新年 いかがお過ごしでしょうか。
昨年はコロナ禍により、暮らしも仕事も、大きく変わることとなりました。
仕事の中で、実感として変わった住まいへのニーズをいくつか挙げてみます。
1)手洗い、洗面ボウルを玄関周辺に配置する
2)書斎コーナーを作る
3)キッチンの回遊動線
以下詳しくコメント
1)手洗い、洗面ボウルを玄関周辺に
これは玄関ホール廻りの動線を再考することとなり、
厳密にプランニングすることで、スペース確保や使いやすさに
つながっていきます。
合わせて、シューズクロークといった玄関収納の大型化により、
外出に関するモノ収納をまとめて、動線をシンプルにすることに
つながっています。
玄関近くにセカンド洗面を設けなくても、洗面所自体を玄関近くに
設けてる例も増えました。
その場合、従来からの洗面所(洗面+洗濯)を分けて、洗面を洗濯+脱衣所
と切り離し、来客でも誰でも使えるように広めの洗面を廊下など小空間に設
けることが多かったです。
いずれにしても、洗面廻りはちょっと凝ったことをしています。
キレイなデザインボウルにしたり、おしゃれなタイル貼り、化粧などの収納
を
別途設けるなど、 少しの時間でも毎日過ごす空間をバージョンアップさせています。
2)書斎コーナーを作る
これも在宅ワーク絡みでもうお馴染みです。
ポイントは家族みんながストレスフリーで過ごせるようにする事です。
個室を設けられるスペースがあれば良いですが、個室化がベストかどうか、
よく考えましょう。
個人的には本格的在宅ワーク者以外は、ある程度フレキシブルに使える空
間にしたほうが良いと思います。LDKが家族で集まり過ごす主スペース
になり、これらを小さくすることはありません。よって、個室スペースが取
れても、個室での作業以外はLDKで過ごせるような間取りをお勧めしま
す。(あくまでオススメなので、個別のニーズや打合せで変わりますね)
3)キッチンの回遊動線
対面型がベーシックとなり久しいですが、ここ数年人気のアイランドタイプ
への
ニーズが一気に増えた気がします。私がお勧めしていることも有り…
(笑)
アイランドのメリットは2方向、2WAY動線であり、誰もが気軽にキッ
チン
に出入りできて、共働きニーズやリタイア世代の「ご主人キッチンに入
る」、 といった様々な世代・ライフスタイルに対応できることが挙げられ
ます。 キッチンを中心とした家事動線を効率よく回れ、かつ、インテリア
的にも すっきりキレイにみえるのが、アイランドキッチンの良さと言えま
す。
今年も、素敵な住まいの実現に向けて、
微力ながら伴走していきたいと思います。
本年もどうぞよろしく。