3 嫁姑克服からみる~同じ土俵から降りよう!

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【思いの詰まった「みかてら」とは?】


セルフアップコーチ*の天砂美佳です。義両親との同居7300日を超え、コーチングや心理学、セラピー、カウンセリングを学んで嫁姑を克服した自分の経験を振り返り、「嫁塾」を始めることにしました!
☆嫁姑克服とは☆
私が同居を始めたころ目指していた目標を達成したことを指します!
・家族の絆があり
・夫と夫婦信頼しあい
・子供たちを理解し
・両親、義両親を理解し
・家族に理解され起業する
今、この5項目すべて達成して、起業しビジネスを少しずつ大きく広げていこうとしています。



そんなワタクシ美佳が「寺子屋」のような、先生と生徒がひざを突き合わせて、自由に話ができたり、自由に研究し、自由に討論出来るような、そんなイメージのこじんまりしたスクールが出来たら素敵だな、と思っていたことをWEBで形にしていきたいと思って、「美佳の寺子屋スクール」略して「みかてら」をスタートします。


よくいる「おせっかいなおばちゃん」がちょっと経験があるから「それはこうしたほうがいいんじゃない?」とか「それはこうするといいよ」みたいな世話焼きアドバイスのような感じ(笑)


なので、一度伝えてみたけど、やっぱり違うかも、と思ったらじゃんじゃん内容も変えて、公開しながらブラッシュアップしていく!
そんなWEBスクールです。スタートするけど、必要に応じて常に変化してよいものを追い求めたいです。


ご承知おきくださいませ!

【嫁の立場は非常に弱い!】

さてさて、恒例の質問タイム♪
嫁ですが、嫁の立場って何ですか?


いろいろな嫁姑を扱ったドラマなんかもありますが、さてさて、この質問にういてあなたの答えは?
考えてみてくださいね~♪


結婚して義理の両親と同居するという時、「なんでも思いが通る」訳がないという風には思っていましたが、思った以上に「できない」事が多いということを身をもって感じることができます。これは実家で「娘」として自由にやりたいことをしてきた一個人にとって、非常に重要な修行の場となります。


誇張表現とか、からかい、ではなく本当にそうなんです。血を分けた親は「子供」に対し、「親なり」に接しますから、それが子供にとって嬉しいこともあるし、嬉しくないこともあるでしょう。それはそれ。やっぱり人間ですから。


結婚して義理の両親と暮らすというのは、さらなる発展形だと思ったらよいのではないかと思います。人間だから不完全なところがある同士、もちろん義両親だって、完全ではないですよね!?だけど、「経験が長い」つまり長生きしている、ということで、「嫁を教育しなくては」という厄介な思いを抱く義理のご両親もいると思います。


20年同居して思いますが、一番良いのは、義理両親の思いは理解し、納得したうえで、嫁自身が受け取るか、受け取らないか、決めることです。義理両親の思いは思いとして受け取ることはしてあげられたら好ましく、理想的です。相手は「自分達にとって良かれ」と思い、なおかつ「嫁がしたがってくれれば全部よい」と思っていると思います。


私自身は、自分が育った考え方やルールと義理両親が持っている考え方やルールがだいぶ違うと思いましたが、「まあやっていけるんじゃないかな~」くらいに構えていましたので、最初は「相手の考え方やルールを理解しよう」と思って、ある程度従っていました。
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そのほうが夫も楽だろうし、あとあと、「やっぱり違うんじゃないかな?」と思ったらその時に帰ればよいと思ったから。
でも、そうもいかなくなった。 。。

【やはり自分が一番かわいい】

同じ日本人でも、人間の考え方はだいぶ違います。私は自分に血を分けてくれた両親の考え方も、義理の両親の考え方も、近くで見ることができました。それで今、一つわかったことがあります。それが 


「自分が一番かわいい」


ということでした。だけど、義理の両親の世代なのでしょうか?自分が正しい、自分の思いが一番、とか、自分のルールが一番正しい、というような、「自分一番ルール」があって、義母は「ルール決め」が大好きな人でした。
自分がそのルールの中で安心できるんだと思います。次から次へとルールを作り、それを勝手に制定して、発表したりしなかったり、また、私が色々なことをして、義母のルール発表の場に居合わせなかったら、鬼の形相で「言ったじゃない!」と怒鳴る。


警察か?
裁判官か?


「ルール大好き」義母に育てられた義父や夫は素直に従っていましたが、私にとっては非常に迷惑な話でした。その時々のことしか考えず、以前のルールは忘れてしまう義母が、次に作るルールと整合性が合わず、私が困っても知らんぷり。


「以前はこうでしたよね?」


と言っても


「そんなの知らないわよ!」


って言うんです。だから、義母の「その時ルール」は沢山になり、私は、義母が作った新しいルールだけを遵守!することになりました。義母のルールというのは、人生に関わることや、人命にかかわることではなく、例えば、外掃除をする順序、とかどうでもいい事。どうでもいいから義母が良ければいいのでは?という感じです。ルールを決めてみんなを従わせて喜んでいるように見えました💦


義母の「自分ファースト」は、結婚当初私にこんな風に伝えられました。
「私、こんな風にわがままだけど、変えられないから」
「はぁ?」(私の心の叫び)


「わがままだからよろしくね」と言い張る義母。それは義父や夫、義理姉たちの接し方だったのでしょう。だから「嫁にも従ってもらわなくては」と思ったのかもしれないですね。


私は無言であきれていましたが、恐らく義母は「従ってもらって当然」と思ったのではないでしょうか。


【パワハラ対応】

マウンティングとをとりたがる人に対しては、できるなら、相手が望んでいる「私の方が偉いの!」をニッコリ笑顔で「しゃーないな、マウンティングとりたいんでしょ?わかったわかった」とその人の裏にある気持ちを理解して、納得した「振り」をすることで対応できます。(笑) 


義母もそうですが、「なぜそうなるのか?」「どうしてそれが必要なのか?」とか理論的に突き詰めるとぼろが出て、また怒鳴ってマウンティングをとるというところに収まります。


マウンティングをとる心理の裏にはおそらくこんな感情があります。


「自分が相手より偉いと主張したい」
「周りからちやほやされたい」
「自分が一番正しいと認められたい」


そんなもん無くても、自分を愛し、認められる人はそんな「マウンティング」をとらなくてもいいのです。逆に自分がしっかりしている人というのは、腰が低くて「この人大丈夫なの?」というくらい弱腰に見えたりするものです。


マウンティングをとるというのは「相手に馬鹿にされないように」という気持ちばかりが空回りしているような状態かもしれないですよね。 だから、あえてマウンティングしてくるなら、「面倒な相手だ」と心では思いつつ、「ああ、そうですね~」と笑顔で対応してあげる事が必要かな、と思います。 


我が家の義母のように「ルール作り大好き」だと面倒で、その時その時でルールを作るので、その時はいいけど、以前のルールと今回のルールが干渉して、「成り立たないよ」ということがあり、それを真面目にとらえていたワタシ。
「ああ~まだまだ粒が小さい!小さい!(笑)」


【誰が一番?】

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同居する場合、義理両親が建てた家、または、義理両親が受け継いだ家ということが多いと思います。私の場合は、嫁ぎ先も、自分の実家もサラリーマンという家庭ですので、そういう意味では会社はちがえど、ある一定時間、企業に奉仕し、その報酬をもらうという形の生計の立て方です。 


自営業の場合だと、家族全体が労働者ということもあると思います。そういうところでは、状況がもっと深刻化すると思っています。


嫁は、新しく来た家族だけれど、考え方や生き方が全然ちがうので、それまでの価値観とは全く違うので、まさに「アウェイ」な感じです。サラリーマン家庭だと、働いている先が家の外なので、嫁は生計のための直接の労働力ではありません。ただ、自営業の場合だと生計を立てるための直接の労働力でもあるので、それはまた違うご苦労があると思います。


我が家は義理両親が建て、相続問題のこともあるので、途中から私たち夫婦が借金を肩代わりしていくという話でした。ただ、義理父が誰にも相談なく、ローン返済を退職金で終わらせたそうです。


その意図はおそらく、「借金がいつまでもあるより、早期返済出来た方が、みんなにとって良いだろう」という義父の思いだったのでしょう。口癖が「なんで俺のように二世帯住居を建てて、息子たちと住まねえのかな?」でした。


どんだけ家族が大変な思いしてんのか理解しとらんのかい!!


と義父の口癖を聞くたびに思ってましたワ。でも、そういう「みんなにとって良かれ」と思う選択をするために、借金返済をしてくれたのだと思いますが、そのことで起こった周りの出来事にも全く気づか無い義父だったと思います。


自分の考えだけで生きていけるというのはある意味幸せ。


義理父が退職金で家のローンを払いきってしまったため、義母は「残されたお金がない」という不安がのこり、今でも「お金がない」と亡霊のように夜中歩き回ったりします。元気な時はそれこそ「この家はあたしらの家だから」とずっと言われてきたので、その度に「この家を出ていける自分になってやる」と誓って来ました。


「この家を出て行ってやる」
と何百回も唱えましたね。でもまだ居座っているけど(笑)


義母にとってはかなり悪い方向に波及した義父の「家のローン退職金で払っちゃったよ問題」でしたが、私たち夫婦にとっては「払わなくって良くなったよ問題」でした。ただ、相続税のことなどを考えて、途中からローンを払うことになっていたのでね。


ただ、今考えると、義父ならではの息子家族への思いやりだったのかもしれませんね。でもね、もしそうだとしたら本来は「家族全員が納得した形で感謝しながら、その義父のローン返済を早める行動を見守る」事ができたら良かったのにね。

【同じ土俵に立たない】

家自体がもうすでに姑と嫁にとっては「土俵」なのです。闘う場という感じでしょうか?


だから、その「土俵」の面倒を長年見てきた「姑」には「嫁」は勝てないルールがあります。私もずっと不公平だと思ってきましたが、それは不公平ではなく、そういうものだったのです。


じゃあ、どうしたらいいの?
そこですよね。


私が今思うのは、「嫁」が自由に「土俵」=闘う場所を探していけばいいと思うのです。私は義母にいろいろ言われて「思考停止」してしまった時がありました。
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出かけようと思えばいやがらせのような「いつ、何時に帰ってくる?」「どこに行く?」と矢継ぎ早に質問されて、「出かけたくない」と思ってしまった時期。でられなくなると思考の幅も、行動の幅も狭まります。


認知症を発症していた母が、「家のローン問題」でお金に不安を感じてしまっていたから、余計に不安だったりイライラして感情的に嫁に当たったのかもしれないです。だから、色々考えてじっくり探した仕事(家事代行)をスタートしたときは、本当にすがすがしかったです。しかも「仕事に行ってきます」という殺し文句は義母からはなんの文句も無しです。


だから、嫁の方が、家という「土俵」になじんでいない分、また、姑より年がわかりから柔軟性もありますしね。外に闘う場所(働き場所)をさがすのが良いと思います。ボランティアより働く場所が良いと思います。この家を金銭面から一緒に見守る、という「一緒に見守る」感があるほうが相手が納得すると思います。


その「同じ土俵に立たない」ということに気づくまで私の場合は随分時間がかかりました。


「出かけられない」
「玄関を通りたくない」
「出がけに義母の顔を見たくない」


など知らず知らずのうちに自分で制約を作り、それに縛られていたので、それもいけませんでしたね。自分が知らず知らずのうちに制約にがんじがらめになっていて、何もできず、思考停止してしまったこともわからなかったですから、それは危険信号ですよ~!


ということで、先ほどの
嫁ですが、嫁の立場って何ですか?
という質問に対して、一言で言うなら、「弱い」です。


同居していると、人が多いだけに、自分の思いと全然違うところからのアプローチが想定外の所とつながって、思っていなかった結果を生むことがあるので、そこが全て学びと捉えられれば、その「嫁」は強大な力を持つと思います!しかも、「鬼嫁」と言われるような表面的な強さではなく、見た目は弱そうなのに、裏で仕切っているような映画「スターウォーズ」の「マスターヨーダ」のような「嫁」になると思います♥

私の経験やコーチングのクライアント様とのやり取りの中でお伝え出来る事があると思っています。実際にコーチングだといろいろお話ししないと💦と思ったりしていませんか?こちらは文字だけでのやり取りで完結できるようにしました^^♪
良かったら見てみて下さいね♪

【嫁姑特化♪】



【恋愛と嫁姑♪】





*セルフアップコーチについて補足説明させてください♥


コーチについて:コーチというのは、もともとcoachという英語から来ています。coachという英語は駅馬車に象徴されるように、「同じところを繰り返し通る」というような意味があります。バッグのブランドの名前にもなっていますね。

そしてスポーツのアスリートたちがコーチをつけるのは、望む姿に導いてもらう、繰り返しの反復練習を指示するようなイメージがありますよね。現在の日本では私のような精神面のコーチをするいわゆるメンタルコーチは浸透しつつあるところですが、コーチがクライアント様とセッションする「コーチング」でクライアント様のなりたい姿を明快にイメージし、そこまで伴走して導いていく、そんな活動をさせていただいています。


私は、コーチングのセッションで、クライアント様が「なりたい姿」をはっきりイメージし、今のご自分からそのなりたい姿に変化し成長することをお手伝いする「セルフアップコーチ」と名乗っています♪


私がコーチングに出会った経緯はこちら↓↓に詳しく書いてあります!

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