本の出版でライバルに差をつけるKindle出版自己発見サポーターの天砂美佳です。
今回はKindle出版をしたことで、私が夫との関係を改善したという実話です。
ネットビジネスジプシー
私は結婚と同時に義両親と、彼らが建てた二世帯住居で同居を始めました。まあ無謀と言えば無謀なのですが、私のためというより、子供達にとって祖父母がいる環境が良いと思ってのことでした。
結果、結婚22年で、2年ほど夫の仕事の関係でアメリカ在住だったことがあり、同居20年という節目になっています。
そんな節目に先日義母が亡くなりました。数年前に義父は他界しています。ということで、今は同居も卒業したのですが、5年ほど前は気が狂いそうなほどの毎日を過ごしていました。
義母は認知症を早くから発症し、荒れ狂うときは暴力的でした、実際に殴るし、暴言もはいていました。どうやら治療に使っていた新薬の治験対象者になっていたようで、その新薬の影響で感情が抑えられなかったようです。
そんな環境から逃れたいと考えたのが、自分の生計を立てるための研究でした。結局研究し、調べて、ネット塾に入ってもうまくいかない。結局セミナーに行くように言われ、夫に理由を話すと「そんな危ないものやめろ」ということで理解もしてもらえない。
お金を払ってもセミナーに行けず、夫に従ってしまうという煮え切らない毎日を送っていましたが、ある時から自分を癒すため、自分を生かすため意を決してセミナーに出かけました。
それはネットビジネスではなく、心理学やコーチング、カウンセリングの学びでした。そこに行き始めてから、私の人生は変わってきました。
そんな時2018年に最初のKindle出版をしました。
それと同時に、やはり時折、お金を失うような塾には行ってしまったりしましたが、ある時、自動売買のシステムを買い、それが詐欺だとわかり、消費者センターに駆け込んだことがあります。
その時に、市役所の中にある消費者センターに行くのですが、頻繁に通うことが必要だと感じ、夫に大きな失敗ではありましたが伝えました。
その時に、私が以前から「義母の面倒は見れないから、お金を払うから施設に入ってもらおう」と夫に言っていたこともあり、夫は「おまえが変な詐欺に引っ掛かるにもおれが焦らせたことが原因ということもあるかもしれない」という意外な返事が返ってきました。
そして夫が続けて、「俺に分かるビジネスなら応援するから隠さないで言ってほしい」と言われました。
ビジネスママ誕生
その時に夫に言いました。
「実はKindle本を出版していて、そのKindle出版を手伝うという仕事をしていきたい。それと心理学やコーチング、カウンセリングを学んでいて、自分の問題を解決できて来たから、それも仕事にしていくから」
すると夫はこんなことを言っていました。
「人助けになることはいい仕事だ。俺も応援するから頑張れ」
結局夫が心配だったのは、夫がよくわからないことを妻が始めたので心配でしょうがないけれど、聞いてみるといわないし、問い詰めたら変な詐欺に引っ掛かっていて、消費者センターで返金処理をするという。
まあお金に関しては夫からこんな風に言われました。
「お金はお前のお金だから別にうまくやってくれ」
確かに、夫婦でも私たちは、お互いの貯金や財産がどのくらいあるのかをシェアしていません。自分で管理すればいいと思っています。ただ私が専業主婦になる前、会社員として働いていた時は家計として夫5万円、私5万円の10万円を家計としていました。
でも私が子育てに専念し、同時に義母の世話もある程度して、専業主婦となった時から夫が家計10万を出してくれていますが、足りない分は私が補填しています。
でも、夫婦でも自分の食いぶちは自分で、というのがいいのではないかと思います。本当に自分でお金を出して必要なことを学ぶという時に、全くお金が無い、または配偶者と一緒のお金から出すという場合には、自由度が全くないわけです。
私の場合、義母が認知症で荒れ狂っていた時で、そういう時は私にも自由度が無いだけでなく、やはり夫にも自由はなかったです。
先日、義母が自宅看取り2か月ののち静かに息を引き取りお葬式が終わってから、夫が一言こんなことを言っていました。
「俺もようやく自由だ」
本当に心からの気持ちなのかもしれません。
義母は施設に引っ越しして1か月で誤嚥性肺炎を起こし、病院に入院して原因がわかり、医師から「ご家族はどう考えますか?」と聞かれて自宅看取りに踏み切りました。
何もかも初めてでしたが、看護師の義姉さんを中心に、私が食事サポート、夫は朝晩の体位交換や着替えのサポートとその他いろいろ、子供達も必要な時には手伝ってもらいました。
そうやってみんなが一致団結して2か月間義母を看取りましたが、その時間も義母からのプレゼントだったかもしれません。義母へのネガティブな気持ちもなくなり、義姉さんとは距離があったけれど、非常に距離が近くなっていました。
その間中も、仕事のボリュームは最低限にして仕事自体は続けていました。
夫は同志
今は5年前の自殺したくなるくらいの環境から、全く変わってしまって、むしろ感謝ばかりです。
私の理想として家族に理解されながら、両親、義両親を看取ってビジネスをするというのが形になっていきました。そのビジネスの突破口を開いてくれたのがKindle出版だったということなのです。
夫からは半分冷やかしだと思いますが「作家先生」と呼ばれています(笑)
結婚と同時に義両親と同居したので、ずっと2人きりという状況はなく、義両親が亡くなった今も子供達がいるので2人きりはあまりないけれど、にぎやかで楽しいです。
上の子たちの学校がインターネットでの授業なので、常に家にいて勉強をしているのですが、たまに試験などで2人が外に出かけると、2人きりになり、子供たちが独立すると2人きりになるんだろう、など考えることがあります。
でも、私は仕事を続けていくつもりだし、夫はいろいろ器用な人で、今メーカー勤務ですが、仕事が終わったら、きっと車いじりや自転車いじりなどやりたいと思っていたことをじっくりゆっくりできるのではないかと思います。
だから、私が今度はお仕事するので、夫に家事をやってもらおう(笑)
そんな感じで、今はとてもいろいろなことがうまく回り始めています。子供達もいろいろ目標を見出して、将来のことを考え始めています。次女は小学校5年生から不登校になって紆余曲折したけれど、彼女の不登校からいろいろなことを学びました。
私自身はそういった周囲から学んだことを経験として、本を書いたり、問題の解決方法を伝えたりしています。それと同時に、最近ではKindle本を出版することもお仕事にできることがわかってきて、本当にやりがいがあるお仕事も自分で作り上げていくものだと思うようになってきました。
これも家族の理解があり、私が家事できない時は、子供達や夫が手伝ってくれたりするというのも非常に大きな心の支えです。
この幸運のきっかけは間違いなくKindle出版です♪