血のつながり<他人とのつながり

記事
コラム
「保健室まるみ」です。
ココナラの電話相談などをしている
保健師です。




最近日本では、
家族等の血のつながりより、
他人とのつながりを持とうとする
動きがあるなぁ
と私は感じていて、




これは
とても良いことなんじゃないか、
と思っています。




これまで日本では、
家族とかその一族で強くつながる、
そこ絶対につながっていなければ
いけない!みたいな社会だった
と思うのですが、




そういう所の縁は薄れていて、
(私自身もその縁を薄くしている方
なので)
それを加速させているという
罪悪感もちょっと有りながら




このままで日本は大丈夫なのかな?
日本はどうなっていくのかな?
と思っていたのです。




がしかし、




最近、
特に大きな苦難(災害やコロナ等)に
遭遇するとわかるのですが、




ボランティアとか、
クラウドファウンディングとか、
オンライサロングループとか、
何か同じ考えを持つ人々が集まって、
思いのほか強いつながりを持ち、
心からの助け合いをしている
のじゃないかと感じるのです。





相手が身内か他人か(血の繋がり)
という判断基準はそこには無く、
助けたいと思う相手かどうか、
というのが判断基準
なっていると思います。





これは素晴らしい世界に
なりつつあるのでは無いか、
と私は思っています。





身内が助けてくれなくても、
赤の他人が助けてくれる
ということですものね?
あれ?違います?(笑)




血縁を全ての基本みたいに
考えない世界では、
結婚しないと将来1人で不安だとか、
自分達夫婦には子供が居ないから
面倒見てくれる人が居なくて不安だ
とかは無いし、




助ける方にも、
他人だから助けないとか、
会ったこと無い人だから助けない
っていう話も無いですよね?
きっと。




ココナラの電話相談もそうです。
以前なら、友人や家族に相談すれば
良いじゃないか、ということ
なんでしょうけど、
ここでは、
一度も会ったこと無い人に
誰にも言えない秘密を話して
癒やされるのです。




それって、
私にとってはとても
安心できる世界に見えます。




ただ、その世界に必要な力が
1つ有ると思います。
それは「他人を頼る力」と
「他人を助ける力」です。




旧来の日本人には、
「他人を頼る力」の方が難しそう
ですね。
それは悪いことみたいに
教えられてきましたから。




私は、
他人を頼って
他人を助ける人に
なりたいと思っています。




そして出来れば身内も
素直に「助けたい」と思いたいし、
そう思ったら助けることに
したいなと思います(笑)

ではまた。

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