過小評価されすぎ!?真に強い悪魔の実5選!
ワンピースには数多くの悪魔の実が登場します!
しかし、物語中盤からは、能力者への対抗手段、覇気の存在が明確化されました。
そのせいもあり、本来は相当強いだろうに、今一つ活躍の機会を逃してしまった悪魔の実や、もっとポテンシャルを秘めてるだろうという悪魔の実が少なからず見られます。
そうした選りすぐりの悪魔の実ベスト5を、独断で発表するのでご覧ください!
第5位:ヌマヌマの実(カリブー)
ヌマヌマの実の能力者カリブーは、麦わらの一味の主力が武装色の覇気をすっかり習得したタイミングで登場した非常に不憫なキャラクターです。
体が沼ですよ?
普通に強いに決まってるじゃないですか…。
イーストブルー編辺りで出会っていたら、ルフィ―も全く歯が立たず泣いてフーシャ村へ帰っていたことでしょう…。
相手に覇気さえなければ、攻撃で体に触れた時点でアウト、ズブズブと沼の中へ引きずり込まれて勝負ありという無敵に近い存在になれるはずでした。とにかく登場のタイミングが悪すぎましたね…。
カリブー自身、沼の能力は「底なし」と表現しているように、とんでもないサイズの対象物でも体内に取り込んでしまいそうです。それこそ、シラホシのような古代兵器を取り込むのはもちろん、巨大な島をまるごと、あるいは、「形あるもの」と言われているワンピースでさえ、カリブーの体内に取り込むことができそうです。
カリブーといえば「あの人に喜んでもらえる」の伏線も未回収ですし、ワノ国の終盤でもあっと驚く活躍を密かに期待したいところです。
第4位:バリバリの実(バルトロメオ)
4位には、キングパンチもおでんの太刀も余裕で防いでしまう最強防御のバリア能力をランクインさせました。
正直、ここから1位までの能力は、どれもナンバー1を取れるポテンシャルを有していて、とにかくチート具合が半端ない!
このバリバリの実も1位でも2位でもいいぐらいの強さですが、迷った挙句に4位となりました。
ロジャーの神避(かむさり)だろうと、カイドウの熱息(ボロブレス)だろうと、おそらく何の努力もなしに防げてしまうという驚異の防御力。
当初、自身の前方にバリアを張るだけの能力?という印象でしたが、後の戦闘で、バリアボールのように全方位にバリアを張れる事実が判明します。相手がどんなに工夫して攻撃したところで、彼の前では無力という線が有力となりました…。
正直、ペコペコしてルフィの子分やってないで、「自分で天下取ればいいのに」とさえ思ってしまいます(笑)ドレスローザ編の時だって、まともにやり合えば決してルフィにも負けなかったはずです。
唯一の懸念は、バリアを使った攻撃を繰り出すタイミングでは、自身はバリアから出てしまうという点でしょうか。例えば、複数人に囲まれた戦いで、自ら反撃しなければならないシーンでは分が悪くなるのかなと感じました。
第3位:ニキュニキュの実(バーソロミュー・クマ)
麦わらの一味を余裕で壊滅に追い込んだ能力です。しかも、自らワープも出来てしまうという…なぜそれが肉球で可能になるのかはワンピース最大の「ぶっ飛び設定」ですが(笑)
とにかく、相手や物を、指定したあらゆる場所へワンタッチで飛ばしてしまう能力は強すぎます。
まず、能力者は海のど真ん中に飛ばせば勝負ありです。
飛行能力付き?それなら海底1万メートルまで飛ばしましょうか。
あるいは、宇宙空間に飛ばしても朝飯前の圧倒的勝利ですね。
ただ、本当にどこでも飛ばせるのかは、明確な描写が作中にあるわけではありません。例えば、何も知らない場所であっても飛ばせるなら、自分でラフテルかワンピースの目の前まで飛んでいけば、一瞬で「ご愛読ありがとうございました。次回の…(略)」になってしまいますね。
バリバリの実との対戦も妄想したのですが、ニキュニキュの実ならバリア、もしくはバリアと能力者諸共、どこかへ吹っ飛ばすことができてしまいそうです。
そうした予想展開から、ニキュニキュの実はバリバリを抑えて3位にランクインしてもらいました!
第2位:ピカピカの実(大将黄猿:ボルサリーノ)
第2位は、ボルサリーノ、光人間でお馴染みのピカピカの実です。
いやもう、彼が元帥でいいでしょ。
能力者本人が「もしも~し、あれ~」「困ったね~~」とかやってなければ、海軍では順当に最高最強の存在であったのは確かでしょう。
光なんですから、本当に「光」と解釈して考察させてもらいます。
本来、頂上戦争時のように、白ひげが「おいおいまぶしいじゃねーか」なんて悠長なことを言う暇があるわけないんです。おいおいの「お」どころか、何かが光ったと知覚すると同時に、全身が穴だらけになって勝負ありです。
剃(ソル)だとか、ギアセカンドだとか、そんな超人じみた移動手段ごときでは光の移動速度には手も足もでません。唯一光のスピードに対抗できるのは、ニキュニキュのワープ能力ぐらいでしょうか。また、「光の速度の蹴り」なんて、余裕で相手の体が粉々に粉砕されておしまいでしょう。おそらくは、粉々と認識することさえなく絶命するはずです。
ただ、唯一ヤミヤミの能力とは、相性最悪の可能性があります。最近のワンピースは余り能力同士の相性が描かれる機会がないですが、光人間VS闇人間は、作中でも、一度描いてもらいたい対決の一つです。
第1位:ガスガスの実(シーザー・クラウン)
シーザーは、武装色を磨いたルフィを前に、ギャグ要員の中ボス程度の存在感しか放てませんでしたが…、ガス(気体)人間という設定は本来絶望感しかありません!
ワンピースという長編物語のラスボスが、仮にこのガスガスの能力者だったとしても、決して見劣りしない力だと断定できます。
当初、「ガス」と聞いただけでは、毒の能力者であったマゼランの、ロギアバージョンのような印象がありました。しかし実際は、それには止まらない脅威の能力を宿していることが判明します。
それが、「大気を操る能力」です。
作中では、酸素を抜いてしまうというチート中のチートの技を発動しました。なぜか気絶程度で済みましたが、普通は、あれで人間は死ぬに違いありません。
また、酸素を抜く以外にも、もっと人体に有害な大気の構成に変えるなど応用範囲には際限が見えません。ガスガスの能力者の実力がより伴っている場合、酸素など大気を操れる範囲が拡大する可能性もあります。
さらに、能力の覚醒が起きようものなら「島中の酸素を抜く」など、まさに創造主さえ腰を抜かしてしまいそうな荒業も再現できるのではないでしょうか!?
ここまで、過小評価されがちな最強悪魔の実の5選を紹介してきました。
特に、上位4つの悪魔の実は強すぎです。本当に「主人公補正」のような特別な事情がなければ、乗り切れないようなレベルです。
チート級に強い悪魔の実で作中に出ていない実があるとするなら、「カゼカゼの実(風のロギア?パラミシア?)」あたりが最有力候補でしょう。描写では、モンキー・D・ドラゴンが食べている可能性は非常に高いですね。
それでは、今回はこの辺で。