私がカウンセラーの資格をとる理由になったのは、心理学を勉強していた延長上になるのですが、ならなぜ心理学を勉強を始めたかという話になると、今の仕事が多いに関係してきます。
私はもともと人と交流するのはそんなに好きではなかったのですが、短大を卒業してすぐに、海外に行ったことが一つの転機になっていると思います。
お国柄、人との交流を避けることができない状況に陥り、人と交流することに抵抗がなくなったということは事実です。
でも、他人に興味を持つというほどではありませんでした。
ただ、今の接客・サービス業をすることによってそんなことは言っていられなくなりました。
もちろん一部の人に限りますが、お客さんが何を考えているのか全く理解できないのです。
というか、それ自分の責任ですよね、って誰もが思うことでも当たり前のようにこちらにクレームを言ってくる。
何度も繰り返しますが、それはごく一部の人に限るのですが、こういう人に当たってしまうと本当にものすごいダメージを受けます。
なんでそういう考えになるんだろう・・・。
そう思ったのが私が心理学を学ぶきっかけです。
心理学を学んだからといって、人が何を考えているのかはわかりません。
超能力ではないですから 笑
でも、人の認知、いわゆる人が考える時のクセ を知ることができます。
それを知ったことでだいぶストレスの感じ方が変わってきたと思います。
もちろん、接客業やサービス業が天職です というかたはそういうことを学ばなくてもわかってるという方も多いと思います。
ですが、私は違います。
だから、心理学を学んだことは本当にためになりました。
そして、私と同じようなストレスと闘っている方がいれば、役に立てればと思ってカウンセラーになったという感じです。
別に、だからどうしたの? って思う人の方が多いとは思いますが、改めて文章にしてみて自分を省みることができたな、としみじみ感じています。