手描きイラストを綺麗な線画にしてデータ化する方法

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デザイン・イラスト
「チラシ用にイラストを描いてみたけど、鉛筆画で全然目立たない、、、」ということありませんか?
しかもパソコンのPowerPointを使って合成するからデータ化(ファイル化)も必要となると、どうすればいいのか悩むと思います。
今回は、その方法を解説します。

■手描きイラストをデータ化する手順

綺麗にデータ化するには以下の流れでできます。
用意するのは、スマホとPowerPointです。

1.手描きのイラストをスマホで撮影する。
プリンタ付属のスキャナがあればそれでもOKです。
撮影した画像をパソコンと接続して取り込む。
方法としては、スマホからメールで送ったり、USBケーブルで直接接続してコピーするやり方があります。

2.PowerPointを開いて、先程のイラスト画像を開く。
挿入タブの図形から適当なものを選択する。
丸っぽいイラストであれば楕円、角張った部分が多いイラストであれば四角など適当で大丈夫です。

3.イラスト画像の上に図形を重ねて、塗りを透明にする。
図形の線部分で右クリックをして頂点の編集を選択する。
図形を任意の形に編集できる状態になりますので形を整えていきます。
細かいイラストの場合は、頂点の追加をして編集ポイントを増やします。

地道な作業になりますが、PowerPointでも綺麗な線画を作ることが可能です。

しかし、ここで

「ちょっと待って!!PowerPointでチマチマ図形編集ができないよ!」という方も多くいらっしゃると思います。
そうなんです、PowerPointの図形編集でオリジナルイラストを作成することは可能なのですが、感覚の慣れが必要ですぐにできるものではありません。
何度も練習が必要です。

そこでオススメなのが「プロに手描きイラストをデータ化」してもらうことです。餅屋は餅屋ということで、慣れている人に頼んだ方がクオリティが高く効率的です。

■プロがイラストをデータ化する方法

先程の手順で、スマホで撮影したイラスト画像をデータ化します。
そして、Adobe Illustrator(アドビ イラストレーター)というプロのデザイナーが使うソフトで線画を作成します。
このソフトは、好きな太さの線であらゆる曲線を綺麗に線画することができます。世の中に出ている「綺麗な線画のイラスト」は、ほぼこのIllustratorというソフトで作られていると言っても過言ではありません。
ただし、このAdobe Illustratorを操作するには、ある程度の慣れと経験が必要です。
スマホ君.jpg
下絵を元に線を引いていきます。
曲線部分でコツが必要です。
綺麗な線画2.jpg
色をつけたり、線の太さを変更して調整して完成となります。
綺麗な線画3.jpg

当初の下絵と比較すると相当に見栄えがするイラストになります。
綺麗に仕上がったイラストは通常、Ai形式のファイルで保存されますが、PowerPointで使えるPNGやJPGファイルでも保存できます。
※できれば画像劣化の少ないPNGファイルがオススメです。

プロにトレースしてもらったイラストをPowerPointに取り込むと手描きとは全然違います。
チラシに合ったイラストを合成することができますので完成度も高くなります。「手描きのイラストをトレースしてほしい」と思ったら、ぜひプロに頼んでみましょう。

そんなトレース作業をプロの私がココナラでお受けしていますのでご検討ください。ご不明な点などありましたらお気軽にメッセージをいただければと思います。

ココナラでチラシ制作をお受けしております。



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