【初めての転職】#001  転職理由を考える

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コラム
みなさん、こんにちは(。・ω・。)ノ
キャリアコンサルタント×メンタルサポーターのノブです。


前回予告のとおり
ココナラブログでテーマを決めて連載をスタートします!


今回のテーマは「初めての転職」というタイトルで
様々な切り口から転職にまつわる話をお伝えしたいと思います。


まず最初は「転職理由を考える」について

さて、皆さんはこんなことを考えたことはないでしょうか?
給与も安いし
キャリアアップも見込めないし
職場の雰囲気も悪い。。。

そうだ!
もっと自分に合う会社がどこかにあるはずだ・・・!
うんうん
確かに考えたことあるー、っていう人多いかもですね。

こう考えて
「じゃあ、転職しよう!」って思うわけですが
まず最初に準備しなきゃいけないのは
「なんで転職するのか?」という理由を考えること
です。

今回は
転職をスタートするにあたっての最初のステップ
「転職理由」
について考えていきます。


①転職ランキング


少し話題を変えまして。。。
dodaが2023年に発表している転職理由ランキングでは
①給与が低い・昇給が見込めない
②昇進・キャリアアップが望めない
③社内の雰囲気が悪い
ということだそうです。

皆さんの会社や職場でも
当てはまるものはありますか?

そうであれば
「じゃあ、転職だ!」
じゃなくて、、、💦
一度落ち着いて考えてみましょう。


給与や昇給が見込めないのはなんでだろう…
昇進やキャリアアップができないのは…
社内の雰囲気はなんで悪いんだろう…


こう考えたとき
もし自分自身で解決の糸口があったり
相談できる場合は
まずは自分で解決に向けて動いてみたり
信頼できる人に相談してみましょう。

自分で動いても解決できなかったとか
相談できる相手に話しても難しかったとか
そういうときに
「転職」を考えたほうが良いです。


②なぜ転職理由を聞くのか


さて
転職理由はなぜ聞かれるのでしょうか。

応募を受ける企業は
一度応募を出すとたくさんの方の応募者とお会いします。
その中で応募者の何を見ているかというと
自社との相性はもちろんのこと
応募者がこれまで抱えた不満や不安を
自ら解消するために行動を起こしたのかを見ていて

「嫌になったから、の理由で単純に辞めてないか」
「当社に入って同じ理由ですぐ辞めないか」

というのを確認しています。

そして採用は企業にとっては大きな投資であり
一人採用するにも数十万~100万単位の費用がかかります

企業にとっても
採用する人にはしっかりと活躍してほしい
企業のために働き貢献してほしい
という願いがあるからこそ
見極めは慎重になってしまいます。

このため
退職理由を通じて
長く働いてもらえるか
退職の思いが自社で消化できるか
といったことを確認しています。


③転職理由はどのように考えたらよいか


では
実際に転職理由を考えてみましょう。

転職理由を考えるときは
以下の3つのポイントで話を整理すると
相手にわかりやすく伝わります。
・なぜ辞めたいと思ったのか
・辞めないように自ら動いたか
・ではどうすれば辞めずに働けたのか(次の企業で求めたいこと)

簡単にお伝えすると
「どうしても今の会社を辞めないと
 これからの私のやりたいことができない!」
ということが伝わればよいと思います。
※その後の志望動機などは今後の連載ブログでも触れていきます。


それでは
上記のポイントを踏まえて書いてみた
転職理由の実例について2つ示します。
みなさんはどちらの方を採用しますか?

【①のケース】
私は営業としてお客様に提案していましたが、自社の商材が売れないものなので、お客様にも受け入れられず大変な思いをしました。
上司にも相談しましたが「とにかく売ってこい」の一言で何も相談に乗ってくれません。また、お客様の意見を商品部門にも相談しましたが、なんの回答もなく取り合ってくれません。
このような職場では自分も活躍できないと感じたので、より売れる商材を扱っている会社に行きたいと思い、転職を考えています。

【②のケース】
営業として日々多くのお客様を回り、自社の商材を提案しましたが、売り上げが伸びない状況が続いていました。
上司にも販売につなげるアドバイスを何度も相談しましたが、具体的な提案がない状況への歯がゆさを感じていました。また、お客様からも自社の商材に関する意見も多く上がり、社内の関係部門にもフィードバックしてもなかなか改善につながらない現状もありました。
今後はお客様の意見を吸い上げて改善につなげる風土であることや、上司やチーム内でも協力しながら仕事を進められる環境で、自分の営業スキルを活かして活躍したいと思い、転職を考えています。

いかがでしょうか?

①のケースであれば
「他人に責任を押し付けてる感じがする…。
 うちでも同じように文句を言ってやめるのかな?」
と感じるでしょう。

②のケースであれば
「前の会社はなかなか難しい状況だったんだな。
 ウチの会社でその思いをバネにすれは活躍できるかも…」
と感じるでしょう。

転職をするにも本音をそのまま話しては
特にネガティブな理由や言葉になると
とたんに「不採用!」に判断が触れます。
しかし
頑張ったけどなかなか実らなかったとか
努力したけどできなかった
というような「自ら動いた実績」が伝われば
次への期待も寄せてもらえるので
採用につながりやすくなります。


企業は皆さんを採用することで
自社の売り上げや成長につながるか
ということをまず最初に考えます。

皆さん一人ひとりには必ず
得意なことや頑張ったことがあるでしょう
その内容をしっかりとお伝えいただくことで
企業も安心して皆さんの採用に向けて
真剣に考えるということになります。



ここまでお読みいただきありがとうございます。
退職理由一つでも採用に大きく影響します
そこからつながる
「志望動機」「過去と将来のキャリア」
などもポイントです。

次回は10月6日(金)に第二弾をお伝えできたらと思います。





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 次回の連載に向けて貴重な意見として改善に努めます。


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