セルフマネジメントは難しい。。。One on Oneでのフィードバックで、”やさしさ”を社内に広げる

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 経営者の皆様、おはようございます! みなさん、ダイエットや禁煙など、続けられていますでしょうか? セルフマネジメントってとても難しいですよね。

 ワークフロムホームで、セルフマネジメントができずに苦しんでいる人がたくさんいると思います。気づいてサポートできていますか?
 私の社会人生活は、営業車一台を与えられて直行直帰のセールスマンから始まりました。運転が好きだったのでお客様を訪問しまくり、成績は良かったのですが、一方、半分のセールスマンの成績がとても悪かったんです。
 きちんと訪問すれば注文を取るのは難しくないのに、なぜ売り上げが上がらないのか不思議だったのですが、のちに分かったのは、それらの人は映画やパチンコや喫茶店に入り浸り、あまり仕事をしていなかったようです。

 直行直帰ですので、お互い何をしているかわかりません。自分しかコントロールできる人はいません。

 訪問しなければ、当然売り上げは上がりませんよね。売り上げが上がらないことで怒られ、仕事を辞めていってしまいます。
当時はやる気や気合の問題だと思っていました。でも、私のダイエットも全然続きません。

 日本のリーダーシップの中で特に欠けているのが、”フィードバック”です。欧米のリーダーシップでは、フィードバックができないリーダーはNG!という常識がありますが、まだまだ日本は、”俺の背中を見て技術や知識を身につけろ”みたいなところがあります。

 それって、厳しいですよね。厳しいことも時には大切ですが、なかなかできないダイエットをしているときに、”おれが筋トレしているのを見ておまえもやれ”といわれるよりも、”がんばってるね!次はこれをやってみよう!や、”今はちょっと休んでつぎがんばろう”のようなフィードバックがもらえるほうが、続きやすいですよね。フィードバックはやさしさです。

 ということで、上司とのOne on One ミーティングを欧米企業はとても大切にしています。いそがしくても、週30分の1対1のフィードバックの打ち合わせは、コーチングとティーチングを使うことにより、モチベーションをあげ、問題解決につながり、仕事をスムーズにします。

 その効果を、経営者に対しても行ったほうが良いのではないか?というのが、私のExecutive Coachという仕事です。経営者は孤独でなかなか相談できる人も限られてしまいますので、第3者の立場としてコーチングを行い、経営者をサポートするのが私の仕事です。

 話がずれましたが、テレワークで孤独に苦しんでいる人はたくさんいそうです。もしかしたらお酒を朝から飲んでる人っているんじゃないか?と先日ふと思いました。当然仕事の効率は下がり、自分を責めますよね。

 そうなる前に、察知してサポートするためにも、ぜひOne on Oneの機会を、全社員に対して設計してみてください。経営者は各部門長と。各部門長は各部門のメンバーと。レポートラインに合わせてまずは設計してみてください。月1回でも効果は出ます。信頼の構築になります。やさしさを社内に広げましょう!

 孤独で苦しんでいる人を一人でも減らせるといいですね。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。素敵な一日をお過ごしください。

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