♪母校(中学)の卒業式に想う

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コラム

♪前編文末で触れた12 (FRI) は、筆者が卒業した中学校の卒業式でした。
「こらっ!朝9時前に来てはダメだと聞いていなかったのか!?」
正門前に立つ教職員とおぼしき、マスク姿の男性の目が笑っていました。

足を止めて様子を伺っていると、
「おはようございます!」
気持ち良い挨拶を届けてくださったのをキッカケに、まだ卒業生や在校生の姿がほとんど見えない、一方通行の細い道路に面したこの場所で、
「卒業式ですか?おめでとうございます。俺も実はここの卒業生なんですよ」

ご存知の通の筆者の普段着姿(容姿) & 高齢の女性の介助なのは一目瞭然。
俄かに警戒されたことを察知したので、ここは身分証明が必要であろうと、

遥かに連なる北摂のォ~ 山に朝日の照る如しィ~ 栄えあれェ~♪

タッカのリズム(※音楽で習ったでしょ?)が印象的な、校歌の一節を披露。


♪短い雑談の中、

卒業式当日まで、終ぞ想いを伝える勇気が出せぬまま、明日から別々の道。
ずっと目で追い続けるばかりだった、あの娘あの人。
最後に目に焼きつけておきたいその笑顔がマスク姿ってのは、可哀想ですね。

男性教師の目が、不思議なオッサンを凝視する "それ" に変化していました。

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★ 15の春は それぞれの世界が一気に広がる時 羽ばたけ!

気になって昼前に再度、同じ場所を通ってみると、式もそろそろ終わる頃?
人数制限があったらしい保護者を見送るべく、門付近はスタンバイ完了。
お声がけはご迷惑と判断したその時、朝の男性が会釈してくださいました。


♪ちなみに44年前(=1977年)の筆者の卒業式当日、俺様の学生服からは、金のボタンが綺麗に無くなっていました。
いえいえ、極端に貧乏だったわけでも、不良連中に胸倉掴まれボコボコにされたわけでもありませんゾ。

信じる/信じない、これまた読者各位に一任して、今編はここまで。

( ^-^ ) v ご卒業おめでとうございます。


或 頁生(ある ぺじお)


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