インドの聖女アマチに会ったときに起きた不思議なこと

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インドにアマチという聖者がいます。
正式な名前は
「マーター・アムリターナンダマイー」
アマチというのは通称で
「お母さん」という意味。

アンマ、マザーとも呼ばれていてとても温かみのある聖者です。

アマチは「抱きしめる聖者」として知られ、
来た人全員をハグしてくれます。

毎年、来日している聖者なので
知っている人も多いかもしれません。

わたしはアマチに会って初めて
「魂が洗われる」経験をしました。
今日はそのときのお話をします。

トップ画像参照:(c)Amritaheart

アマチ?それ誰?

わたしが最初にアマチに会ったのは、
サイババに会いに行く途中でのこと。

インドの田舎町のバス停でサイババのいる町、
プッタパルティーに行くバスを待っていました。

「あの、すいません。アマチに会いに来た方ですか?」
突然、うしろから声をかけられ、
振り返ると白い服を着た4、5人の日本人が立っていました。

「え?アマチって誰ですか?」

と聞き返すと、驚いた様子で聞き返してきました。

「アマチに会いに会いにきたんじゃないんですか?」
「いや、だからアマチって誰ですか?」

それからアマチのことについて教えてもらいました。
ザッとまとめると

・サイババと同じ聖者である
・女性である
・インドでは超有名
・物質化などの奇跡は起こさないけどハグしてくれる
・巡業しているので偶然会えるのは超ラッキー

特に最後の「偶然会えるのは超ラッキー」には惹かれました。

だって目の前の人たちはわざわざ日本から
アマチを追いかけてきたのに比べ、
わたしは旅の途中でたまたま居合わせただけなのです。

今日、この町で講演をし、
また明日には移動するということ。

急ぎの旅でもないし、せっかくだから一目会っておくか、
と軽い気持ちで、大きなバックパックを背負って
その日本人のグループと一緒に
アマチが来るという会場へ向かいました。

アマチに会って起こったこと

会場はとっても広大な広場でした。
大規模なフェスを行う会場のよう。
聞くと2万人ほど収容できる会場らしい。

そこでしばらく座って待っていると、会場がざわめき立ちます。
どうやらアマチとやらが着いたようです。

壮大な音楽が流れ、従者と一緒にアマチが歩いてきました。

その時でした。
わたしは、いつも間にか泣いていました。
それも嗚咽しながらの大号泣。

自分でも驚きました。
自分がどうしてこんなにも泣いているのか、
さっぱり分からないのです。

熱烈なファンが好きなアーティストに会って泣くなら分かります。
でもわたしは好きでもない。
言い方悪いけど、ただの冷やかし。

ただただ、アマチがゆっくり歩いて会場入りする間、
子供のように泣きじゃくていました。

抱きしめられた感覚

ひとしきり泣いたあと、アマチによる講演が始まりました。
もちろん言葉は分かりません。
ただただ、流ちょうな口調に
心地よさを感じながらボケーっと聞いてました。

次にバジャン(歌)が始まります。
最初に演奏に合わせ、1人が歌をうたい、
その後同じフレーズが流れてみんなで同じように歌う、
というインド独特なバジャン。

バジャンをききながら、泣き疲れもあり、
いつの間にか寝ていました。

8時間は眠っていたと思います。
起きたらあたりは真っ暗になっていました。

見ると、アマチの前には来場者の行列ができていて、
1人1人抱きしめていました。

「せっかくだから抱きしめてもらいなよ」
一緒に来た日本人の人に言われ、列の最後尾に並びました。
といってももう終わりかけのころ。

その時、従者の1人が「ここでもうハグは終わり」と通告をしました。
並んだけど、終わりか、まぁいいや、
そう思って列を離れようとしたとき、
わたしの前にいた人が突然叫びました。

(言っていることは分かりませんが、
ゼスチャーでこんな感じのこと言っていたと思います。)

信者「俺はズット並んでいたんだ!
俺までハグしてくれよ!」

従者「アマチには次の会場に行くために休んでもらわなければなりません。
時間も遅いし、もう終わりです」

信者「そんな殺生な!お願いだからハグしてくれよぉ!」

従者「ダメったらダメ!早く並ばないアナタが悪いのよ!」

このような問答がくり返されました。
そのとき、アマチが割って入りました。

アマチ「まぁまぁ、じゃあ今、並んでいる人までハグしましょう」

そんなわけで、たまたま後ろに並んでいたわたしまでハグをしてくれることになったのです。

パワーが上がる

いよいよアマチに抱きしめらるときがきました。
なんだか初対面の人にハグされるのって緊張します。

抱かれるまえに従者におでこに白い粉をつけられて、いよいよハグ。

抱きしめられたとき、
とても甘い香りがしました。

そして、
「アマアマアマアマアマ・・・」
的なことを唱えながら
しっかりハグをしてくれました。

抱きしめられたあと、気がついたことがあります。
身体がポカポカ温かいのです。疲れも無く、
まるで温泉に入ったような気分になりました。

それに加え、パワーが上がった感覚がありました。
ドラゴンボールの「超神水」を飲んだらこんな感じかな?
と思うくらい。

このような感覚はこのときが初めてでした。

何度も出会う

それからわたしはサイババの元へ向かい、
インドを適当に旅していたのですが、
その途中で、4回ほどアマチに出会いました。

別にわたしが合わせたわけではなく、
なぜか行くところに毎回アマチがいるのです。

もう何か出会わされてるとしか思いません。

しかもわたしは並ぶのが超苦手なので、
ハグしてもらうのはいいや、
と毎回思うのです。

ところが、お菓子を貰いにいったら
(儀式で使ったお菓子を分けてもらえます)
列の間が勝手に開いて
いつの間にか前の列に入ってしまったり、
「今日は外国人優先です」
みたいなことになって5分も待たずに
ハグしてもらったりということが起こります。

結局、毎回ハグしてもらえました。
そして、その度に各段にエネルギーが上がった気がしました。

今思うこと

今になってみれば、大号泣は魂の浄化であり、
何度もアマチに引き寄せられたのは、
今世の使命のためであることが分かります。

そして、この出会いがあったからこそ、
今のわたしがあるといっても過言ではありません。

この出会いでわたしが
「スピリチュアルな道を進む」
ということは決定づけられたのですから。

それと余談ですが、当時、
アマチの会場で占星術を受けました。

全部英語で書かれていたので、
読んでなかったのですが、
数年後に翻訳してみると、
怖いくらいに全部当たっていました。

ただ、一つだけ、外れていることがありました。
それは「火の災難に遭う」ということです。

実はアマチに会いに行ったときに、
特別な儀式をしたことがありました。

その内容が
「火の災難から守られる」
という趣旨の儀式だったので、
おそらくそれで守られたのだと思います。

とにかく信じられないようなことが当たり前のように起こる。
それがインドという国です。

長くなりました。今日はこの辺で^^

琥珀流


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