【ストレスも柿の種もや七対三】

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コラム
 ストレスと一口に言うが、実態は、心や
 身体にかかる外からの刺激(例:嫌味を
 言われる)「ストレス要因」と、外から
 の刺激によって生じる心身の反応や行動
 (例:怒りが募る)「ストレス反応」を
 区別せずに呼んでいる。「ストレス要因」
 は「ストレッサー」とも呼ばれ、それに
 より湧き起こる感情の快:不快の比率は
 7:3がベストだと言われている。正に
 世間で言われている柿の種と同じなのだ。
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 同じストレス刺激を受けてもそれをどう
 認知・評価するかでストレスとなるのか
 否かが違う。更にはっきりと言えるのは、
 ストレスは、「思い通りにならないこと」
 を認知している時に生じる、ということ。
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 こうしたストレスを感じながらも、その
 快:不快の比率が7:3ならばちょうど
 良いとされる。ハードな状況であっても、
 その人にとって「やり甲斐」や「楽しさ」
 を感じられればストレスにはならないし、
 余裕があるようでも、本人の望む状況で
 なければストレスになる、ということだ。
 「やり甲斐」や「楽しさ」を感じられる
 ということは適度な緊張状態(交感神経)
 と安心感(副交感神経)とがうまく作用
 しているということで「人生のスパイス」
 と呼ばれる3割程度のものならば良いが、
 「心理的反応(不安、怒り、緊張、苛々、
 興奮、落胆、混乱、憂鬱な気分、等)」、
 「身体的反応(動悸、冷汗、胃痛、下痢、
 頭痛、疲労感、食欲低下、不眠、等)」、
 「行動の変化(遅刻、欠勤、ミス、事故、
 トラブル、飲酒量や喫煙量の急増、等)」
 等のストレス反応が現れるようなら最早
 そんな生易しいものではないから、様々
 な病気(精神障害、頭痛、肩こり、下痢、
 便秘、不眠症、アレルギー疾患、胃潰瘍、
 生活習慣病、癌等)の発症を防ぐために、
 自分でケア(セルフケア)したり周囲の
 ラインケアが必要である。カウンセラー
 のカウンセリングもその一助となるもの
 だから、私も自身の苦い体験を活かして
 微力ながらお役に立てれば幸いである。
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 御閲覧、心より感謝申し上げます。
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