ペンタクルから探る引き寄せやら量子力学
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ごきげんいかがですか
桜、満開ですね。
桜をみて幸せな気持ちや清々しい気持にならない人っているの？？
って思ってましたが、最近ふとしたことから、
高校を卒業し進学を機に、かねてより念願の都会への脱出！
という、当時の私的にはまさしく この世の春 みたいな時に、
なぜか引っ越し直前めちゃくちゃ不安になり、
咲き始めた桜を恨めしくみていたことを思い出しました。
さて、今日朝から ”量子力学の観点から見た引き寄せとお金の関係”
という本を解説した動画を見たんですが、
その中で金銭的に豊かになるコツみたいな条件がいくつか紹介されていて、
結局その動画ではまずお金の力で豊かになってる自分を想像する、
お金に対するブロック（お金は汚い、稼ぐのは悪いこと、稼ぐには苦労する）を外し、お金について勉強し、浪費や消費ではなく投資せよってことが
その本の骨子みたいでした。
そこで真面目に聞いておけばよいのに、ふと
「タロットで金持ちといえばペンタクル」
などと思いついてしまいました。
引き寄せや量子力学は見えない世界、つまり潜在意識が非常に重要みたいなんですが、現代のタロットの考え方として、潜在意識はがっつり関わっている、と私は思ってます（細かく説明すると長くなるので今回は割愛）。
なのでなんらかの整合性がないと、タロットもしくは引き寄せの理屈、
もしくは私のとらえ方が間違っている！と思ったので、
共通性を探してみました。
ペンタクルは土属性で、土地や土地が生み出すもの（利益、金銭）、
またそのスキルや手段（仕事と技術）などを象徴しています。
そして見えるもの、測れるものを重視したり、そこをベースに考えるので安定感抜群って言われるので、
引き寄せとか量子力学みたいな、なんかもう全然わかんない宇宙の果てみたいな世界観と相容れるのか？ってのがまず一番に疑問に思ったことなんですが、
考えてみたらペンタクルのもうひとつの特徴として、
” 常に先を見通す ”ってことがあるんですよね。
これから世の中こうなるだろうとか、
10年後は自分は何歳で大体こうなってるだろうしもう若くないからこれくらいの資産があって会社の規模はこれくらいでとか試算してみたり
会社の将来性を世相や世の中の動き、その会社のポテンシャルなどを見て、
利益を生んでくれるはず！と思って買う株なんかは投資の代表的なものですけど、まさしくペンタクルはこれが得意な状態なんですよね。
なので逆説的に言えば、
常に見えてない世界しか見てない人ってことになります。
しかも現実的思考ベースで、根性論とか精神論で未来を夢見てるわけではないので、
結果を気にせず目的への情熱だけで決断・行動するワンドくんとか
こうなったらいいのになあと夢見るカップちゃん、
こうあるべきだ！という理想主義で向上しようとするソード氏
とかとは確かにスタンスがちょっと違うかもしれないです。
なんかこのあたりに、量子力学だったり引き寄せだったり、
あるいはペンタクルをより深く理解するヒントがあるような気がしました。
ところで、この本では目指すべき状態は”幸せな金持ち”としていて、
ここでの幸せな金持ちの定義とは、自分ができること・やりたいことを
社会に発信していき、それによってそれを受ける人も幸せになり、
結果的にその成果としてお金というエネルギーが巡ってくる、
みたいな話だったんですけど、
タロット的にもペンタクルの落とし穴ってここなんですよね。
あまりにも物質的な部分で優れているし、そういう思考とも相性が良いので、
きづいたらお金というエネルギーを獲得することだけに必死になって、
なにかを置き去りにしてしまいやすいんです。
ペンタクルキングは他のキング3人の中で一番金持ち、という設定で、
実際に服装とかはちょっと豪華な感じで描かれてる上、背景にお城、
手にでっかいペンタクル（コイン）っていうキンキラな感じなのですが、
なぜか植物がぼうぼうの庭に座ってるんです。
これはペンタクルの土属性や、繁りまくりの植物＝ありあまる富や成果
も象徴してるのですけど、きちんとガーデニングする余裕がない、
ガーデニングや造園など、なくても生きていける部分を楽しむ余裕がない、という意味もあるって言われます。
誰もがうらやむお城のような大邸宅に住んでいても、
なんかガラーンとしてたり、自分以外誰も住んでない、ってことにもなりがちなのがペンタクルなので、
お金＝エネルギーなのであれば、そのエネルギーを自分を幸せにする何に使うのか、なにをもって自分の幸せであるのかも見据えないといけないのかもです。
こう考えると、先ほどdisったワンドくんやカップちゃん、ソード氏の考え方や生き方を参考にする必要があるので、
やはりバランスが大事なのかもしれないですね。
