ココナラ活用塾vol.26【意外と多い!?出品者を困らせる購入者がやりがちなルール違反】

記事
学び

こんにちは!
ライティング系と音楽系のサービスを出品しているemiglia(エミリア)です。

ココナラでお客様とやりとりしていると、意外と「あー…それはココナラ的にNGなんだよなぁ……」というご要望をいただいたり、メッセージをいただいたりすることが多いです。

そんな時は必ず「申し訳ございませんが、それはココナラの禁止事項でして……」と説明しているのですが、ココナラの「ルールとマナー」を読まずに問い合わせや購入をする方も多いのかな、と思いまして、改めてここでおさらいです。

ちなみに、出品者の方向けに、購入者さんのルール違反にどう対処すべきか、という内容で次回記事作成をする予定ですので、そちらも参考にしてみてください。

<とりあえず「ルールとマナー」は1回読んでください!>

26-1.png

ココナラの「ルールとマナー」、1回は目を通すようにしてください(切実)
これを読めば、やっちゃいけないことがひと通り分かります。

ただ…ただね……

現状、この「ルールとマナー」ってそもそも「どこにあるん?」っていうぐらい目立たないんですよね…。

しかも結構長くてゴチャゴチャ書かれているから、目を通すといっても読みにくい……。

ココナラさんに、ありがちなルール違反だけでも目立つようにトップページなり取引ページなりに掲載してもらうよう打診してみようかしら…ってレベルで読んでない人が多いように思います。

主に出品者が読んで気を付けるべきことが書かれているので、購入者さんにとっては「読まなくても良い」内容が多いのですが、それでも出品者が禁じられていることは、すなわち購入者も禁じられていることなので、やはり1回はお目通しいただきたく……。

今回は、購入者がやってしまいがちなルール違反について、分かりやすくピックアップしていきますね。せめてこの記事だけでも読んでいただければ幸いです。

<1.ココナラ以外でのやりとり禁止>

26-2.jpg

これが最も多いルール違反です。
メールアドレスや電話番号、ツイッターアカウントなどがメッセージで送られてきて「不明点などはこちらからお願いします!」みたいな……。

これに乗っかって個人の連絡先に連絡しちゃうと、出品者がココナラさんから甚大なペナルティを受けるんです……!!

あと「チャットワークって使えますか?」とか「Zoomで打ち合わせを……」というご相談も、全部ダメなんです!ココナラ的には、ココナラから離れてのココナラ以外の手段での連絡の一切合切を認めておらず、絶対NGなんです。

チャットワークもダメ、Skypeもダメ、Zoomもダメ、LINEやfacebookもダメ、インスタやツイッターもダメ、個人のアドレスや電話、住所は論外、なんです。
(物品配送対応サービスで、専用のフォームを使う場合、住所等のやりとりは可能です)

原則、ココナラのテキストチャット、もしくはココナラの動画チャットのみで連絡を取り合うことだけが認められます。

……というわけで、出品者さんとココナラ以外で連絡を取ることをもちかけたり、個人の連絡先を送ったり……ということはなさらぬよう、お願いいたします。

<2.宿題や課題の代行依頼>

26-3.jpg

これは…かなり悩ましいところなのですが……ココナラでは「学校の課題(宿題、レポート等)を代行するサービス」の出品が禁じられています。

あくまでも「出品が禁じられている」だけなので、依頼してはならないという決まりは明記されていないのですが……もし「宿題代行」とは全く関係無いサービスに宿題代行の依頼が入ってしまったら……?

これは、私、実はよくあるんです。
まさに「読書感想文」とか「作文」系なのですが、ライティング系のサービスを出品していると、結構経験するのかもしれません。

私が出品しているライティングサービスは、基本的にNG無しであらゆる文章を書くというスタンスでやっています。
(人道的道徳的法的にNGな文章はお断りしていますが…)

そうすると、本当に色々なご依頼を頂戴するのですが、たまにあるんです、宿題代行。
言わなきゃいいのに……と思うこともあるのですが、わざわざ「息子の学校の宿題で」とか「高校の課題で」とか、そういう背景をご丁寧にご説明くださるんですよね……(溜息)

そうなると、ココナラ的にはNGなので、お断りせざるを得ません。
ただ、厳密には「サービスを出品すること」がNGであって、依頼を受けること、または依頼することに関しては禁止されていないのですよ……ファジーですよね……でも、ファジーな時は安全策を取りたいので、私は基本的にはお断りしています。
ただ、「お手伝いはします」と言い、そのお手伝い内容を提案することはあります。
そのまま依頼に進むケースと、「それならいいです」と依頼を取り下げられるケースと、半々ぐらいで別れますが、まぁ……これが私なりのやり方なので……。

ファジーなので、「依頼しないでください」とは言わないのですが、一応出品者が「宿題代行サービスの出品を禁止されている」という点だけ、頭の片隅に入れておいていただければ幸いです。

<3.呪いをかけてほしいという依頼>

26-4.jpg

私は念を飛ばす系のサービスは出していないので、こういった経験はありませんが、ココナラでは呪いをかけたり復讐したりするサービスの出品も禁止されています。

「ルールとマナー」が改訂された時に追加されたようなのですが、初めて見た時に「すごいルールだな…」と驚いた記憶があります。ただ、占いやスピリチュアルのサービスが盛り上がっているココナラでは、きっとそういう依頼も少なくないのだろうな…と思うのです。

これについても「依頼をしてはならない」とは書かれていませんが…人を呪わば穴二つ…人道的によろしくない依頼はしない方が良さそうですね…。

<番外編.問い合わせが必要なサービスをいきなり直接購入>

これは、ルールとマナーには明記されていないことで、違反行為というわけではないのですが、出品者を困らせる迷惑行為に相当します。

見積もりベースのサービスや、対応の不可を判断してから購入を受け付けるか決めたい出品者にとって、事前問い合わせがなくいきなり購入されるのは非常に困ります。

そのままスムーズに取引が進めば良いのですが、なんやかんやあって結局キャンセルとなってしまった時に、ペナルティがついてしまうからです。

キャンセルは、2021年2月現在、どちらに非があっても、事情を問わず「納品完了率」を下げてしまいます。購入者の都合によるキャンセルでも、納品完了率が下がってしまうのです。例えば「間違って購入してしまった」というものであっても……。

そのため、事前に問い合わせるようサービス説明に書かれているサービスについては、必ず事前問い合わせをしてください。

おわりに
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

今回は、意外と多い購入者のルール違反についてまとめてみましたが、とにかく「ココナラ以外での連絡」に関しては、本当に多いです。

これはココナラさんにもどうにかしてほしいかな……と思いつつ、出品者自身も、しっかりとルールを守って、もしルールを知らずにココナラ外での連絡を持ちかけられたら丁寧に、しかし毅然と断ることが大事なのかな、と思っております。

お客さんのルール違反に対してどうやって返すべきか、という点については次回、詳しく解説していきますので、出品者の方は是非参考にしてみてください。

「ココナラ活用塾」では、皆さんの「これってどうしてる?」や「こんなところで苦労しているんだけど…」といったお困りごとを少しでも解消できるよう、隔週ペースでお役立ち情報を発信しています。

もし、何か知りたいことや聞いてみたいことがありましたら、お気軽にDMでリクエストをお送りください。全てにお応えできるわけではありませんが、記事にできそうなテーマがあれば、記事化いたします。

また、ココナラのノウハウをまとめた200ページ超えのPDF販売サービスも出品していますので、よろしければご活用ください。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す