【日記】#29 ボタンの掛け違い

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みなさん、こんにちは(。・ω・。)ノ
キャリコン×メンタルサポーターのノブです。


今日は「ボタンの掛け違い」についての話です。

本業で最近
ハラスメントに関する通報が立て続けにあって
その対応でかなり大変なのですが
ハラスメントの対応をしていていつも思うのが
お互いの意志や思いが平行線をたどる
「ボタンの掛け違い」が
多いのかなって感じることがよくあります。


例えば
パワハラの被害者が話した被害状況を
第三者の方に何人か聞いてみると
実は被害者側にも何らかの問題があり
加害者と平行線をたどっていたケース。

加害者側も
被害者側のことを考えて伝えていたことが
ちょっとした言葉遣いや態度によって
被害者にはハラスメントと
受け止められたケース。


調査をする立場としては
被害者にも加害者にも寄り添い
それぞれがどんな思いで
通報したのか
対応したのかを
感情や状況を入れずに
聞き取りまとめていく必要があります。

「加害者が悪いのに何で言い分を聞くのか」
という疑問にもなりますが
同じ会社で働く仲間への対応なので
私にも被害者と加害者双方にも
これからの仕事上のつながりがあります。

それ故に
一方的な決めつけでの対応はできないですし
人間は良いところもあれば悪いところもあるので
双方にその部分をどう理解してもらい
今後に活かしていくかが大切と考えています。


ハラスメントという行為は
被害者にも加害者にもプラスになりませんし
何よりも調査や判断に関わる人にも
大きな負担になりますので
誰も幸せになりません。

お互いの関係構築の中で
相手を理解する余白を持って
良いところも悪いところも
まるっと受け止める
そんな余裕があると
状況は変わるのかなーと思っています。



【追伸】
今回のブログはハラスメントの調査の側面で書いていますので、実際の行為による処罰は一般的に在籍する会社の就業規則によって判断されます。また、セクハラの場合は「セクハラとなる行為」を行ったこと問題となります。
ハラスメントは複雑な状況が絡み、今回のように一概に整理できないケースも多くありますので、ブログの内容は一つの見方として読んでいただけますと幸いです。


【Special Thanks】
日記ブログヘッダーデザイン:光嶋唯留さん


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