ココナラ活用塾vol.29【出品者として成功したいなら絶対に!!購入の経験をすべし!】

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こんにちは!
ライティング系と音楽系のサービスを出品しているemiglia(エミリア)です。

ココナラで出品されている方の中には、購入者としてもココナラを利用したことがあるという方も少なくありません。
私もその一人です。

25件の購入履歴があります。
結構多いな……。

今使っているアイコンはココナラで依頼したものですし、オリジナルキャラクターも作ってもらいました。あと、結婚式の時に大いに活用させていただきました。手作りの席次表やメニュー表を作りたくて思い出の写真をトレースしてもらったり、ブライダル新聞というものを作ってもらったり……。

あとは、たまにココナラでクーポンが出ると、リーズナブルなサービスを購入することもあります。情報商材とか、ちょっとした占いとか。

購入者としてもココナラを満喫しているわけですが、ただ満喫、活用しているだけではなく、購入者の立場になって取引を進めることにより、出品者としても様々な「気付き」を得ることができるんです。

今回は、これがテーマになります。

出品者として成功したければ絶対に購入体験をした方が良いよ!という内容です。

<購入の経験をすべき5つの理由>

サービスの購入体験は絶対にした方が良い理由を、次の5つにまとめました。
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ひとつずつ解説していきますね。

[1.サービス探しの方法が分かる]

まず、「サービスを探す」という行動に出ることで「探す側」の方法を身をもって知ることができます。

クーポンが発行されて「何か安くて面白いサービスは無いかなぁ」と思って探す時と、明確に「こういう依頼を引き受けてほしい」という目的があって探す時では、方法も異なります。

前者なら、カテゴリ検索と、価格の上限を下げるソートをおこない、手頃で興味を持てそうなサービスを探すことでしょう。

後者なら、主に「キーワード検索」になります。
カテゴリを絞った上で「キーワード」で検索をかけたり、カテゴリは絞らずに「キーワード」だけを入力して探したりします。

私の例で言えば、結婚式用に写真で撮影したテーブルクロスの柄をトレースしてほしかったので「写真 トレース」で検索しました。その上で、価格のソートをかけたり、「透過png」というキーワードを追加したりして、理想のサービスを探しました。

このように、自分で「欲しいサービス」を探すことによって、自分が出品しているサービスは「どうやって探されるかな」と考えられるようになります。

特にキーワード検索についてのヒントを沢山見つけられるはずです。

「自分のサービスは、もしかしたらこんなキーワードで検索されているのかも……」や「このキーワードをサービス説明やタイトルに追加したら、もっと見つけてもらえるかも……」という発見につながるのです。

[2.サービス選びの心理が見える]

次に、星の数ほどあるサービスから「選ぶ」という行為を体験することで、サービス選びの心理が見えてきます。

似たようなサービスが多数出品されているココナラで、なぜ自分はこのサービスを選んだのか、それを客観的に分析することで自分のサービスの「魅せ方」や「売り方」を改善できます。

安いサービスは魅力的ですが、実際にサービスを選ぶと「安さ」だけが決め手になるわけではないと気付かされます。
安くても、サービスの説明が曖昧だったり情報が少なかったりすると不安になります。
プロフィールページを見た時にスカスカだった場合も、やはり不安になります。

サービスページ、プロフィールページが充実している出品者ほど、「安心感」が高まり、信用できる人、丁寧な人という印象を与えます。

また、実際にサービス選びを体験すると、「最終ログイン」がいかに重要かということに気付かされます。
出品している側だと意識したことも無かったのですが、購入者としてサービス選びをしていると、この「最終ログイン」に必ず目がいくのです。
最終ログインから時間が経ってしまっている出品者さんについては「う~ん、問い合わせても気付かないかもしれないし、やめとこっかな」と思い、購入検討から外してしまいました。

私の場合は実績数はそれほど気になりませんでしたが、評価は結構気になりました。

人によって、何を重視するかというポイントは異なると思いますが、「自分がどうやってサービスを選んだか」という点と、「なぜそのサービスに決めたのか」という点を、改めて考えてみると、自分自身のサービスの改善点が見えてくるかもしれません。

[3.購入者としてのココナラの使い方を体験できる]

購入者体験をすべき理由としては最も単純なものですが、純粋に「購入者側」のココナラの使い方を体験できるのも結構重要です。

ダイレクトメッセージに関しては、出品者も購入者も同じ画面でのやりとりとなりますが、トークルームや、見積もり・カスタマイズ機能に関しては、購入者として使うと「へ~こういう仕様になってるのね」と新鮮な気持ちになります。

例えば「通知」です。
サービスを購入すると、「サービスを購入しました」という通知がちゃんと届きます。

出品者としては「サービスが購入されました」という通知が届くのは知っていても「あ、購入してもちゃんと届くんだ」というのは意外と知らないですよね。

また、出品者のトークルームには「おひねり(追加支払い)を入力する」というボタンがありませんが、購入者のトークルームには、これがついています。

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購入者の方に追加費用を請求する場合に「どうやって払えばいいですか?」と聞かれたら「トークルームの下に『おひねり(追加支払い)を入力する』というボタンがございますので、そこから○円をお支払いください」と案内できますし、実際に自分がこの機能を使ったことがあれば、実感を持って説明できます。

他にも、見積もり・カスタマイズ機能を使ってみるなど、購入者としてココナラを使うと「なるほど、ここにこれが表示されるのか」や「あ~これはちょっと分かりづらいな……」など、様々な発見があります。

購入者さんとの取引を円滑に進めるためにも、出品者自身が購入体験をしておくことが強みとなります。

[4.購入者として出品者に何を求めているのか分かる]

実際に、出品者の方と取引を進めていると、購入者目線で出品者に求めていることが分かります。

・分かりやすい説明
・答えやすい質問(確認事項)
・迅速な返信

など、実際に購入者とならずとも予想できることが多いですが、これが「実感を伴っているかどうか」で全然違うんです。

具体的に、分かりやすい説明とはどんな説明なのか、分かりにくいと感じる説明の特徴はどんなものなのか、といったことは実際の取引の中で実感をもって知り得ることです。

「人の振り見て我が振り直せ」という諺がありますが、出品者の方との取引で感じたことは、良い点も悪い点も、そのまま出品者としての自分の振り返りに生かしましょう。

購入者が出品者に何を求めているのか、どのような取引を求めているのか、という点が「実感」を持って身に染みると、出品者として一皮剥けることができます。

[5.出品者の対応の気になる・気にならないが実感できる]

「4」に共通する部分でもありますが、購入者の立場になると、出品者の対応で気になる点と気にならない点が実感できます。

私の体験で具体例を挙げると、「!」このエクスクラメーションマークや顔文字をメッセージに入れるか否か、という点で「気付き」がありました。

私が出品者として取引を進める際には「!」や顔文字は使わずに、ビジネス調の比較的堅めなメッセージを送るようにしています。
丁寧かつ失礼の無いように、ビジネスメールのようなメッセージを送っているのです。

しかし、購入者として取引を進めると、意外と多くの出品者さんが「!」を使っていることに気付きました。同時に、購入者視点では「!」がついたからといって特に失礼と感じることはなく、逆に親しみやすさを感じ、好感度が上がったのです。

顔文字については、ちょっとどうなんだろう……と感じたこともあったのですが、少なくとも「!」は失礼と感じないものなんだ、と実感できました。(あくまでも「私は」という主観ですが……)

それからも、私が出品者としてメッセージを送る際には基本的には「!」や顔文字は使わないスタンスを変えずにいるのですが、「う~ん……これだとちょっと冷たい印象になっちゃうかなぁ……」と思った際には「!」を取り入れるようになりました。

購入者の方のメッセージに合わせて、その方が「!」や顔文字を使い、フランクに親しみやすいメッセージを送ってくださった際には私も「!」を使ってみるなど、柔軟に変えられるようになったのも大きな変化でした。

このように、購入者として出品者の対応を受けて、気になる点や、逆に気にならない点を見つけられるのも、購入者体験の良いところです。

<公開依頼も体験すると良い>

先日、初めて「公開依頼」に依頼を出してみたのですが、これも出品者として多くの発見がありました。

納品完了率が表示されるということを初めて知りましたし、あまりにも長文の提案になると読む気が失せてしまったり、逆に情報が少なすぎるのも不安になったり、そのあたりのバランスが難しいんだなぁ……と実感しました。

また、提案のメッセージに「想い」が記されていると「この人に依頼したいな」と思うことも分かりました。

あとは、依頼の内容をきちんと把握しているかどうかも重要なポイントですね。
私が出した公開依頼はイラスト作成で、「ラフ画の確認などは不要なので、とにかく自由に描いてほしい。いきなり納品でOK。著作権譲渡も不要で自由に自分の作品として公開してOK。今回は価格重視」としていたのですが、多くの提案者の方が「ラフ画のご確認→修正無制限→」といった「流れ」を提示していました。

丁寧な対応というのを訴求してくださったんだと思うのですが「え~だから、ラフ画は要らないんだけどなぁ」と少し残念な気持ちに。(この提案をしてくださった方のほとんどが比較的高額だったことも「残念」の一因に)

「著作権譲渡費用も含まれています!」という自信満々の提案もあったのですが、「だから!著作権は!!譲渡不要だっつーの!!!」というツッコミを入れてしまいました。

依頼内容を隅々までしっかりと読みこみ、理解した上で、公開依頼を出している人のニーズにバッチリはまるような提案ができないと、案件獲得はできないんだなぁ、と当たり前のことですが、痛感しました。

実際、できていない人が多かったという事実を知ったわけで、これこそ「人の振り見て我が振り直せ」だなぁ、と思いました。

おわりに

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

「ココナラ活用塾」では、皆さんの「これってどうしてる?」や「こんなところで苦労しているんだけど…」といったお困りごとを少しでも解消できるよう、隔週ペースでお役立ち情報を発信しています。

もし、何か知りたいことや聞いてみたいことがありましたら、お気軽にDMでリクエストをお送りください。全てにお応えできるわけではありませんが、記事にできそうなテーマがあれば、記事化いたします。

また、ココナラのノウハウをまとめた200ページ超えのPDF販売サービスも出品していますので、よろしければご活用ください。

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