自由のもうひとつのことば……愛 前編

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インドの神秘家

和尚OSHO講話集より抜粋

以下はOSHO.comよりの転載です





<サニヤシン(和尚の弟子)の質問>

私はいつも恋人に

できえるかぎりの自由を与えています

ですが、しばしば

自分が自分を傷つけるような

居心地の悪い情況に追い込んでしまいます

これは私が自分をあまり愛していなくて

だから自分を二の次にしてしまっている

ということなのでしょうか?



和尚OSHO

それは、あなたが考えている以上に

込み入っているだろう



第一に、自分は恋人に自由を与えている

という考えは間違っている

恋人に自由を与えるあなたとは何者なのか? 



あなたは愛することができるし

その愛には自由も含まれる

それは与えなければならないなにかではない

それが与えねばならないようなものであれば

あなたが直面しているような問題が起こってくる



だから、最初からあなたは

なにか間違ったことをしている

あなたは本当は 自由を与えたくはない



あなたは

自由を与えねばならなくなるような情況が

起こってこないことを望んでいるにちがいない



が、あなたは

私が何度も何度も繰り返し

「愛は自由を与える」と言うのを聞いているので

自分に無意識のうちに自由を与えるように強いている



なぜなら、そうしなかったら

あなたの愛は愛ではなくなってしまうからだ



あなたは困った情況にいる

自由を与えなかったら

自分の愛を疑いだす

自由を与えれば

与えられないものを与えている



エゴは嫉妬深い

それと千とひとつの疑問を発する



「私は恋人にとって充分ではないのだろうか?

彼女には自由が

私から解き放たれて

ほかの誰かと一緒になるための自由が

必要なのだろうか?」



あなたはそれで傷ついて

そのために「私は自分を二の次にしている」

と感じ始める



彼女に自由を与えることで

あなたはほかの誰かを第一にして

自分を二の次にしている



それはエゴに対立するし

いずれにせよなんらかの助けにはならない

なぜなら、あなたは

自分が与えた自由に復習をしたくなるからだ



自分にも同じ自由が与えられることを願う

自分にそれが必要か否かは問題ではない



たんに自分が

軽く扱われていないことを証明したくなる



第二に、恋人がほかの誰かと一緒にいるので

あなたは彼女といることに少し奇妙さを感じる

そのことがあなたと彼女の間に立ちはだかっている



彼女はほかの誰かを選んであなたを侮辱した



あなたはずいぶん多くのことをしてやった

彼女に自由を与えるほど気前が良かった

傷つけられたと感じているので

あなたはなにかのやり方で彼女を傷つけようとする



しかし、そのすべてのことは

ひとつの誤解から起こってきた



後編へ続く





インドの神秘家和尚OSHO講話集

Osho, Beyond Psychology, Talk #25より抜粋



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