思い込みは自分を創る

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もしもあなたが「自分の性格をどうにかしたい」
と感じていたり、子育て中であるならば、
このブログはきっと役に立ちます^^


人間の性格の半分は生まれ持った気質の影響で出来上がっています。
残念ながらここは変えるのが難しい部分です。
 ※気質…人間や哺乳類などの動物の集団が
     先天的にもっている刺激などに
     反応する行動特性。


残り半分は成長過程で築き上げられたもの。
ここは自分で変えられる部分です。


私の母はどちらかというと目立つ美人でした。
妹も整った顔立ちをしています。
私は父親に似て産まれたので、
事あるごとに2人と比べられました。
(父は萩本欽一に似てると言われます笑)


母は私に「器量が悪いから手に職をつけた方がいい」
と言いました。
私は器量が悪いので恥ずかしいな、と思い込みました。
恥ずかしいので内気になり、臆病になりました。
器量なんて個人の価値観。
恥ずかしいことなど無いのに。


母は「性格は優しい」とも言ってくれました。
私は優しい性格なのだと思い込みました。


小学生の時、白髪を紫色に染めた教頭先生が
「竹を割ったような性格だ」
と言いました。
私は「真っ直ぐな性格」という意味だと思い、
真っ直ぐな性格なのだと強く思いました。
(さきほど辞書で調べると
〝気性のさっぱりしているさま〟
と書いてありました。違った^^)
ちなみに教頭先生の汗は紫色でした。


中学校で友達がかわり「笑顔がいいね」と言われました。
たった一度のことなのに、笑うことが楽しくなりました。
笑顔は良い…そう思い込みました。
外側を褒められたので気持ちが軽くなり、
「内気」と「臆病」が徐々に減っていきました。
すると好奇心が背を伸ばしてきました。
音楽にのめり込み、コンサートにも初めて行きました。
活発にもなっていきました。
笑顔はつねに私の味方になりました。


でも、器量が悪いと不利なのだ…
と思い込んでいるので、自信もなく恋愛には奥手でした。


ちなみに妹は器量よしで愛嬌があり、
周りの大人たちから可愛がられました。
「この子は要領がいい」
と母親が言ったので要領の良い性格だと思い込み、
学問は疎かになりました。
私はもっと若い頃に恋愛に積極的でも良かったと後悔、
妹はもっと勉強しておけば良かったと後悔。
姉妹で慰め合い、「まぁ、しゃーない。」と笑い飛ばします。


子育てにおいて、どう言葉をかけるかは
その子の人格形成に多大に影響します。


私の娘は人見知りが激しく、とても引っ込み思案でした。
しかし、幼稚園の発表会の度に大人が良かった点を褒めました。
本人もステージに立つことが楽しみに。

誰かが娘を貶(けな)したら、その倍の数の良いところを伝えました。
叱る時は良い点も添えます。

彼女は自己肯定感を自分の中に持っています。
自分の良いところをしっかり知っているので、
悪口を言われても精神が安定しています。
とても羨ましいです。

私の影響で、女の子らしさよりも面白さに重きを置くようになりました。
友達の中での位置が「笑わせてくる人」になってしまい、
中学生になった今「私って目立ちたがり屋やん?」
というような性格になりました。
ちょっとだけ残念な結果になっています^^


以上の話は他者からの影響で性格が創られた話でした。
しかし、自分で自分に
「実は○○な性格も自分の中に間違いなくある。そこを伸ばす」
と言い聞かせ思い込むと、思考は良い方向に変わっていきます。
すると行動にも変化が訪れます。


または、理想像の人物になりきるということも効果があります。


心理学の学びでも、憧れる人物像になりきることは
自分を変えることに繋がると教えられました。
実際にNLPではそのようなセラピーもあります。


次の言葉はアカデミー賞授賞式でのある俳優のスピーチです。


「僕はハンフリー・ボガードの熱烈なファンだったんだ。
彼に憧れて俳優の道を志し、煙草の吸い方や
帽子のかぶり方、話し方から歩き方まで、
すべてボガードのマネをしたよ。
つまり僕は、ボガードのマネをして、マネをして、
そしてダスティン・ホフマンになったんだ」


自分の1番の理解者は自分です。
なりたい自分になるための1番の協力者も自分です。
大丈夫です。
あなたが信じれば、良い方向に変わります🎵


余談ですが、私は女性らしい井川遥の立ち居振る舞いに憧れていました。
変わりたい理想像が遠すぎて、すっきり諦めました(笑)
変われないと嘆かなくとも大丈夫。
こんな私でも明るく笑ってる^^











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