キャリアは偶然の賜物

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こんにちは。ノブです。

自分のプロフにも書いていますが、キャリアコンサルタントとして10年以上対応しています。
その中で様々なお話を伺うのですが、キャリアの選択って意図して決めている人って意外と少なくて、たまたま出会ったものに影響されているっていうのを感じています。

例えば私の場合は、もともと新卒入社して始めた仕事は派遣会社でのエンジニア。
その後、何かの縁があって採用のお仕事を始めて、今の人事のお仕事につながっています。
その何かの縁っていうのも、全社の会議でプレゼンテーションをしている姿を当時の採用部門の方も参加していて気になっていたらしく、たまたま派遣先の契約が終わって落ち着いたタイミングで声がかかりました。

実際にキャリアは偶然、というのは理論として確立しています。
米国のスタンフォード大学のジョン・クランボルツ教授は、多くの人のキャリア形成を調査したところ、キャリアの大部分は偶然の出来事によって決定されているという事実があったそう。

これを「計画偶発性理論(Plannde Happenstance Theory)」と呼ぶそうで、ここで言われているのは、
・キャリアは100%自分の意のままにコントロールできるようなものではなく、大部分、偶然の出来事によって方向付けされているという事実がある。

・最終的に満足のいくキャリアを獲得した人は、むしろそうした偶発を積極的に作り出し、自己の潜在可能性を大きく開いた跡が見られる。

・したがって、将来が見通せないことをいたずらに不安がることはない。
①好奇心、②持続性、③楽観性、④柔軟性、⑤リスクを取る姿勢をもって、キャリアを切り拓いていくしなやかさが重要。
というものです。

私の場合もたまたまの偶然が重なって(全社のプレゼン、採用部門の方が見ていた、派遣先終了のタイミング)採用担当になり、その後は数社転職しながら、人事の仕事を究めたい一心で仕事を選択しての今があります。

なりたいものになるには大変なのですが、なれるように自ら動いていれば、おのずとチャンスをつかむのではないかと思います。

キャリアコンサルタントとして一番大事にしているのは、
「自分らしい働く意義を見つけること」
「自らの力でチャンスをつかんで、やりたい仕事に就けること」
このお手伝いを長期で行ってきました。

キャリアに関してのご相談がありましたら、ぜひメッセージなどでお声がけください。


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