ワードプレスについて多くの初心者さんが勘違いをしていること

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コラム
外出自粛でブログでも始めようかなぁと思っている方に、ブログを始める前に考えたいことを解説します。

本業はWebディレクター、ココナラでは主にワードプレス関連のサポートを出品しています「あきむら」と申します。

仕事が自宅待機になってしまった、在宅やリモートワークになってしまい時間ができた、経営するお店の集客を取り戻すために情報発信をしたい…

など、様々な想いでこれからブログを始めようかな、と考えている方も多いと思います。

特にブログ=WordPress(ワードプレス)一択と思っているのであれば、少し立ち止まって、こちらの記事を読んでいただきたいです。

私がなぜこんなことを言うのか?は、記事の終わりに書いておりますので、ご興味を持っていただけましたら最後まで読んでいただけると嬉しいです!

WordPress(ワードプレス)でブログを始める前に…こんな勘違いしていませんか?

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WordPressでブログを始めよう、と考えている方は、まずWordPressに対してこんなことを期待していませんか?

もしこちらでご紹介するような感じにWordPressをとらえているようでしたら、ちょっと注意が必要かもしれません。

・WordPressは簡単だ
・WordPressは初心者でもできる
・WordPressは収益につながる

こちらに言われていること、字面を見ればもちろんWordPressのメリットなのですが、実はここには大きな勘違いが生まれるポイントがあるのです。

・WordPressは(ブログを運営経験者やITに強い人には)簡単だ
・WordPressは(自分で勉強する気力・時間があるなら)初心者でもできる
・WordPressは(長期間運営するなら)収益につながる

今書いた()カッコ内のことがクリアできているなら、Wordpressに関する認識は間違っていません。

もし上に挙げたことに1つでも「ん?イメージしていることと違うぞ?」と感じるようであればWordPressを始めるのは少し立ち止まった方が良いかもしれません。

WordPressでの運営はブログ記事を書くだけではない!

WordPress(ワードプレス)はもちろんHtmlやCSSと言った専門知識がなくてもサイトは作れるのが強みです。

ただ注意しなければいけないのは、Wordpressではブログを書くだけではなくそれに付随する様々な管理が必要になります。

・バックアップ取得
・WordPressのバージョンアップ
・テーマのバージョンアップ
・プラグインのバージョンアップ
・ドメインの更新
・サーバの更新

もしアメブロ、はてなブログと言った無料ブログサービスを使えば、こう言った管理は運営元の会社がしてくれます。

一方でWordPressは全ての管理者はご自身になります。
もちろんWordPressで作ったサイトに何か不具合があれば、自分で全て直さなければいけません。

WordPressは簡単に自分のWebサイト(ホームページ・ブログ)を持てますが、管理も必要なことは始める時の検討材料にしていただければ、と思います。

WordPressはこんな人におすすめです

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と、ちょっとWordPress(ワードプレス)への恐怖感を高めてしまいましたが、次のような想いがある方はWordPressでのブログ運営も楽しくできます。

・パソコンやシステムは苦手だけど頑張って勉強したい
・じっくり時間をかけてでも自分のWebサイトを持ちたい!
・WordPressの管理はプロに任せたいし、そこにお金が掛かってもやりたい

こんな風に考えてらっしゃるなら、WordPressでの運営で大変だ、と感じることがあってもうまく向き合っていけると思います。

ビジネスでWordPressをやろうという方は、こう言ったサイト制作・管理に定期的なコストがかかることを前提として、WordPressの制作・管理も外注してしまえばWordPressのデメリットをカバーできます。

WordPressが向かないのはこんなケース

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WordPress(ワードプレス)が向かないのはこんなケースです。

・ブログを書く以外のほかのことはやりたくない
・皆が作っているからホームページだけ作っておきたい
・頻繁にページを更新しない

例えばWordPressの管理すら嫌だ、という方は無料ブログサービスのアメブロやはてなを利用した方が後で「こんなはずではなかった…」と感じることが少ないと思います。

また名刺がわりのホームページなら、WordPressより管理が楽なホームページ作成サービスを利用した方が、管理の労力をグッと減らせます。

例えば私は3つWordPressサイトを持っていますが、新しいサイトを作成する時はどんなに簡単な設定しかしなくても満足いくサイトを作るまでは8時間くらいはかかります。

もちろんWordPressを運営するより、ほかのサービスは料金は高いかもしれません。
ですが先にご説明した管理にとられる時間を、ご自身の時給を計算した額を入れてみてください。

意外に料金は変わらないのではないでしょうか?

WordPressでサイト制作を外注する時の注意点

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ここからは主にWordPress(ワードプレス)でサイト制作を外注しようと考えている方の注意点もご紹介しておきます。

WordPressでサイト制作を外注するとき丸投げはとても危険なので、最低でも参考にしたいサイトなどを必ず提示できるようにしておくことが大切です。

基本的にはサイト制作を行う時は、1〜2ヶ月ほど「要件定義」という工程があります。

これをすっ飛ばして外注さんへ丸投げしてしまうと、うまく言葉のニュアンスが伝わらないことが多々あります。

私は本業ではWebディレクターとして多くの外注プログラマの方とやりとりしますが、こちらからサイトの設計図などの資料、対面でイメージを伝えてもやはり思い違い、勘違いなどのコミュニケーションミスは起こります。

サイト制作は5〜30・50万、場合によっては100万以上と費用に幅もある上、思い通りのサイトを制作するには、依頼を受ける側にもする側にもスキルが必要になります。

せっかく大きな額をかけて外注をしても、最初にかけた倍以上の額で作り直さなければいけなくなる、などの例も多数みていますので、特に注意が必要です。

WordPressで失敗して欲しくないからこそ言いたいこと

私自身も3つのブログを運営していますが、自分自身の経験の言語化を通して誰がが元気になってもらえたり、経験を共有できたりすると充実感があります。

ただこの記事でご紹介しているような注意点を知らないまま、WordPressしかない!という想いからWordPressを始めてしまうと、WordPressでサイトを運営する楽しさを感じる前にやめてしまう人も多いのです。

WordPressでWebサイト(ホームページ・ブログ)を作るなと言いたいわけでは決してありません。

ただWordPressに対するご自分のイメージがメリットだけに寄ってしまっていると、自分で管理しきれない、サイト運営を続けられないという方も多いのです。

もしご自分のサイトはどんなようにしたら良いのかな?と迷われている、誰に相談して良いかわからない、などの場合は、こう言った視点でご提案もさせていただいてます。

参考にしていただけると嬉しいです!




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