ラストシーン・・・・・。

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コラム
ぼくは、
君の夢の、後押しをした・・・。
君は、戸惑っていたが
千載一遇のチャンスを
掴ませてあげたかった・・・。

そして、君は決心する。

あの時、俺たちは
「あとは、成り行きに
      まかせよう。」
そう言って別れた。

あれから、お互い連絡は取りあってはいない


オレは、君のファンの一人として
メディア越しに君を見守っていた
結婚もしたんだね
「おめでとう。」
素直にそう思った。。

子宝にも、恵まれたみたいだ


一方のオレは、組んでいたバンドは脱退して
以前から夢見ていたジャズバンドのお店を立ち上げた

お店の名前は「Ceb」
そう、君のお気に入りの名前だ

あえて、その名前にした


5年ぶりだね。

君は、亭主と二人で来てくれた

君は、客席
オレはステージ

君がいることはすぐにわかったよ
さらにキレイになったと思う
手の届かない存在になったけど
オレの気持ちは変わらない・・・。


バンドのみんなには悪いけど
オレは、勝手に曲目を変えた

ピアノで
オレの独奏

俺たちが出会ったあの曲だ

俺、この曲で、あのお店を
      クビになったよね
「フフフ・・・、」

俺たちにしか分からない

言葉は交わさなくても
       広がる世界

この数分間に
  オレたちのすべてが
        入っていた

オレにとっては
これでじゅうぶんだ

たとえ、結ばれることはなくても・・・・。

そして、君は席を立つ・・・。

出口付近で、
振り向きざまに
目が合ったよね

「わかってるよ。」
「これからも、がんばってくれ。」
「心から、応援している。」

「あなたも、達者でね。」

オレは、ウィンクをした・・・・。
それで、すべては伝わったと思う。


さて、仕事に戻るよ
お客さんが待っている
ライブの続きだ・・・・・。

「みんな、今夜はオレがおごるよ。」
「好きなだけ、飲んでいってくれ。」

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っと、まあ、こんな感じです。
これ読んでもらって、気付く人は
ほとんど、いなかっただろうけど

映画「ラ・ラ・ランド」
からの引用なんですよね。

映画館などで、すでに三回は見てます

後ろ髪ひかれるようなラストシーン
賛否両論あるみたいだけど
大好きなんですよ
だれが、何と言おうと

若干、個人的な描写が入っているところは
許してください

オススメの映画です
気が向いたら
見てやってください


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