新人育成記録5

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ビジネス・マーケティング
(先週日曜日の続きです)
最初の段階でそういうマインドセットを持たせたうえで、指導者側がそれを感じさせる用意しなければいけないということです。

野村證券の調査ではによれば、最も成長しやすい人は、初めの上司が優秀であったかどうかということなそうです。もちろん個人の能力もありますからこれが絶対条件とは言いません。しかし最初の上司がどんな人物であるかは若者にとって非常に重要であるとのことです。

シンプルに優秀な上司は出世しますので、その人が部長になれば課長ポストが空きます。後任には自分が育てた人物が推薦されることが多いので組織論的な理由でも、優秀な上司の部下は出世しやすいということは言えるでしょう。しかし重要なことは最初に優秀な上司の下に付けば、その人の仕事に臨むマインドセットを学ぶことができます。一番最初のところで仕事の仕方や人間関係の築き方などをきちんと身に付ければ、そのあとは放っておいても自走できる人材となることができるのです。

反対に、最初の上司がダメな上司だと、そのダメな習慣が身に付いてしまいます。仮に次の上司が優秀であっても、最初に身に付いたダメな習慣が抜けるのには大変な時間がかかります。

ですから私は、今は仕事のやり方は部下のパートさんに任せ、私は仕事の捉え方や仕事に臨む姿勢をしっかり伝えきる事を重視して新人教育を行っています。


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