資格勉強の時間は無価値ではない

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コラム
資格よりも実務経験が大切。という話はよく出ます。

せっかく頑張ってCADの資格(CAD利用技術者試験)をとっても、100% CAD関連の仕事につけるわけではありません。

仮に取った資格が、転職の役立つことはなかったとしましょう。
すると「合格のために費やした時間は無駄だった」と思ってしまいがちです。

更に悪い事に、試験勉強中にこのネガティブな気持ちが強まると「資格を取っても意味がない」と、勉強を怠ける言い訳に使われます。

でも、少なくとも、資格取得のために勉強した時間は無価値ではありません。社会人でわざわざ資格の勉強する。すると以下のような能力が自然と身についているのです。
・学習時間を確保するためのタイムマネジメント能力
・試験に必要な教材や道具を調べる情報収集能力
・長い時間机に向かって勉強する集中力
・スマホやテレビ、ゲームなどの遊びに誘惑されないセルフマネジメント能力
など。
これらは資格のように肩書きとなるものではありません。しかし、今後仕事をする時や、新しく資格を取ろうと考えた時にそのまま使える立派なスキルなのです。

得てして、資格そのものよりも、資格を取れるだけの「努力が出来る」。
その方が、転職には有利だったりします。

当然ですよね。
採用担当者の立場になれば、真面目に努力出来る人と口ばかりの人。
どちらを採用するか?
明白です。


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