2021.09.25
実は私は2020年12月20日(日)の夜に、このトラブルに見舞われました。
いつものようにお疲れ様とPCを休ませようとシャットダウンしようとしたら、「更新してシャットダウン」の表示が。
ああ、いつものMicrosoftの更新ダネとポンッとエンターキーを押しました。
そしたら、おかしな表示が。
「再起動をしてみて下さい。復旧する可能性があります。」
何度もやってみましたが、永遠のループ地獄に突入しました。
この記事では、その時の私の経験を元にどうやって復活したのか、そうなる前にやっておくべきことについて経緯とその対処法をお教えします。
記事を読み終えると、あなたはあってはならないことですが、その際にパニックに陥らないで1週間程度で対処して復旧することができるようになります。
-目次-
1.トラブルの原因
2.どこに相談すべきか
3.復旧までの道のり
4.助かったもの、助からなかったもの
5.不思議なe-taxの仕組み
6.トラブル発生時のダメージを最小にする方法
7.まとめ
1.トラブルの原因
こんにちは!管理人のキヨです。
このトラブルに見舞われた時、私のPCは購入後5年が経っていました。
Microsoftのバージョンアップを繰り返していましたが、PC本体は古びることもなくお仕事は普通にできていました。
でも実は私の知らないところでことは進行していました。
バージョンアップに旧型のPCが対応できなかったのです。
あとで知りましたが、PCの更新は3年程をめどに行うべきとのこと。
そうしないと今度のようなことが起きる危険が高まるそうです。
全ては私の無知のなせるわざでした。
次章からは、その際の私のドタバタぶりを紹介するとともに、この記事を読んでいただいた方には同じ目に合わないようにと、あらかじめ考えておくべきことをお教えします。
2.どこに相談すべきか
最初私は知り合いのPC系にくわしい人に連絡を取ろうとしました。
何しろPCが動かないので、いつものように検索で解決方法を調査する方法は使えません。
タブレットやスマホから検索してみましたが、キーボードが使えず不慣れなため、決定的な方法は不明でした。
折悪しく、そのくわしい人とも本人が本業が忙しく、連絡が取れませんでした。
どうしようか連絡を待ちつつ悩んでいると
『同じ頃、「コジマ」でも同じ現象が起きて騒いでいたよ』との
情報を耳にしました。
(実はこれはガセネタだったのですが、その時は必死でした)
「同じ現象が家電量販店の店頭で起きていたのであれば、商売にさしつかえるのですでに復旧済みのはず。
相談しに行けばその経験から復旧方法を教えてくれるかもしれない。とにかく行動しよう。」
その考えで、こわれたPCを持ち込んで調査を依頼しました。
「コジマ」は「ビッグカメラ」と「ソフマップ」と合わせて3社が一緒になった会社。
その「ソフマップ」部門が教育係になっているので、「コジマ」の顧客対応は
適切でした。
①Microsoftのバージョンアップ時にこんなことは起きること
②色々やってみて最後の復旧手段はあるけどそれは絶対ではないこと
③PC自体を買い替えする場合の見積をしてもらい¥120,000程度かかること
こちらを分かりやすく説明していただけました。
3.復旧までの道のり
最終的には、そもそも買い替え時期はとっくに過ぎているため、
必要経費として考え③の買い替えを選択しました。
「コジマ」に行ったのが12/22(火)、新しいPCの購入決断が
12/23(水)、
インストール作業に3日間ほどかかるとのことでしたが、前倒ししていただき
自宅に新しいPCを持ち込んだのは12/25(金)でした。
かかった金額は¥140,000程度になりました。
ここから新しいPCへの切り替えを行いましたが、
意外なことも起こりました。
4.助かったもの、助からなかったもの
まず、助かったもの
①word pressで作成したブログ
②Twitter
③ココナラ
こちらはクラウド系なので、大丈夫とは思っていたのですが、その通りでした。
12/26(土)から、PCのトラブルを説明するとすぐ普通の状態に戻りました。
そして、助からなかったもの
①旧PCのハードディスクに保存していたもの
②メール
③e-taxの前年度のデータ
①旧PCのハードディスクに保存していたものですが、
数としてはExcelとPowerPointの資料が若干だけ。
それもメールに添付して他の方に送信していましたので、
お願いして添付のまま「新しいメールアドレス」に返信して
いただき、1種類を除いて手に入りました。
以外だったのが②と③です。
②メールは「コジマ」から教えていただいて初めて知ったのですが、
プロバイダーが提供したメールのため、バックアップの保存先が
「デスクトップ」
要は、旧PCのハードディスクです。
これはどうしようもないので、あきらめて今後のために
クラウド系のGmailに切り替えました。
思いつく限りのメールのやり取りをしている先は、旧PCのトラブルを
説明して新しいメールアドレスに、私への問い合わせ先を切り替えていただきました。
③e-taxの前年度のデータですが、これもバックアップの保存先が
「デスクトップ」
2020年度の確定申告をするためには、何のデータもないと
とても不便なので、
税務署に相談に行きました。
そこで不思議なことに遭遇することになります。
5.不思議なe-taxの仕組み
税務署に行って事情を説明して、確認していただくと
国税庁側にデータは残っているとのこと。
何とかなりそうなので、ほっとしましたがそれからが
見たことも聞いたこともない体験をすることになります。
そのデータを印刷して来られて、「これで間違いないですか?」と。
確かに私のデータなので、「はい、確かに私のデータです」
そこからが不思議な質問が。
これを
①書き写しますか?
②スマホで撮影しますか?
結構膨大なデータですので、書き写したりできないので
スマホで撮影を選択。
私の住所と名前を手で隠して、撮影するようにと。
どんなおまじないかと思いながら、「もしかして!」とピンッと
きたので素直に撮影しました。
「個人情報保護法ですね」
「ええ、そうです」
どういうことかというと
①個人情報を勝手に見てはいけない
②見る場合の例外の規定が無い
だから、『自分の情報なのに、こんなおまじないをするしかない』
あとで国税庁のお客様相談センターに電話を入れて
本人なのでデータを送信または閲覧できないか聞きました。
何しろスマホで撮影しただけですので、細かい文字は
えらく見ずらいので。
でも、その方法しかないとのこと。
PCのトラブルが無ければ、そんな法律の不備があることを
知らないままだったでしょう。
6.トラブル発生時のダメージを最小にする方法
①トラブル発生時に相談できる近場の専門家の組織を知っておくこと
②バックアップを取る
③3年をめどにPCを買い替える
④クラウド系を活用する
①トラブル発生時に相談できる近場の専門家の組織を知っておくことは
私の場合は「コジマ」になりましたけど、場所は千葉県の八千代市から
千葉市まで3回ほど往復しました。
「専門家」といっても名前だけで、
3時間もリモートで調べてもらっても
最後には「PCメーカーに聞いて下さい」
こんなことを平気でいうところもあります。
日頃からトラブル発生時以外にもコンタクトを取って、そちらと
良好な関係を築いておくことをおすすめします。
②バックアップを取る
最近のUSBメモリーやSanDisk(SD)は容量が多いので、こちらに
バックアップを取るだけでPCを買い替えてもその場ですぐ
読み込みは完了します。
③3年をめどにPCを買い替える
私が買い替えた新PCはdynabookの松竹梅で言えば竹クラス。
でも非常に快適です。
お仕事の必要経費として、あらかじめ買い替え費用を考えておくことを
おすすめします。
④クラウド系を活用する
こちらは今回のトラブルでも問題は一切発生しませんでした。
PCを単なる端末として使用しているだけですので、端末が
故障しても取り換えればいいだけです。
メールはGmailに切り替えましたので、今後はトラブルと
無関係になりましたし、e-taxの方はお役所ですので
なかなかクラウド系に移行できないと思いますので、
USBメモリーやSanDisk(SD)にバックアップを取ります。
7.まとめ
以上、私の経験したことと、そこから学んだことを紹介させて
いただきました。
誰にでも起きる可能性があることですので、ご活用下さい。
日々の生活に追われて、なかなか調べる時間のない方に、
少しでも手間を減らせるようにさせていただきました。
多少なりともご活用いただければ幸いです。