気づいたら食べるのが怖い!私の体験談など

記事
コラム
食べるのが怖い!!

食事って、美味しくて楽しいはずのものなのに、食事が怖い❓どういうこと❓

普通ならそう思いますよね。

でも、摂食障害当事者たちは、命がけです。
自分たちだって本当だったら何にも気にせずに食べたい。
美味しく、いや、普通に食べられたらどんなにいいことか。
でも、怖い、太ってはいけない、太りたくない、怖い、怖い、、、
常に食べ物のことで頭がいっぱい

少なからず、誰しも痩せたいな、痩せて綺麗になりたい
あのモデルさんや女優さんのような見た目になりたい
そんなふうに思ったり、ダイエット経験が一度はあると思います。
だけど、摂食障害の場合、行き過ぎたダイエットとは訳が違うのです。

ここからは私の体験談を書きたいと思います。

当時中学1年生の私は、
家庭環境や度重なるいじめでどこにも居場所がないく、必死の思いで相談した相手に否定される、といった出来事が続いていました。
これは今思うと、ですが、私は当時、何を食べても全然太らない体質でした。
そのため、周りからよく痩せていていいな、もっと太れよ、ガリガリ!!とうらやましがられたり、からかわれたりされていました。
痩せているから、いらないだろ、と給食を盛り付けてもらえない、といったことも。
病気になる前までは痩せている、とか太っている、とか体型に関しては無頓着で、とにかく食べることが大好きでした。
それでも、中学生になると、周りではあの子が痩せた、太った、もっと痩せたい!とダイエットを始める人が出てきて、
そういった言葉を聞くようになってから、自分は痩せているのか?と意識し始めました。
心無い悪口も沢山ありましたが、痩せていていいな、なんで太らないの?という言葉の方が強く印象にあり、
唯一認めてもらえる自分の良いところなのだ、と大きな勘違いをしてしまいました。
そこから、たくさん痩せるための努力をしました。
給食の総エネルギー量を調べて、まずは半分に減らす、登下校は走る、家でもランニングするなど運動量も増やしました。
自覚はなかったけど、これが俗にいうダイエットなのかな。
でも、その境目はあいまいだけれど、すぐに普通のダイエットではなくなりました。
気づいたら食べたらいけない、怖い、太りたくない!と思うようになっていたんです。
周りにはダイエットだと話していたけど、その時すでに食べるのが怖い!そんな頭が出来上がってしまっていました。
もう歯止めは聞かなくなっており、何が何でも痩せないと。痩せるためには何でもやる、そんな頭恐ろしい病気になっているとは思いもよらず。。。
友達や家族、あなたのまわりの大切な誰かが、最近かなり痩せた。すごく頑張ってダイエットをしている。そんな人はいませんか?
ただダイエットをが頑張っているように思えても、実は歯止めが利かなくなり、命がけで痩せようともがいているかもしれません。。

私もそうでしたが、摂食障害の根本には、自分への自信のなさや
、コンプレックス、家庭環境
いじめなどで苦しんだ経験などがあります。

自分の経験から、まずはそこに気づき、自分を認めてあげられるようになることが大事だと思っています。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す