31,000円台回復となりそうだが・・・ 円安を「好感する」のか「懸念する」のか、CPI次第なのだろうが・・・

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マネー・副業
 おはようございます。

 今朝は薄曇りとなっているが、梅雨入りも近いのではないかと思われる。株式市場は半導体株の好決算発表を受けて、前日までの調整感が薄れたという感じだ。ただ、米国の金融緩和の終了からのバブル崩壊、欧州の景気鈍化などが日本市場にも影響を与えそうであり、さらに中国の景気動向などが全く伝わってこないことも気になるところだ。日本でもインフレ懸念が強まるということになると、さすがに金融緩和の終了などが取りざたされる可能性もあり、株式市場でも買われすぎ銘柄を中心に調整となるのではないかと思う。

 ミニバブル状態だが、そこまで景気が良いのかどうかということだ。円安もまたインフレを助長するということでバブルを弾けさせる要因にもなるのだろう。日本株が割安というキャンペーンも日銀保有のETF(上場投資信託)売却への布石と見ているので、そろそろETFも話題になってくるのではないかと思う。これだけ米国での利上げがあるなかで、日銀の金融緩和終了が取りざたされることもなく、また、ETFについては全く話題にならないというのも不思議な話である。そもそもがマスコミは信用していないが、将来の需給もしっかりと考えておいても損はないと思う。

31,000円を割り込んで下値を試す動きから底堅さが見られての反発となった。ここからさらに戻して31,000円台を回復するのかどうかということになる。いずれにしても31,000円を超えて買われるというよりは31,000円を超えると売られるということなのではないかと思う。月末の売りを意識して週末の手仕舞い売りに押されるかどうかということだ。

米国ナスダック指数が大幅高となり、金利も急騰して円安となったことなどから、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、本日の日本市場も買い先行となりそうだ。ただ、昨日大きく上昇した半導体関連銘柄などが手仕舞い売りに押されるのではないかと思う。週末の手仕舞い売りに押されるのか、買戻しを急ぐ動きになるのかどうかということだろう。円安を好感する動きになっているが、インフレ懸念が強まると金融緩和の終了が取りざたされる可能性もあり、金利次第ということになりそうだ。

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