皆様、こんにちは。
時事ニュースの解説をしている北海道大学(北大)の玉井大貴です。
今日は今週の相場の動きから考えるおすすめセクターと危ういセクターについてお話していきます。
最近、DM等で逮捕や刑事事件等を扱ってほしいというお声をいただきます。しかし最初にお断り申し上げますが、逮捕・容疑者等のセンシティブなニュースは多様な考え方がありそのすべてを尊重する必要があると考えるためこちらのブログ発信の趣旨と異なるため控えさせていただければと思います。
早速ではございますが、まずおすすめセクターからお話していきます。
おすすめセクター第一位は
ヘルスケアです。
理由は2つです。
・PERが過去平均と比べて著しく低いため
・今年は選挙イヤーで各国での不確定要素が高まり、ディフェンシブ銘柄に買いが集まりやすいと考えるため
特にJ&J等は企業業績も好調で、買いを入れるべき銘柄といえます。
ただしリスクとしてはヘルスケアセクターは開発費や研究費にどれだけ先行投資しているかというBS上からではなかなか見えづらい側面から勝敗が決まる傾向があります。
従って、株価を見るときはCFの投資活動によるキャッシュフローの項目を見て適切にその企業の状態を確認することが必要となります。
逆にお勧めしないセクターはぶっちぎりで半導体関連株です。
特にマグニフィセントセブンは警戒が必要です。
今週はTSMCの堅調な企業業績見通しを背景に株価は続伸しましたが、実は見えないリスクが高まっていると私は考えます。
その理由とは、、?
米国選挙による不確定要素の拡大でグロース株に売りが殺到する可能性があるため
高すぎるPERは将来成長を取り込みすぎと考えられ、ネガティブサプライズへの弱さがあるため
以上二つが大きな理由ですが実は個社で見てもリスクはあります。
例えば、Apple。
バークレイズをはじめとした大手証券会社が株式をアンダーウエイトと評価しています。
これは中国での販売縮小が影響していると考えられます。
また、テスラは発表した決算で予想を下回る販売台数を示したことで大暴落した。
中国の攻勢やテスラ式充電スポットの機器不良等が原因と思われます。
このように一丁目一番地で勢いがあると思われがちなマグニフィセントセブンは実はリスクの巣窟となっています。
以上で今週の株価レポートは終わります。
最後までお読みいただきありがとうございました。