企業の中でのコーチング&ヒューニング

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ビジネス・マーケティング
新しい職場での日々は一月半が経過。まだ慣れない部分も多いですが、少しずつ活動領域も拡大しています。来週からは社内のキーパーソンとの面談が始まります。私自身がどこにどのような人が居るのかを知る機会です。初回であること、時間が限られていること、そのあたりを踏まえた時間の使い方をあれこれと考えています。

今の職場は複数の県に跨る組織です。本社からの情報、指示がなかなか行き渡らないというのが経営陣の悩みの一つ。しかしそれは裏を返せば現場で起きていることが経営陣に正確に到達していない可能性を示唆するものでもあります。会社から私への期待は会社の意思が届くようにしてほしいというものでありますが、情報の流れが双方向に詰まりなく流れているのかどうかの点検が必要です。このためにキーパーソンの面談を上司に提案して、それを実行することになったというわけです。

情報の流れる仕組みをどんなに立派に仕上げても、そこに流れる情報の質が低かったり、あるいはそもそも必要な情報が流れていなければ意味がありません。水を流すだけであれば上から下に流れるようにパイプを繋げばOKです。でも人間は水のように簡単ではありません。電気の交流のように周期があって機械的に制御できるわけでもありません。私たち人間には感情がありますし、それぞれの思い込みによる誤差が必ず生じます。それらを理解して上から下、下から上へと情報が自由に流れるような調整が必要です。

このような状況というのは私の勤務先に限らず、私の知る限りの多くの企業で多かれ少なかれ生じている組織のお悩みあるあるです。コーチング&ヒューニングとはコミュニケーションの技術。経営者と従業員、直接部門と間接部門、バックオフィスと現場との通訳として情報のハブとなることができます。



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