孤独な介護の悲劇

ネットニュースに、ある裁判の記事が載っていました。

22歳の女性が認知症の祖母を介護の末、殺害してしまったという記事でした。

記事を読んでいくうち、その女性が気の毒になってしまいました。

彼女は家族や親せきから介護を押し付けられ、寝る間も十分に取れなかったそうです。

また、家族や職場の人に相談しても相手にされず、ケアマネジャーと連絡を取ることも禁じられたそうです。

記事を読み終わり、「どうにかして助けてあげられなかったのだろうか」としばらく考え込んでしまいました。

助けを求めても相手にされなければ、きっと相談する気もなくなるでしょう。

彼女の発しているSOSを気づける人はいなかったんでしょうか。

とても他人事とは思えません。

介護というと、介護される側に目がいきがちですが、介護をしている方の状況を知る努力を必要性を強く感じました。