自分の【特性】を理解していますか?

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孤高に自分らしく生きるためには自分のパーソナリティ特性(性格)を理解することが必要です。(パーソナリティの概念は多種多様です。ここでは「パーソナリティ=性格」とします)

 自分らしい生き方とは、自分のパーソナリティに合った生き方とも言えるため、自分のパーソナリティを理解することは、自分らしく孤高に生きるためにはとても重要となります。



心理検査で自己の特性を理解する

 心理検査等で自分のパーソナリティ特性を理解しましょう。

 心理検査は血液型による正確診断や占いといった科学的根拠に基づかないものとは違い、心理学者等の専門家によって研究開発された信頼性の高いものです。

 自己のパーソナリティ特性を理解できているかどうかは、QOL(人生の質)の向上に大きく関係しています。

 科学的根拠があり、信頼性・妥当性が高いものを選択して検査をし自己のパーソナリティ特性をしっかり理解しましょう。

 もし自分の特性をより正確に理解したいならば、公認心理師や臨床心理士といった資格を有する専門家に、心理検査・生育歴・育った環境などを元にアセスメント(見立て、査定)してもらうのが良いでしょう。


パーソナリティ検査の種類

 自分のパーソナリティ特性を理解するための心理検査には、どのようなものなのかを見ていきましょう。


ビッグファイブ理論に基づくパーソナリティ検査
 「ビックファイブ理論」とはパーソナリティを5つの因子で測定する検査方法で質問紙法による検査となります。

NEO-PI-R
 「外向性・調和性・誠実性・開放性・神経症傾向」の5因子からパーソナリティ特性を測定。

FFPQ
 「外向性・愛着性・統制性・情動性・遊戯性」の5因子からパーソナリティ特性を測定。

BFPI
 「外向性・協調性・勤勉性・情緒安定性・知性」の5因子からパーソナリティ特性を測定。


 上記3つの検査法はそれぞれ関連性が高いので、私的にはどの検査で測定しても良いのかなと思います。ただし「BFPIの知性」だけは他の検査の因子との関連性が高くないようです。


 上記のパーソナリティ検査は質問紙による回答のため、回答者のその時の心の状態(検査を受けるときに悲観的な状態になっていたなど)や、「自分を悪く思いたくない・良く見せたい」といった思考が無意識に回答へ影響し、結果が正確に反映されにくいといった問題があります。

 そのような影響による誤差を修正し分析してくれるパーソナリティ検査であればなお良いでしょう。

 その他にも様々な心理検査があるので試してみるのも良いですが、信頼性・妥当性が高いかといった点については注意して選んでください。


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 参考文献 「主要5因子性格検査3種間の相関的資料」 大野木 裕明 パーソナリティ研究12巻2号(2004)
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