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ココナラブログ
「素直さ」という武器
記事
コラム
kyoichi kurosaka
2020/11/14 09:14
企業に居た時、約5年ほど新入社員研修を直接担当したことがありました。入社式が終わり、約1か月間、新入社員と一緒に研修所に泊まり込みます。これが結構大変でした。(救急車誤連絡事件、HP苦情書き込み事件、新型インフル事件 etc.)
しかし生活の場の宿泊棟における振る舞いを観察することが出来るので、最初は分かりませんでしたが3年くらいすると、その社員が将来どのような社員になっていくか大体見当がつくようになりました。(3年前の新入社員が現在、現場でどのようになっているのかを知っているので、目の前にいる新入社員が3年後がどのようになっていくか大凡検討がつくわけです。)
直接新入社員を担当したあとも約10年くらいはその社員がどうなっていくかトレースしていましたので、段々と私の予測はほぼ100%近く当たるようになっていきました。組織において、成功していく社員の能力や振る舞いはいろいろな側面があり、一律に語ることは出来ませんが、私が観察する限りでは一つだけ共通項がありました。
それは「素直さ」です。
人のアドバイスをまずは受け入れる。会社の指示をまずはやってみる。新しく習得したことをまずは実践してみる。
そう、「まずは・・・・」が出来る社員が、仕事も出来る社員なのです。そういう社員は職場での評価も高かったです。この点は自分が転職し、会社が変わり、業種が変わっても一緒でした。ただ注意したいのは「素直さ」が成功している社員の共通項であって、「素直さ」があれば成功するという意味ではありません。「素直さ」はあるけど生意気なやつ、「素直さ」だけが取り柄のやつ、いろいろな「素直さ」のタイプがありましたので「素直さ+何か」と言った方が正しいのかもしれません。
最初は組織の中だけのことかと思いましたが、経営者と言われている人たちとお付き合いをしていてもこの点は大きく違いませんでした。(ただ経営者の場合、一言自論や否定的な見解を述べてから受け入れるというクセのある素直さですが)
今朝、朝食を取りながら父親が、
「お前のコーチングに歌を取り入れたら?」
と言ってきました。
「???」
私の頭は???のオンパレードで、「素直さ」の微塵もありませんでしたが、今これを書いていて、少し「素直」になってみようかなと考えたりもしています。皆さんも今一度「素直さ」について見直されてはいかがでしょうか。
#コーチング
#素直さ
kyoichi kurosaka
ファーメンテーションコーチ / 50代後半 / 男性
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