苦しい気持ちはどうやって癒すのか

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こんにちは。
オタクのための保健室・心理カウンセラーのyouです。
すっかりココナラのブログがご無沙汰になってしまいました。

今日はタイトルにもある内容についてお話しようと思います。

3往復のカウンセリングでは、やりとりの分量上
現在抱えている悩みの根本はどこからくるのか?
という特定までがメインになってきます。

人によっては、今まで頭の中でもやもや抱えていたものが
言語化される/可視化されることによってスッキリすることがあります。

そういう方の場合は、あまりその先のお話を進めなくても
自力で「ではこう動いてみよう」と答えを出せたり、あるいは「自分が悩まなくてもよかったんだ」と悩むことを終了する選択ができる場合もあります。

もやもやの原因が分かっても、その先どうすればいいか分からない方ももちろんいらっしゃいます。
そういった場合は、まず今のご自身がどういう状態にあるのかを認識していただくところから始まります。
というのも、自分自身から意識が離れすぎていて自分以外のもの・ことばかりに向いてしまうと、自分自身がどうしたいのか、本当はどう思っているのかが見えなくなってしまうんです。

自分がどうしたいかよりも、こうしなければ◯◯さんに嫌われてしまうから…とか
カウンセリングに来ていただく悩みの半分以上は、同人界隈の人間関係に関することが多いのですが、自分以外の気持ちを優先したり、関係性において何かしら目的がある場合は
どうしてもそういったことが「自分の気持ち」を見えなくしてしまうんです。

このご自身の本当の気持ちに気づいたタイミングで、カウンセリングが不要になる方もいらっしゃいます。
したかったことが見えてスッキリするパターンですね。

ここまでのやりとりでも、なかなかスッキリしない場合は
おそらく思考グセが凝り固まっていて普段から「〜べき」「〜しないといけない」といった思考でいっぱいになってしまっているのだと思います。
そう言った場合は、どういうきっかけで思考グセがついているのか、
過去の自分がどんなことに傷ついていたのかなどの振り返りを行います。

そして、これまで作り出した思考グセを一つずつ見つけながら「もう大丈夫だよ」と自分自身に言ってあげる工程が待っています。
他の誰からでもなく、自分自身が心から「大丈夫」と思えることが一番大事なので
時間がかかることもありますし、理解できても実践が伴わないこともあります。

でも、染み付いた考え方もこれまであなたが心を守るために見つけたものだと思いますし、そういった自分自身の癖を「悪」と捉える必要はありません。
ただ、そういう自分があったことを知る。
そして、そのうえで心の断捨離をする。そういうタイミングだった、というだけです。

どのパターンであっても、悩みの大小は人それぞれですし
カウンセリング期間が短かったからといって悩みが軽かった、ということでもないと思います。
中には明日起き上がることすら辛いと思いながらも、1回のカウンセリングに来てくださる方もいらっしゃると思います。

カウンセラーはあくまで心の交通整理をして、ご相談者さまに一番しっくりくる悩みの取り扱い方を一緒に見つけていく存在です。
それでも少しでもお役に立てるようなことがあれば、カウンセリングを通じて少しでも心を癒すお手伝いができればと考えています。

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