カンボジア・シンガポール旅行記 エトセトラ②

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 本当ならもっと早く更新したかったのですが、突発的な予定が入ってしまい……待っていた方がいれば、申し訳ありませんでした!!
 ① で明記した通り、②も準備編。
 今回はスマホ・アプリ関連。

 前回読んで頂いた方はお気付きでしょうが、私がブログで掲載している画像は、全て画像だけ。アプリに至っても同じく。
 これは皆さまのダウンロード方法がバラバラ。といっても、アップルストア・グーグルプレイの2通りが大半でしょうが、それでも他の方法。また別に私が紹介するアプリも、絶対強制!! ってなワケでもないので、全て画像紹介のみです。

 ただ1コだけ、シンガポール航空の飛行機取ったなら、必須になっているアプリはあります。ですがそれも、シンガポール航空以外で行く方には関係ない話ですので、やっぱりこれも画像紹介で。

 アプリ関連の話をする前に、まずは本体スマホの話!!

 当たり前ですが、自分のスマホをそのまま海外に持って行っても、スマホは使えません!! 
 写真など、アプリ・通信を使わない機能だったら別ですが。
 じゃあどうするのかって言えば。
 近年では何かと話題になる、SIMロックフリー(SIMフリー)。
 SIMロックフリーとは、さっくり書けば買った携帯会社の通信サービスしか使えないようにする、いわば立派な囲い込み。SIMロックをされた状態だと、自分のスマホをA社からB社の通信サービスには絶対出来ないので、そのロックを解く。
 自分のスマホをそのままに、自由に好きな携帯会社の通信サービスを受けられるようになるってことです。
 非常に長ったらしい説明で申し訳ありませんが、そういうことです。

 それじゃあSIMロックフリーにするやり方
① 携帯ショップに持って行く(大体手数料が3千円ほど必要)
 ただ2023年10月から、ロック解除についても原則無料化が義務となったため、今現在携帯ショップで手続きしてもらっても、手数料は掛からないかも。
② 自分が所持している公式携帯ショップ「MY○○」(○○には、自分が持っている携帯会社を当て嵌めて下さい)

 ① と違って、②は自分で手続きする必要がありますが、その分手数料は掛かりません。ただしちょっと面倒。

 そしてSIMロックフリーには海外で自分のスマホを使えたりするメリットも色々ありますが、反面。SIMロックフリーにしたことで
「新しいSIMにしたら、そのSIMが認識出来ない=スマホ使えない」
「通話が出来ない」
 など、そんな怖ろしいトラブルが起こっても、各携帯会社の保証外となってしまうので、皆さまどうかご注意を!
 だからまず、自分のスマホがSIMフリーに対応しているかどうか、良く良く調べてからSIMフリーにするかどうかを考えましょう!!

※ちなみに最初(2021年10月以降)から新しく販売されたスマホに関しては、原則SIMロック状態で販売するのは、禁止となったので、買った時点からSIMフリーの場合もありえます。
 これはスマホの機種(iPhone・アンドロイド)など関係なく、ご自分のスマホの設定画面で簡単に調べられますので、この2021年10以降にスマホ買われた方は、一度お調べになられては?

 SIMフリー面倒だわ~……と思われた方も安心して下さい。
 SIMフリーという言葉自体が一般的でなかった時代。海外でも使えるWi-Fiがあります!!
 ただこれ、重い。
 私たちが以前海外に行った時(約5年ほど前)使用したWi-Fiはかなり重く、そして荷物として、相当場所も取りました……
 でもあれから時代も進みましたので、もっと軽量化されているかも。けれど決して、自分のスマホより軽いと思ってはいけない(笑)
 後データの使用制限もあるので、ご注意を。Wi-Fi会社にもよりますが、無制限プランもあるにはありますが、その分お値段は張ります。

 海外Wi-Fiについては、あらかじめスマホ・PCなどで事前申し込み。そして自宅まで宅配(送料は自己負担)。もしくはそのWi-Fi会社がある空港の場合は、当日空港で受け取り・返却も可能。
 ただし! これ私の昔の実体験ですが、Wi-Fiサービス会社のカウンターがある場所って、出発ロビーからかなり離れています! そのため空港受け取りされる方は、結構時間に余裕を持って行動しましょう。朝の便などは特に!!

 あくまでも私個人の所感ですが、海外Wi-Fi使うんなら、もう宅配してもらった方がラクだと思います。あらかじめ準備出来るって、かなり大きい。コンビニ受け取りも可能だったりするそうなので(ただしこれも、各Wi-Fi会社によりけり)。

 ここからはアプリの話に移りたいところですが、その前に。
 基本的に私が紹介するアプリ・もしくは日本ならLINEなどのメッセージアプリ・SNSなどあれば、滅多に国際電話(カンボジア・シンガポール国内に自分たちが滞在中でも、自分のスマホ=日本のスマホですので、カンボジア・シンガポール国内に電話する場合も、全て国際電話となります)を掛ける機会はないでしょうが、それでも緊急時なども踏まえ、一応書いときます。
 例として自分の番号が090-2121-○○○○だとします。
 だとすれば、日本の国際電話のかけ方として、
  +(もしくは010)どちらでも構いません。
  +(010)が国際電話です。って証明なので、絶対+(010)をプッシュしましょう。
 そして日本の国際電話の国番号が81ですので、自分の番号を伝えたい時は、
+81-90-2121-○○○○
 もしくは、
01081-90-2121-○○○○
 です。
 つまり最初の090の0の代わりが、+81(010)になります。

 この国際電話の国番号は各国違うので、カンボジア・シンガポールだけは、ここに明記を。
 もし、違う国番号知りたいって方は、ネットなどで簡単に検索出来るので、そちらでお願いします。
 カンボジア  +855 (もしくは010855)
 シンガポール +65  (もしくは01065)
です。
 当たり前ですが、電話番号のお間違いにはくれぐれもお気をつけて!
 それと今のご時世的にも+番号で掛かって来れば、相手に要らぬ用心をさせてしまう恐れがあるため、なるべく必要な時以外は電話しない方がベター。でも緊急時や用事がある際には、躊躇わず電話しましょう!

 さて、これでようやく本題のアプリですが、
「SIMフリーにするのも、海外Wi-Fi使うのもめんどくせえ~!!」
 ってな人に、auユーザー限定ですがこれ。

 世界データ定額(auユーザーのみ)
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 このアプリを登録して、簡単な設定(本当に手順も簡単)したら、対象外の国もありますが、1日3MBまで通信可能! 支払いもau携帯料金で済んじゃうので、便利ではあります。
 が、これSIMロックフリーが2023年10月から、携帯会社に頼んだ場合でも原則無料化が義務となったため、その点を考えればお高めかもしれません。ただ、海外Wi-Fiを使うよりは(プランによりけりですが)……ってな感じ。

※このアプリ・海外Wi-Fiを含む注意点
 日本を出た時点で、その瞬間から全て世界データ定額にしろ、海外Wi-Fiにしろ、起動し始めます。
 飛行機内は自動的に機内モード。海外Wi-Fiはオフが定番なので、それは例外にさせて頂きますが、現地に着いた瞬間から、みんなスマホを使い出すと思いますので、世界データ定額も、海外Wi-Fiもその瞬間から起動すると思って良い(特に世界データ定額!)。

 だから皆さまが気を付けなければいけないことは、アプリや通信サービス関連でスマホを使っていなくとも、ただスマホで写真を撮られるだけでも、世界データ定額・海外Wi-Fiを使用していると判断されてしまいます!
 そのため「今日写真しか撮ってないのに、やけにデータ使用されてる……」というのも、バグじゃありません。

 世界データ定額にしろ、無制限プランの海外Wi-Fiじゃなければ、1日に使えるデータには限りがありますので、通信サービスを使用しない写真を撮る際などは、スマホを機内オフにするなどして、対策しましょう。
 ただしこれも、室内で写真可能な場合でも、シャッター音はNGとされる場面では、機内オフは止めましょう。機内オフだとシャッター音が自動的に回復してしまうので。

 世界データ定額の場合では、1日の使用料3MBを超えた場合でも、使えはしますが、通信速度が非常に遅くなります。しかし日付(おそらく現地)をまたいだ瞬間から、また3MBまで使えるようになります。


海外安全情報 無料配信サービス(たびれじ)
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 これに関しては、前回にも書きましたが、外務省が配信している海外安全情報サービスを入手出来るアプリです。
 トラブルがあった際、外務省にこのアプリで報告出来るというメリットも。


Visit Japan Webアプリではなく、WEBサイト。アプリは釣り! 釣りなことをデジタル庁も明記しています。だからアプリサイトにクレジット情報など、絶対入れないで下さい!!)
アプリじゃなくWEBサイト 20231213_223503_Chrome[1].jpg

 これはつい先ほど前述した通り、デジタル庁が提供している日本での出入国(入国審査、税関申告など)このウェブサイトにあらかじめ登録することで、日本での出入国をラクしようっていう、ウェブサービス。

 要は飛行機内で書かされる用紙を先に登録しちゃって、出入国審査・税関申告をラクにして、このウェブサービスを登録した人限定の、ラクラクゲートで済んじゃう。って感じですかね。
 ゲート待ちしなくて良い。っていう利点はあるものの、正直それだけ。
 飛行機の中って暇だから、飛行機からの乗り継ぎが、自分の最終ギリギリとかじゃない限り、そこまで必要ないかも。

 海外安全情報 無料配信サービス(たびれじ)にしても、Visit Japan Webもあったら、便利ってくらい。
 特に海外安全情報 無料配信サービス(たびれじ)に関しては、自分の行きたい国の情報は、ある程度皆さまご自身で調べているでしょうから、躍起になってダウンロードしなくても……とは、私個人は思わなくないので、その辺の判断は皆さまのお好みで。
 ちなみに便利度はVisit Japan Webの方が上です。

 この辺ぐらいから、現実的に。それでもあくまで、私のおススメ! ってな程度に思って頂けたら、それで。


WhatsApp Messenger
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 これは日本ではLINEほど知られていませんが、世界的規模で言えば、有名なのはこっち。日本でもビジネスで使ってる人もチラホラ聞いたり。
 カンボジアではこのWhatsApp Messengerを公的・私的関係なく、メジャーで使うそう。
 でも昔ながらのEメールアドレスや、電話さえあれば充分代用可能。けれどWhatsApp Messengerがあれば、タクシー拾う際など、圧倒的便利ではあります。
 しかし日本でのLINEと同様に、世界各国広がっているメッセージアプリは違いますので、WhatsApp Messengerさえ入れとけば、世界各国大丈夫というワケでもないので、ご注意を。


Grab-Taxi & Food Delivery
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 WhatsApp Messengerダウンロードするの、めんどくせえ。って思った方! タクシー・フードデリバリーに関してなら、実はこっちでも代用可。
 ただしこれは! 日本で議論が進められている「ライドシェア」。
 本来タクシー運転手でもなんでもないフツーの、民間の人が行っているサービス。フードデリバリーに関しても。
 カンボジアはタクシーにメーターがなく、全て交渉が基本の上、トラブルも多い昨今ですので、ご利用は慎重に。

 ただカンボジア・シンガポールも基本、流しのタクシーは走っていないので、ご注意を。トゥクトゥクなら、カンボジアにはたくさんいます。本当たくさん!
 でもどちらの国にも、空港にはタクシーがいますので、その辺はご安心を!

 ちなみにシンガポールに関しては、私個人のおススメアプリはありません。その理由はシンガポール編にて!

 けれどカンボジアに関してもう少しだけ言及すると、ホテルにタクシーお願い出来たら、お願いしてもらうのが、一番手っ取り早いと思います。もちろんホテルによりけりですので、ホテル側にしてもらえない場合でも、決して怒らないように!!
 WhatsApp Messengerなどありますんで!!


シンガポール航空で行くなら、これだけは必須。

MyICA Mobile Application
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 これ何だ言うと、シンガポール航空が運営の、乗客管理をするためのアプリ。つまりこのアプリがないと、飛行機自体に乗せてくれない可能性がある。
 ただ私たち個人で言わせて頂くと、このアプリを提示してくれと言われたことは、ありませんでした。
 おそらくシンガポール自体が、日本より電子化が圧倒的に進んでいるため(ここもシンガポール編で書きます)、登録した時点で乗客情報がもう管理出来ているためだと思います。

 ただこれ最大のネックなのは、日本語訳がないこと。全部英文
 でも書かれていることは、
 ・パスポート番号
 ・自分の個人情報(名前・年齢・住所・職業)
 ・滞在先のホテル
 ・自分が乗る・乗った飛行機の便名
 を登録時に要求されるぐらいなので、皆さま諦めないで下さい!! 頑張って~!!

 後、ついでに書くなら、飛行機内のWi-Fiも。
 シンガポール航空なら、飛行機にも専用Wi-Fiがあります。これは航空会社にもよるでしょうが、他の飛行機にも専用Wi-Fiがあったりします。
 ただこれ、全部共通して言えることは

飛行機飛び立つ前にそのWi-Fiアプリのダウンロードが絶対不可欠なこと!

 そしてシンガポール航空しか今回利用していないので、正確なところは分かりませんが、大体こういう専用Wi-Fi使うためには、その航空会社の会員になり、その上別途料金を支払って、初めて専用Wi-Fiを使えるようになります。
 ので、そこまで無理してWi-Fi使わなくても……というのが、私個人の本音。でもこの辺は完全に好き好きなので、皆さま各自のご判断で。

 そして最後になりますが、どのアプリに関してもダウンロードするなら、日本にいる内にダウンロードして下さい
 現地でアプリを登録しようとすると、なかなか大変なので……特にWhatsApp Messengerに関しては、ショートメッセージが届くのが大変で大変で……(経験済み)
 なので、皆さまは私たちの失敗を活かして頂けたらなあー。と、切に願います(笑)

 それでは今回は長くなりましたが、この辺で!
 一応の恒例。

 何かありましたら、なくても是非(笑)
 それでは皆さま、良いお年を!

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