外部SNSからYouTubeへ誘導すると伸びなくなる理由

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登録者数2万人のチャンネルを運営している中島(なかしま)です。

僕は「電子工作の解説チャンネル」を立ち上げ、6ヶ月で収益化を達成しました。その後、「アニメの解説チャンネル」を立ち上げ、約2か月で収益化を達成しています。

現在、2つのチャンネルは動画の投稿を休止している状態ですが、毎日安定して再生される状況が続いています。その代わりに、YouTubeのサポートを行うコンサルティングを行っています。

今回は自分のチャンネル運営とコンサルティングを受けられた方のデータを元にした解説です。

外部SNSから誘導することで起きること

僕が運営しているチャンネルは外部SNSで宣伝していません。

コンサルを受けられた大半の方がいち早く収益化をしようとTwitterやInstagramでYouTubeに新しい動画を投稿したことを告知したり、チャンネル登録を促していました。

僕も初めてチャンネルを立ち上げた時は「収益化に必要な登録者数1000人ってとても多いなぁ。達成できるか不安だ」という気持ちを持っていました。

しかし、2つのチャンネルを収益化した上で「外部SNSから誘導しなくても収益化はできるんだ」ということを実感しました。また、外部SNSから誘導しているチャンネルは再生回数が多くても1000回ほどで止まっている印象です。

仮に収益化したとしても再生回数が1000回しか回らないと大した収益になりません。

外部SNSから誘導することで伸びなくなる理由

理由は「チャンネルの狙いたいターゲット層から外れた人が動画を見てしまうから」です。

例えとして、スポーツを題材にして考えてみましょう。
あなたは「プロ野球について解説しているチャンネル」を運営しているとします。

外部SNSのフォロワーはプロ野球以外にもサッカーやバスケットボールを好きな人がいます。その人らがどんな動画を投稿しているか気になって見てくれたり、チャンネル登録してくれました。

普通であれば「視聴回数と登録者数が増える」ので嬉しいと思うはずです。しかし、ここに落とし穴があります。

YouTubeに新しい動画を投稿するとトップページにおすすめの動画として表示してくれます。これに関してはYouTube studioのアナリティクスで投稿してから24時間以内のトラフィックソースの種類を確認すると分かります。

このトップページに表示される人は「チャンネル登録している人やチャンネルの動画を視聴したことがある人」を優先している傾向にあります。

外部SNSのフォロワーさんが新しい動画を投稿する度に必ず見てくれれば良いのですが、「プロ野球の解説」をしているので本当に興味がある人でないと見ることはないでしょう。

YouTube側としては動画を再生してもらうことで広告を表示することができます。広告の掲載費が売り上げとなるので、沢山再生される動画ほどおすすめとして表示したいはずです。

しかし、動画を表示しても再生してもらえないのであれば、他の動画を表示したいと考えるはずです。(このあたりはインプレッション数とクリック率を使って解説することが可能)

上記の状況に陥ることを知らずに外部SNSから誘導し続けることにより、チャンネル登録者は動画を見てくれる人ではなく、興味がない人ばかりになってしまいます。そして、YouTubeからこのチャンネルの動画を表示しても再生されないと認知されてしまうのです。

外部SNSを使わずに伸ばす方法

僕がチャンネルを収益化し、安定して再生されるいる状況を作れたのはチャンネルを立ち上げる前に「投稿する動画の方向性について検討したから」です。

元より再生されること狙って動画を出しているということです。

チャンネル登録者については、こちらから削除することはできないのですでに外部SNSから誘導して再生回数が伸びないチャンネルは作り直すことをおすすめしています。

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