。自分の思うことを素直にだしてもいいんだってこと。
自分のため、家族のため。友人のため。彼女のため。相手を助けたい。自分を幸せにしたいと思うなら、まずは自分の心を助けてあげるといい。
痛みを取り除いて、心のコントロールができるようになれば、気持ちに余裕をもって相手のためにも、自分の幸せにも尽くすことができるから。
片方がしんどい目にあうなんて嫌でしょ?やれるなら両方ハッピーがいいじゃないですか。
そうなりたいなら、理想に対して強い想いをもつといいよ。
絶対叶えたい。ツラくなっても、今頑張ればその理想が手に入ると思うとワクワクするくらいのこと。
初めから上手くいくことなんてそうそうない。レベルを下げて恥ずかしがらずに、自分が今できることから始めてみるといいよ。
そこで得られるほんの小さな成功体験を何回も経験して喜んで。自分でもできたって感じることが大事なんだ。
成功体験を積むことで、自信がついてくる。
その自信が新しいことにも繋げてみようと自然に思えてくる。焦ったらダメだ。
丁寧に自身の心の核を作り上げることで心を変えることができる。嫉妬や悔しい気持ち。
これらマイナスの感情をプラスの感情に変換して、行動意欲の材料にできるくらいの心のコントロールができるだけでも人生って変わるよ。
だから、まだ諦めるのは早い。
やれることなんてまだまだある。まず、本当はどうなりたいのか。そこから考えてみて。
理想の生き方。「こんな風に生きてみたかった」大きな理想でもいい、それを小さくして叶えることだってできる可能性があるから。
そして、それを叶えるためには何が必要なのか。今何ができるのか。何ができないのかを把握してみて。
ここまでこられたら、今度はできないことをできることに改善するために小さなことから取り組んでいくことです。
大きな事や難しいことから始めると、それこそ落ち込んだり挫折に繋がってしまいますからね。
小さなことから取り組み、小さな成功体験を自身の体と心で感じることで嬉しく感じ、ほんの少し自信がつきます。
これを繰り返しながら、徐々に難しさのレベルも上げていきます。
この取り組みをすることで、小さな結果から大きな結果を作り出すことができます。
最後に、これを覚えておくとズッシリした心が軽くなりますよ。
あなたはあなた。
他人は他人。
今は他人と比べることではなく、あなたが以前のあなたと比べてどう変わったかが大事です。
他人と比べてツラくなるなら比べる必要はない。少し前を歩いている理想のあなたの背中を追いかけてください。
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