子供に宿題をしなさい、と言って嫌になったとき

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子供って毎日学校から宿題が出ていますが、ちゃんとやる子もいれば言われてやる子もいます。言われてもやらない子、もうやった、今日は宿題無い、と嘘をつく子もいます。

わたしは子供のころ、宿題をやらない子供でした。宿題が嫌で焼却炉で燃やしたり、ゴミ箱に捨てていたこともあります。特典目当てで入った進研ゼミとか、希望を持って入った公文も真面目にやったのは最初の数ヶ月だけ。すぐに飽きてやらなくなりました。


そんなわたしが親になると「ちゃんと宿題しなさい」と偉そうに言っています。でも大人のわたしでも「明日までに書類を書いて出せ」と言われればやっぱり逃げたくなります。
そもそも、自分がやりたいと思わないことに気が進むわけもなく、「じゃあとりあえずゲームしてから」と言う子どもがなる気持ちも分かります。

例えば大人が家に持ち帰って仕事しろ、と言われれば、見えない残業になってしまいます。会社で居残れば残業になって残業代も出るでしょう。でも子供は学校で居残りさせられても先生に怒られるだけです。

こんなことを考えていたら、子供に「宿題をしろ」とはまったく言えない気分になってしまいました。
本当は分かっているのです。
「今ほんとうにしたいことをした方が良い」
でも現実を知ったわたしが反対します。
「宿題をしないと学校の授業についていけなくなってつまらなくなる。進路も狭まって選択肢の幅が狭くなる」

つまり、2人のわたしが押し問答をしているのです。

で、現実はどうなるかというと、ロールプレイングが開始されます。
わたしが「宿題をしなさい」と言う役目、子供が「好きなことをしたい」という役目。そうやって真実に気が付くまでこれが続くのです。

では、これを終わらせるためにはどうすれば良いかというと、もう1人の自分を迎えにいってあげれば良いのです。
つまり親としてのわたしであれば、「自分に好きなことをさせてあげる」

そうすると、子供が宿題しなくても気にならなくなるか、
何も言わなくても宿題をやるようになるのです。

嘘みたいなホントの話。ぜひ試してみてください。

琥珀流




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