「公務員になって何がやりたいですか」
この質問にしっかり答えられるようになることが大切だと前回述べました。
これは民間企業に就職する場合でも同じですよね。
公務員対策の勉強は、当然それなりの努力が必要になりますが、
あなたが公務員になりたいと少しでも考えているなら、
勉強を始める前に官庁や自治体が主催する「説明会」に足を運びましょう。
可能ならば、
「インターンシップ制度」を活用して、あなたが希望する県庁や市役所で
実際に勤務してみるのが一番いいです。
就職したいところが明確になり、そこで実際に働く経験ができれば、
当然ですがモチベーションが上がり、勉強にも拍車がかかりますよね。
話をまとめると、
「公務員になって何がやりたいですか」
が明確になれば、次に
「どこで働きたいですか」(※国、県庁、市役所など)
を明確にすること。
願わくは、そこで働く体験をする。もしくは働いている方の声を聞く。
試験勉強は集中して半年間取り組めば大丈夫です。
試験に合格することだけを考えるのではなく、
公務員として「公共サービス」に長く従事できるような準備をしておくべきです。そうしないと、折角の勉強が無駄になってしまいます。
元公務員の方が、動画をアップしておられました。
首席で合格されたにも関わらず、わずか数年で退職されたそうです。
色んな事情があったにせよ、勿体ないですね。
この能力を公共サービスとして還元して欲しかったと切に思います。
公務員としての経験を重ねて、係長や課長等の役職につくと、
住民の代表である議員からの「要望」に対する交渉(打合せ)、
首長である知事や市長に政策に関するレク(説明)をする機会があるのですが、このような経験をせずに退職してしまうことは大きな損失です。
年齢を重ねていくと、PTAや地域自治会の役員をする時がありますが、
役所の内部の動きが理解できると、
どの部署にどのような要望をすればよいのか、自然と分かってきます。
私も自治会の役員をしていますが、周りから頼りにされています。
単に合格すればいいや、とだけ考えるのではなく、
不透明な世の中の情勢ではありますが、
そんなときだからこそ、あなたの未来もしっかりと考えて下さいね。
そこまでやってから、試験勉強に勉強に取り組んでも全然遅くありません。
焦らずに、しっかりと足元を固めましょう。
そうは言っても、やっぱり不安です。
という人も多いでしょう。あなたは大丈夫ですか、自信持って頑張れますか。
そのような方のために、公務員歴25年以上の私が「電話相談」して
あなたにアドバイスしたいと思います。
ご希望の方は、是非「電話相談」を申し込みして下さい。
宜しくお願い致します。
本日は以上です。次回をお楽しみに。