タロットに尋ねる~こんな時どう示される?~ 怒り2

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占い
こんにちは。忍野です。
今日は喜怒哀楽の『哀』をやろうと思ったんです。
思っていたはずなんです。
しかし、なぜか占い始めたら『怒』を尋ねていたミステリー…。

もったいないから載せます。
それに、これはこれでまた収穫があったように思っています。

今回はこう出ました。
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ワンオラクルだけではそれと気づきようがないのは前回と同じです。
1つずつ見てみましょう。

大アルカナ

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ワンオラクル『死神』逆位置
2枚目『戦車』正位置
3枚目『太陽』逆位置

『死神』は逆位置で出た場合、いつもは『変化しない』と読みますが、今回は終わりを受け入れられない人々からの発想、『執着。こだわりを捨てられない』と読むのでしょう。
補足として葛藤しながらも立ち向かっていく戦車と
不注意を意味する太陽逆が出ていますので、併せて考えると

生じた不注意に対して執念深く立ち向かう。
というねちっこい怒りが見えてきます。

ワンド

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ワンオラクル『ワンドのクイーン』正位置
2枚目『9』逆位置
3枚目『4』逆位置

『ワンドのクイーン』は、天真爛漫や親しみやすいという意味の他に、面倒見が良い姉御肌、という面があります。
補足のカードは、耐えかねて動き出す『9』と
休息地から次の目的地へと向けて歩みだす『4』が出ていますので、併せて考えると

これまで我慢していたけれどそれも耐えかねて、あるべき姿を取り戻すために世話を焼く。
という、非常に建設的な怒りが見えてきます。
思春期の子どもにぶつくさ文句言いながらも結局は助けてくれるお母さんっぽい……。
「クイーン」と「9」の2人の目線が共に未来の方向(右方向)を向いているのも中々興味深いです。「9」の目つき凶悪ですね。

カップ

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ワンオラクル『2』逆位置
2枚目『9』逆位置
3枚目『7』正位置

さすが感情のカップ。わかりやすいですね。
『2』逆位置は、一方的な感情や衝突を示します。
補足のカードは漠然とした不満を表す『9』逆位置と
理想を追い求め夢を見る『7』が出ていますので、併せて考えると

求める理想とは違った現実に不満を持ち、そのため双方が行き違って衝突している状態。
という、まさに怒りの様相が見えてきます。

ソード

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ワンオラクル『8』正位置
2枚目『9』正位置
3枚目『クイーン』逆位置

『8』は、打開策がない、動けない。と言ったカードですが、目を背ける。という意味合いも持ちます。
補足の2枚のカードはどちらも孤独や悲しみを内包するカードなので、

悲しみや寂しさという根本にある自らの気持ちを直視できず、誤ったやり方で発散させようとしている。
という、実に分析的な理性のソードらしい(まわりくどいともいう)怒りが見えてきますね。
ちなみに2枚目の「9」を開いた私の目に浮き出て見えたのは、人物が寝ているベッドの側面の模様です。
これは争い傷つく姿、過去のトラウマを示していると言われています。
そのインスピレーションもあって、トラウマから目を背ける。直視できない。というリーディングを採りました。

ペンタクル

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ワンオラクル『ペンタクルのキング』正位置
2枚目『8』正位置
3枚目『ナイト』正位置

『ペンタクルのキング』は、私が占う上では基本的に良くない意味合いで出て来ます。今回は、所有欲や獲得欲。物欲として出ている模様。そしてペンタクルのキングが出る時は、基本「これ以上は伸びない」という意味合いがほとんどです。
補足カードはこつこつと時間をかけて成果を出そうと頑張る『8』と
未来の成功へ向けてこつこつと堅実な努力を積み重ねようとする『ナイト』。
しかし、キングのカードが出ている以上、これ以上の成果は望めません。

よって、もっと良いものを得たいのにそれが手に入らない状態。
という、実にペンタクル(コイン)らしい物理的な怒りが見えてきました。

前回と重複しましたが、
また違う種類の怒りと申しますか…それぞれのスートの持つ意味の多様性を垣間見た気持ちでいます。
ここまでやってきて本当に実感するのは、
タロットは実に様々な表現でこちらにメッセージを伝えてくれているんだなあ、ということ。
ぜひもっと仲良くなりたいです。

ご覧くださり、誠にありがとうございました。



俺、これが終わったら『哀』の記事を更新するんだ……。(フラグ)
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