1度言って直らないのは自分も同じ

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コラム
子供に何度も同じことを注意する自分が嫌になるときがあります。
「電気を着けたら消して!」
「使ったら片付けて!」
「プリントちゃんと出して!」
「先に宿題をして!」

などなど、何度も何度も同じことを言っています。
子供に注意すると、最初の1、2回はするのですが、また忘れてやらなくなります。
何度も何度も同じことを言っていると、「なぜ忘れてしまうんだろう?」と落ち込むこともあります。

でも、よくよく考えてみたら自分も言われて直らないこともあります。
例えばわたしは子供の水筒を用意するのですが、子供に毎朝「もう!ちゃんとロックをかけてって言ってるじゃん!」と怒られます。

自分にとって重要ではないと思うことは忘れてしまうのですね。
子供にとっても片付けをするのも電気代を払うのもプリントを見るのも自分ではないので、忘れてしまうのです。

自分たちでするようになれば意識が変わってくるでしょう。
でも実際は親がすることがほとんどです。

だからイライラしたり落ち込んだりするのですが、
「自分だってできてないじゃん」と思うと、少し心が楽になります。

わたしの場合は「人の顔を見るときは口角を上げる」ということを決めています。でもぜんぜんできません。
すっかり忘れてしまっているのです。何度も自分に言い聞かせても10回に1回くらいしかできてません。

このように意識していても忘れてしまうくらいなのですから、何度言っても忘れてしまうことは当たり前だと言えます。

じゃあ諦めてしまうのか?というとそうではなく、何度も同じことを言い続けることも1つのコミュニケーションだと思ってやれば良いと思います。

そしていつかできた日に、「成長したな」と実感できればな、と思いながら今日も脱ぎ散らかした子供の服を片付けています。

琥珀流









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