占い師の役割(№738)

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占い
昔、こんな事を言う占い師がいました。

「私が開運してないのに、人様に開運アドバイスするのは気が引ける」

これは愚の骨頂です。

ジョークで言っているのなら赦されますが、
本気で言っているのなら、
占い師として、向いていないと
言わざるを得ないのかもしれません。

スポーツの世界で例えましょう。

プレーヤーにはコーチが付いています。

世界一のプレーヤーにもコーチが付いています。

世界一のプレーヤーなのですから、
自分以上のプレーヤーはこの地球上にいないのに、
そういうプレーヤーは世界一のコーチを求めています。

プレーヤーは自分の目標を達成する為に、
日々、死力を尽くします。

コーチの役割は、そんなプレーヤーの願いを受け、
成就出来るようにあらゆる事において助け、応援し、導く事です。

結論を言えば、コーチはプレーヤーの為に存在します。

コーチの成功は、プレーヤーの目標成就であり、
コーチの幸せは、プレーヤーが結果を出す事です。

コーチの役割、評価はプレーヤーが成果を上げる事。

だから、コーチの能力を測る基準は
プレーヤーが出す結果で推し測る事が出来ます。

プレーヤーが結果を出すコーチは良いコーチ。

プレーヤーが結果を出せないコーチは
コーチとして不適格という事になるでしょう。

改めて言いますが、コーチの価値は、
プレーヤーの結果なのです。

これを鑑定客と占い師に置き換えましょう。

鑑定客はプレーヤーで、占い師はコーチです。

占い師の評価は、鑑定客の結果です。

鑑定客の結果とは、鑑定客の開運です。

占い師が考えるべき事は鑑定客の開運です。

コーチが考えるべき事はプレーヤーの結果です。

自分の事を考えるコーチは、
プレーヤーにとり、不要な存在でしかありません。

そもそもそんなのコーチではありません。

占い師は、自分が開運しているか否かという発想は不要です。

占い師の役割を果たす事においては、
邪魔な発想でしかありません。

占い師の正しい悩み方は、
鑑定客が開運しているか否かで悩む事です。

私は時折、
「私は開運している」的な事を言いますが、
それは、話の流れで便宜上に言っているだけです。

それと、信頼関係がまだ出来ていない初対面の人と、
信頼関係を構築する為に、
そのような発言をして、アピールする事はあります。

しかし、そんな言葉の意味に本質はありません。

実際に、私が開運しているか否かなど知りません。

そんな考え、占い師の役割を全うする上において、
妨げにしかなりません。

自分の開運の事ばかり考えている占い師に、
決して、占いの神は降りてきません。

何故なら、占いの神こそ自分の事など考えず、
相手の開運の事しか考えてないからです。

鑑定客の開運に心血を注ぐ、
これこそ、唯一無二の占いの神と一体になる方法です。

そして、これが占い師としての
真の開運となります。

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