【心の健康守れ(替え歌シリーズ)】

記事
コラム
 企業には従業員の心の健康を守るための
 「安全配慮義務」があるが、遺憾ながら、
 それが机上の空論に過ぎないことを私は
 身をもって知っている。
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 少なくとも、私自身の過去の勤務先では、
 「安全配慮義務」とは無縁だった。
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 「仕事をしているフリをしている」等と
 陰口を叩かれ、自分の歓迎会だけが開催
 されず、忘年会の会場へ移動する時には
 一人置き去りにされ、担当の自分が席に
 いるのにも関わらず自分にかかってきた
 電話に勝手に対応されて事後報告もない。
 それまでどの職場でも言われてないのに
 「体臭がきつい」と言われ、毎朝出勤後、
 トイレに籠り、ボディーシートで身体を
 拭き、着替えをしてからオフィスに入る
 というケアまでやっても、仕事中に度々
 拭いてくるように言われる始末。病院の
 診察では、「問題ない」とのことだった
 ので、そうなるとこれは感じ方の問題に
 なるから、誰が悪い訳でもない。本当に
 臭うのなら、日頃の職場環境を考えると、
 明らかにストレス臭だと言える。これら
 のことは、立場的に言えば、ケアされる
 側が逆にケアを求められ、そればかりか
 次々とダメージを与えられている、そう
 いう印象だった。それで「公平に接して
 くれ」と訴えたら「甘ったれるな!」と
 威嚇するのだから何をかいわんやである。
 挙句の果てに、都合が悪くなると勝手な
 理由を付けてお払い箱。実に情けない。
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 だから、誰に対してでもこんな仕打ちは
 あってはならないと思ったことが理由で
 今の仕事(メンタルケア・アドバイザー、
 心理カウンセラー)を志すようになった。
 メンタルヘルスを少しでも学んだ人なら、
 企業にとって従業員の心の健康が如何に
 大事か、容易く分かることなのに、人の
 心の痛みが分からない、いや、分かろう
 ともしない人がどれ程いるか。現実には、
 そんなことも理解できない管理職が多い。
 この替え歌は、特に、そんな、勉強不足
 の管理職に知っておいてもらいたい。
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 難しいことなど何も言ってないから。
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 心の健康守れ
 (「宇宙戦艦ヤマト」の替え歌)
替え歌05.jpg
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 御閲覧、心より感謝申し上げます。

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