ギリシャ神話が語源のワード集(№730)

記事
占い
神話は、国家や民族のアイデンティティとなります。

ギリシャ神話は、西欧文化の根幹を成し、
広く世界にも影響を及ぼしています。

今回は、ギリシャ神話からの引用についてです。


「ミュージック」
芸術の神であるムーサの英語名はミューズ。
ミューズが語源となりミュージック(音楽)という言葉が出来ました。

「マラソン」
ペルシャ戦争の時、兵士がギリシャの勝利を知らせる為、
マラトンからアテネまで(約40キロ)走り続け、
市民に勝利を告げた途端に息絶えました。
これを由来として、マラソン競技が出来ました。

「ヨーロッパ」
ゼウスが美しい王女に近づく為、
牡牛に変身して近づきました。
この王女の名はエウロパでヨーロッパの語源。

「ネクター」
ソフトドリンクのネクターの語源は、
神が常食とする生命の酒、不老不死の霊薬の酒であり、
滋養のある飲み物であるネクタル。

「ジューン・ブライド」
英語でジューンは6月、ブライドは花嫁。
ゼウスの妻ヘラの英語名がジュノー。
ジュノーがジューンになった。
従って、6月に結婚する花嫁は、
ヘラの加護を受けて幸せになると言われています。

「へべれけ」
泥酔状態を現す言葉ですが、
ヘラの娘であるへべにお酌という意味があり、
そこから来ています。

「ナイキ」
勝利の女神ニケの英語名は、ナイキ。
世界的スポーツ用品メーカーのナイキは、
この女神の名から引用しています。

「海のトリトン」
手塚治虫が描いた漫画。
この主人公のトリトンは、
ポセイドンの子孫で半人半漁の海の王子。

「アポロ計画」
アメリカの有人宇宙飛行計画のアポロ計画の名は、
芸術、医術、弓術等あらゆることが出来る
神々のスーパースター・アポロンの名から来ています。

「ヒヤシンス」
花のヒヤシンスは、大量の血を流して死んだ
ヒュアキントスが語源になります。
因みに、日本語では風信子と書きます。
風信子は(ヒヤシンス)で(かぜのぶこ)ではありません。

「パニック」
牧神パンは、驚くと恐ろしい程の叫び声をあげます。
その声に人々は恐怖を覚えました。
突然の恐怖を意味するパニックの由来はここから来ました。

「ハーモニー」
美神アフロディテの娘ハルモニアが、
調和、階調を意味するハーモニーの語源です。

「アキレス腱」
アキレスの不死を願ったテティスは、
冥界に流れる川にアキレスをひたし、
どんな武器にも傷つけられない体にしました。
しかし、アキレスの踵の一部は
テティスが握っていたために
冥界の川の水を浴びる事が出来ませんでした。
そこがアキレスの唯一の弱点となり、
その部分をアキレス腱と言うようになりました。

「風の谷のナウシカ」
この宮崎駿監督のアニメ映画の主人公ナウシカは、
竪琴、歌、自然を愛する感受性豊かな王女ナウシカアがモデルです。

「エロティック」
愛欲、肉欲や、淫らでいやらしい、
性欲な愛もしくは感情を現すこの言葉は、
エロスが語源です。

「サイコロジー」
プシュケの英語名がサイキ。
サイキがサイコロジー(心理学)になりました。

「エコー」
エコーが夫ゼウスの浮気に加担していると
思ったヘラは怒り、
エコーが自分から言葉を発する事を封じてしまい、
語りかけられた言葉を繰り返す事しか、
出来ないようにしました。
これを語源として、山びこや、
自分の声が反響して繰り返し聞こえる事を、
エコーと呼びます。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す