模擬試験を10倍効果的に

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コラム
いつもありがとうございます。

明日は、神戸で、マスター受験指導士養成講座
が行われます。

毎月第4土日で行っていました。

全5回講座の最終日程です。

2月、3月と行ったところで、新型コロナの
影響で会場を借りることができなくなり
ました。

4月、5月と講座が行えませんでしたが、
6月からようやく再開でき、明日、明後日
で終了します。

新型コロナの影響で、講座関係を開催する
ことが難しくなっています。

ただ、オンラインでは得ることができない
価値が、生の講座にはあります。

定期的に講座を開催していきたいと
思います。

明後日は、ケアマネ試験の模擬試験も
開催します。

こちらはオンラインです。

コロナ禍で、オンラインでの講座も
一般的になってきたように思います。

「会場でできないなら、オンラインでやる」。

こうしたやり続ける姿勢が大切だなと
思います。

オンラインであれば、遠方の方とも繋がる
ことができますからね。

もちろん、直接お会いできれば1番良いとは
思いますが、生かせる資源を生かさないのは
もったいないことです。

どんな状況になろうとも、道が閉ざされる
ことはありません。

その道を発見できるかどうかです。

暗闇の中にいると、「もう、道はないのでは
ないか」と思ってしまうこともあるでしょう。

「自分に見つけられていないだけで、
道はあるんだ」ということを
忘れずにいたいですね。

さて、今日は、模擬試験を10倍効果的にする
方法をお伝えしたいと思います。

せっかく、模擬試験を受けるわけですから、
120%活用し、自分の力にしていただきたい
と思います。

模擬試験を、単なる、普段の勉強と同じに
してしまってはいけません。

これでは、10倍の効果を得ることが
できないのです。

模擬試験は、「本番である」という意識で
臨むことが大切です。

そのため、前日の過ごし方から、模擬試験は
始まっていると言えるでしょう。

試験日前日と同じ過ごし方をするのです。

試験日前日は、軽めの夕食をとり、軽く復習を
したら、サッと寝ることが大切です。

復習をせずに寝ても良いくらいです。

最後の最後まで、諦めず臨む姿勢は素晴らしい
のですが、自分の精神を追い詰めてしまう方が
います。

勉強すればするほど不安が高まり、「明日、
大丈夫かな」という不安で、心がいっぱいに
なってしまいます。

心が不安でいっぱいな状態では、自分の実力を
十分に発揮することが難しいのです。

パフォーマンスは、能力×心の状態で
決まります。

どれだけ実力があっても、心の状態が落ちてい
ると、実力を十分に発揮することが
難しいのです。

また、前日に勉強したら受かるほど、試験は
甘くありません。

それならば、前日は、潔く心の状態を高める
ことに専念した方が良いでしょう。

試験日当日も軽めの朝食にします。

わたしは、食べない派です。

色々な考え方があるとは思いますが、消化に
エネルギーを使うと、試験に十分なエネルギー
を注ぐことができなくなってしまいます。

試験は10:00に始まり12:00に終了するという
流れです。

特別な事情がない限り、この時間帯と思って
良いと思います。

10:00に試験が始まるので、10:00には、
頭をフル回転させられる状態にしておく
必要があります。

アイドリングが必要なのです。

9:00から仕事が開始の場合、9:00に間に合え
ば良いのではないのです。

9:00にフル回転で仕事ができる状態になって
いないとならないのです。

2分前、3分前にきても、就業規則上はセーフ
でしょう。

「それで100%のパフォーマンスが発揮
できますか?」。

ということです。

試験も同様です。

試験時間に間に合えば良いのではないのです。

試験開始時間に、頭をフル回転できる状態に
しておくことが大切なのです。

脳が活性化するのは、起床後2時間から3時間
とも、4時間後とも言われています。

様々な説があるわけですが、少なくとも、
2~3時間はかかるということです。

本番の試験であれば、移動時間や受付時間、
試験の説明の時間などもあるので、必然的に
試験開始2~3時間前に起きることになると
思います。

試験開始までが、本当に長いですからね。

模擬試験の場合は、ここを自分で管理して
いかないとなりません。

会場で受ける場合は、まだ良いのです。

会場に行くまでの移動時間や受付時間などが
あるからです。

会場が近かったとしても、起床後2~3時間
くらいは経過しているでしょう。

オンラインで模試を受ける場合は、
要注意です。

10:00開始で、「10:00に間に合えば良い」と
思っていると、脳が活性化していない
状態で試験を受けてしまう可能性があります。

オンラインではなく、模擬試験の問題だけを
取り寄せていることもあるでしょう。

模擬試験の価値は、問題を解くことだけに
あるのではありません。

本番の予行演習をすること自体が
価値なのです。

それを意識しておかなければなりません。

そのため、自宅で受ける際は、服装や部屋の
雰囲気にも注意が必要です。

寝巻きで問題を解くなんて、言語道断ですよ。

(笑)。

普段の勉強はそれでも良いですが、模擬試験は
本番を想定して行わなければなりません。

季節が違うので、本番と全く同じ服装でなく
ても良いですが、寝巻きは避けましょう。

部屋の雰囲気は、家族の協力が必要です。

10:00開始、12:00終了という時間を、
キッチリ守るということが
大切です。

携帯の電源はオフにし、家の電話も切って
しまっても良いかもしれません。

宅急便をその日に届くようにしては
いけませんよ。

(笑)。

家族がいる場合は、その2時間は部屋に入って
きたり、声をかけたり、大きな音を出さない
ようにお願いすることが大切です。

問題を解いている最中に、「お母さーん」など
と呼ばれたら、本番の予行演習は
台無しです。

この願いを家族が聞いてくれるかどうかは、
あなたのこれまでの勉強に取り組む姿勢に
かかっています。

毎日、毎日、努力を惜しまずに勉強をしている
姿を見たら、あなたの本気度は伝わって
います。

本気の人間を邪魔する人はいません。

積極的に協力してくれるはずです。

試験の解き方も、本番を想定した解き方が
良いでしょう。

問題1から順番に解くでも良いですが、
保健医療から解いても、福祉から解いても
良いわけです。

自分がペースを掴みやすい解き方があるので
あれば、模擬試験も、その通りに解くと
良いでしょう。

例年、問題1と問題2は、難易度が高いものが
出る傾向にあります。

そこで戦意喪失してしまうと、頻出の問題にも
影響を与えてしまうので、問題1と問題2は、
難しいから飛ばすという意識を持っておく
ことも大切です。

解けそうならば解く、難易度が高かったら、
飛ばす。

そのように解いていくと良いですね。

また、都道府県ごとに、若干の違いがあります
が、多くはマークシートかと思います。

模擬試験ではマークシートではないかと
思いますが。

まずは問題を全て解いてしまうことを
オススメします。

解答用紙に書くのは、問題を全て解き終えて
からです。

問題を解く作業と、解答を解答用紙に書く
作業は別の作業になります。

別の作業といっても、大したことない
と思われるかもしれません。

この微差が、結果を左右することも
あるのです。

解く時は解くことに意識を100%向けた方が
良いのです。

問題冊子に直接書き込んでいくと良いでしょ
う。

全て解き終えたら、解答を解答用紙に
写していきます。

ズレがないように慎重に。

最後の見直しは、ズレがないか、2つ選べの
ところを3つ選んでいないか、といった
ケアレスミスの見直しにとどめた方が
良いでしょう。

問題を見直すと、「やっぱりこっちかな」という
気持ちが出てきます。

そして、書き直したところ、最初の答えが
合っていたというケースが多いのです。

最初の直感が、だいたいは正しいのです。

わたしは、2問書き直しました。

1問は書き直した方が正解でしたが、もう1問
は、最初の解答が正解でした。

そんなものです。

書き直す時は、よっぽどの根拠があるときで
す。

問題を読み違えていたとか、忘れていた知識を
思い出したとか。

「うーん。やっぱりこっちの気がするな」という
程度の、あやふやな根拠であれば、書き直さな
い方が良いでしょう。

以上が、模擬試験を10倍効果的にする受け方
です。

簡単にまとめると、

模擬試験前日から当日まで、試験日のつもりで
過ごす。

時間や服装や雰囲気など、できる限り、
試験に近づける。

問題は、当日の試験と同じ解き方をする。

以上3点に注意して、いただければ良いかなと
思います。

暑い日が続いていますが、体調に気をつけて、
試験日まで諦めることなく頑張ってほしいな
と思います。

最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。

本日の一転語

~自分に”烙印”を押さない~

「どうか、あまり早く、自分に”烙印(らくい
ん)”を押さないでください。

要は努力の積み重ねです。

学問でも仕事でも、勉強積み重ねです。」

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