認知を考えるときに役立つ認知の5つのステップの話をしていきたいと思います。
今回の話の参考図書は、【ケーキの切れない非行少年たち2】です。ここから、心理学者:ハーマン・スピッツさんの話が参考になっています。また、複数の心理学に関する知識も参考にしています。
ハーマン・スピッツさんは、どんな人?
認知の5ステップと言われても、分からないところがあるのですが、この考えを発明した人が、ハーマン・スピッツになります。
ハーマンさんは、今でこそ、当たり前に言われる発達障害の人達の知能に関して、研究していました。その中で、考えたものなんです。
そのステップを見ていきます。
☆5ステップ
本題のそのステップが下記になります。
何か、ご自身の好きな趣味の事を考えてみて下さい。
この例での認知は、どのくらい先まで考えることができるか?になります。
🔶1ステップ
趣味のことが出来る→誉められる
🔶2ステップ
もっとやりたいと思う。やる気が出る
🔶3ステップ
さらに上手になる。
🔶4ステップ
公で、評価される。周りから、認められる。
🔶5ステップ
仕事になる。収入につながる。
ハーマン・スピッツさんは、知的障害児は、このステップを考えた時に、1ステップまでしか考えられないことを指摘したのでした。
なので、何処まで考えることができるかを考えていくことで、認知の深さを知ることができるんです。