ココナラ活用塾vol.59【忙しいときに限って問い合わせが多くなるココナラの表示順位の闇】

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こんにちは!
ライティング系と音楽系のサービスを出品しているemiglia(エミリア)です。

先日、ついったで「仕事が積もりすぎててハゲそう、、、ココナラの『売れてる時におすすめ順の表示順位上がる』傾向、実は結構しんどいのです。閑古鳥鳴いてるときは埋もれて、忙しいときは浮上して、悲鳴」と呟いたところ、予想以上の反響があり、わーみんな同じなんだ~と思ったので、今回のブログ記事のテーマにしてみました。

そう、ココナラって「売れているときは表示順(おすすめ順・ランキング)」が上がるんですよね。
これが、地味に、しんどい(泣)

既製品を納品するだけのサービスならいいんですが、オーダーメイドで個別対応するサービス(ココナラのサービスってほとんどこのタイプだと思うのですが、制作系も相談系も……)は、依頼が殺到すると手が回らなくなっちゃいますよね。

どうしたらいいか、という解決方法は、無いことはないのですが、個人的にやりたくない方法なので、なんでやりたくないのかも含めてツラツラ書いてみますね。

<おすすめ順・ランキングの闇>

ココナラのサービス表示順位は、デフォルトで「おすすめ順」となっており、他に「新着」「ランキング」「お気に入り数順」「初心者向け」から選択できます。

「新着」と「お気に入り数順」は誰が見ても分かるデータに基づいて表示されるので、ここはまあいいとして、「ランキング」は確か「習慣売上ランキング」だったかな。で、「初心者向け」はちょっとアルゴリズムがナゾです。
デフォで表示される「おすすめ順」は、サービスページの充実度、プロフィールの充実度、販売数や評価、直近のログインがいつか(ログイン頻度)、そして直近の売上、とさまざまな要素が総合的に判断されて順位が決まっているようです。

んで、この「おすすめ順」がですね、「ランキング」や「初心者向け」と結構似ているんです。となると、直近の売上が大きく影響しているような気がしていまして……。

おすすめ順・ランキングに関しては「オンタイムで売れているサービスが上位表示されやすくなっている」ようなんです、肌感で。

だから、忙しいときは表示順位が上がって問い合わせ件数も多くなり、逆に依頼が落ち着いているとき(悪く言うと閑古鳥が鳴いているとき)は表示順位も下がってサービスを見てもらいにくくなるわけです。

このバランスの悪さよ(泣)

私の場合、忙しいときは1,2ヶ月ずっとハゲるくらい忙しく(実際5年くらい前から円形脱毛症がクセになってます涙。も~ホントやだぁ)、暇なときは半月から1ヵ月くらい暇を持て余します。

忙しいときと暇なときの月収には倍以上の差があり、これもなかなかのストレスに(涙)

もっとバランスよく働きたいのですが、ココナラは「依頼あきり」なので自分で仕事を調整するのが難しいんですよね。

<対策>

対策は、実は色々あります。
忙しいとき、暇なとき、それぞれの対策をご紹介しますね。

[予約制を導入する]

まず、私が「いいなぁ」と思ったのは「予約制を独自に入れる」というものです。
ココナラの通常サービスには予約システム的なものがないので、自分でスケジュールを管理して、個々にお客様へご案内して予約を取っていくという方法になります。

電話、ビデオチャットサービスは予約システムが導入されましたね!
通常サービスにもつけていただけると嬉しいなぁ~。

この予約制、とても良いんですが、私の場合は1歳児と3歳児の子育てをしているため、急に熱が出たり保育園が休園になったりすると、そこで全ての予定がおじゃんになってしまいます。予約制を設けて予定が狂ってしまうと、お約束していたタイミングで仕事ができなくなる危険があるため、今のところ無理そうだなぁ、と。

[忙しいとき:受付休止にする]

サービスを受付休止にしてしまえば、購入されることはありません。
ただ、サービスを受付休止にすると表示順がガクッと下がります。しかも、今はどうか分からないのですが、その昔は「受付休止にすると再開してからもなかなか表示順位が上がらない」という傾向にありました。

おそらく、閲覧数が減ったり、お気に入り登録数や販売数が減ったりすることで、ガクッと順位が下がってしまうのでしょう。

[忙しいとき:満枠対応中ステータスにする]

空き枠を潰して、その時受け付けている案件数=枠数として「満枠対応中」ステータスにすると、新しく購入されることを防げます。
ココナラでは満枠対応中サービスは上位表示されやすくなるという傾向があるため、表示順位を下げずに受注をコントロールする手としてはおすすめです。

ただ、私が満枠対応中にしないのは、「受付再開待ち」の人に個別に案内しなければならないからなんです。
満枠状態が解消されて受付再開となると、再開待ちの人全員に一斉にココナラから通知が行くのですが、そのうちの誰かが購入して再び「満枠」となると、別の人は買えないという状況になります。これって「折角再開通知来たのにまた満枠ってどういうことやねん」というクレームにもなりかねません。

再開待ちの人が増えるくらいなら、最初から満枠にせず開けておいて、個々に対応してスケジュール調整をはかる、という方が私にはあっています。

[忙しいとき:空き枠が1,2枠になるよう調整する]

今私がやっている対策が、この方法です。
ココナラの表示順位は「空き枠が少ないサービス」が下がる傾向にあります。そのため、満枠にはせずに空き枠を減らすことで、表示順位を「ちょうどいいところまで下げる」という作戦です。

受付休止ほどガクッとは下げずに、ちょうど良い塩梅でサービス表示順位を下げると、そこそこ閲覧されるものの、問い合わせ数やお気に入り登録数は落ち着きます。
受付休止よりも安全で、満枠対応よりも楽な方法かな、と思っています。

[暇なとき:PR機能を使う]

問い合わせ数が減り、案件が無くて暇なとき、そしてこのタイミングでサービスの表示順位が下がってしまったら(具体的には2ページ目以降に埋もれてしまったら)、PR機能を使ってみると良いかな、と思います。

こう言うと自慢みたいになってしまいますが、私は幸いこれまでサービスが2ページ目以降に落ちたことがなく、PR機能は使ったことがないのですが、いつかそんなときがやってきたら使ってみようと思っています。

[暇なとき:クーポンを配布する]

2023年にリリースされたばかりの新機能、クーポン配布。
これも私はまだ使っていません。なんとなく使い勝手がね……(苦笑)

どう使っていくと効果的なのか、まだ分からない部分が多いのですが、ちらほらとクーポン配布したら買ってもらえた!という声も耳にしますので、この機能も今後使ってみたいと思っています。

[暇なとき:公開依頼に提案する]

これは実際、私も数年前にはよくやっていました。
暇なときは公開依頼を見まくって、自分にできそうな仕事を自分から取りにいっていましたね。

ライティング系の仕事は公開依頼も多く、うまくいくとリピーターさんになってくれたりもするので、ライティングに限らず「たくさんの公開依頼が出ているカテゴリ」の出品者さんは公開依頼に提案するという方法がおすすめです。

<最近の仕事がきっかけで考え方が変わった>

これは、私個人の話なのですが、忙しいときに限って問い合わせが激増して手が回りきらず、ときには断ってしまうことも……という状況にモヤモヤしていた気持ちが少し変わりました。

最近、ちょっと哲学的なことを考えさせられるお仕事(ライティング)を承りまして、その影響で「縁」について考えました。

忙しいときに届いて承れなかった問い合わせは「最初から縁がなかった」と思うことでストレスやモヤモヤをなくす、という考えに至ったんです。

これまでは「ああ~、折角のチャンスを取り逃した!」とか「このタイミングじゃなきゃ受けられたのに!」とか、そんな風に思っていたのですが、そうではなくて「縁がなかったんだ」「最初から無かったものとして捉えればいいんだ」と考えることで、気持ちが落ち着くようになったんです。

このマインドチェンジは自分の中でかなり大きかったですね。

そもそも問い合わせがなければ、最初から縁もなく、別に「取り逃がした」とか「もったいなかった」とか、そんな風に思わないですもんね。
だから、そう思ってしまえばいいんだ、と。縁がなかった、と。

本当に縁のあるお客様なら「待ちます!」と言って待ってくださいますし、実際にそういったお客様といくつものご縁があり、そんな方々とはとても気持ちの良いお取引をさせていただきました。だから、これは「縁があった」ということで。

人生、何事も「縁」で捉えると、結構気持ちがラクになってスッキリしたので、ちょっとだけ皆さんと共有させていただきました。

おわりに

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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